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長期債務残高と国の借金の関係
2007年度末の国および地方の長期債無残高は、773兆円。 http://www.mof.go.jp/zaisei/con_03_g03.html 一方、国債や借入金などを合計した「国の借金」は849兆2396億円(うち国債残高は684兆3278億円)。 http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/080512/fnc0805122141017-n1.htm 国および地方の長期債無残高は、「国の借金」を含むと思ったのですが、額は後者の方が大きく数字が合いません。この両者の関係がわかる方、理由をお教えください。
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一番大きな理由は、短期借入を含むかどうかです。前者は含みませんが後者は含みます。 税金は、日本の場合大部分の税収が8-9月に納められる(が、税収額は2-4月に決まる)場合が多く、3月末は入ってくるはずの収入を待つ時期に当たります。 しかし、年間を通して一定の仕事をする方が効率が良いなどの理由で入ってきた都度使うとすることは出来ませんので、短期債を発行することとなります。この額が、記事にもありますが107兆円ほどあります。 この773兆円と849兆円の差は、大部分がこれで説明できるかと思います。
お礼
質問から3年経ってしまいました。わかりやすいご回答、ありがとうございました。