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記譜に関して「符幹」の生え方
音楽に関して 記譜をする際に、「符頭」から「符幹」の生え方で、上に突き出るときは、右側。下に突き出るときは、左側というのは分かりますが。上に出すか、下に出すか五線譜の高さによって、決まったルールなどあるのでしょうか?基本的には上に突き出るモノが見慣れているのですが、誰か知っている方いれば教えて頂きたいです。 無性に気になり始めました。
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五線の中に単音(または単旋律)で書かれているか、重音(複声部)で書かれているかでも変わりますが、およそ次の書き方になると思います。 〈単音の場合〉 五線にはその名の通り五本の線がありますが、真ん中の線(第3線)より下の音は上向き、第3線より上の音は下向きが原則です。ちょうど第3線上の音は、下向きがかなり多いですが上向きに書かれている例もあります。 〈複声部、複旋律の場合〉 上下に分けて書く場合は、だいたいの場合は上声部は上向き、下声部は下向きになります。 〈重音の場合〉 同じリズムで二つ以上の音を同時に鳴らす場合は、その全体の音の重心が第3線より上にある場合は下向き、重心が第3線より下にある場合は上向きです。 〈8分音符以下の音符が二つ以上括られている場合〉 8分音符より短い音が連続する場合、ひとつの旗で括って書かれる場合があります。そのひとまとまりの音の高さが違う場合(例:ドラソ)は上述の重音に倣い、ひとまとまりの音の高さの重心(平均値)が第3線より上なら下向き、第3線より下なら上向きです。 〈例外など〉 さらに複雑なものや、上述したケースでも、見やすさ優先などの理由により例外として上述したのとは逆になる場合も実際の楽譜ではあります。
お礼
明快な回答ありがとうございます。 基本的にはしっかりとしたルールがあるのですね。 勉強になりました。