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DNAの「反対方向」とは?
DNAのらせんが、「互いに反対方向に結びついた二本のリボン」と表現されることがありますが、この「反対方向」というのはどういう状態の事を指しているのでしょうか?。何が反対方向なのでしょう?。よくあるらせんの模型なども見た事はありますが、どこがどう反対なのかがわかりません。
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DNAの「リボン」をもっと詳しく見ると、塩基が無限に連なっているわけですが、この塩基は立体で複雑な構造をしており、もう一つのリボンと結合するための「手」は右手しかありません(つまり方向性があります)。ですから2本のリボンが手をつなぐには、逆方向を向く必要があります。 人の列の例えると、北を向いて並んでいる列と、南を向いて並んでいる列が、右手同士を繋いでいる感じです。(同じ方向を向いていると、右手同士を繋ぐことは出来ませんね)。 ちなみに背中側にあたる端を「5’末端」、前側の端を「3’末端」と呼びます。
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- TTOS
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DNAが合成されるときの向きも一方通行です。 2本の鎖はそれぞれ反対方向に伸びていきます。 アニメーションで、リーディング鎖とラギング鎖を確かめてみてください。 http://www.nig.ac.jp/museum/dataroom/replication/02_action/index.html
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ありがとうございます。 よくわかりました。
- happy2bhardcore
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5’--------------------------- 3’ 3’--------------------------- 5’ 二本の鎖の向きが互いに逆という意味ではないでしょうか?
お礼
ありがとうございます。でも、まだよくわかりません。らせん状のリボンの「向き」とは、リボンの何がどちらを向いている事を言ってるのでしょうか?。らせん階段でいえば、手すりがちょうど2本のらせんを描いていますが、これらは常に平行であるがゆえ、つまり「むしろ同じ方向」だと思えるのですが。 5’--------------------------- 3’ 3’--------------------------- 5’ ↑これはどういうことなのでしょうか???。
お礼
ありがとうございます。DNAのらせんはらせん階段と同じと思ってましたが、よく見ると、らせん階段とは形が違いますね!。DNAの二本のリボンは平行ではありますが、それをつなぐ横板はねじれていて、これでは階段として上る事ができません。よく考えたららせん階段の手すりは右が大回りで左は小回りです。おっしゃるとおり、「右手」ということであてはめてみると、よくわかりました。