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パーキンソン病の幹細胞治療について。
現在44歳で若年性パーキンソン病を発病して10年以上になります。幹細胞治療に期待をしているのですが、実際に治療が受けられるのは、大体何年先のことになるのでしょうか。それと、具体的な治療方法ですが、脳の手術をすることになるのでしょうか?研究に携わる方もしくは、ご存知の方。教えてください。
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再度のご質問ありがとうございます。 >医者からは電極を埋め込む手術を受診のたびに勧められますが、具体的に考えたほうが良さそうですかね。 主治医から電極埋込を勧められているということは「内服治療で ON-OFF がかなり強く、コントロールがあまりよろしくない」という状況と理解してよろしいでしょうか? ご存知のように埋込電極の条件は: (1) 現在の内服治療では ON-OFF のコントロールに限界がある。 (2) ONの時には諸症状による障害がかなり少ない。 (3) 脳血流の低下が生じていない。 ですが、埋込電極の効果は、現在の調子のよい時(=ONの時)以上にはならない、わけですので、現在内服で考えられる限りの治療がなされているかどうか、が問題となってきます。 もう10年を経過なさっているので、おろらくいろいろ試されていることと思います。 ドーパ剤(ネオドパストンやECドパールなど) 新しいドーパミンアゴニスト(レキップやビ・シフロールなど) 分解酵素阻害薬(エフピーなど) などの服用が維持量いっぱいになっているはずです。 まだ、薬の投与が不十分であれば、それが優先します。 一旦、埋込電極手術を受けても将来細胞移植療法が開発された時点で、それを受けることは可能です。 埋込電極手術については、上記などの現行の条件に沿って決めることでよいと考えます。
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- daigoin
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医学の進歩速度は確定的なことは言えません。 予想外に速くなることもあります。 パーキンソン病への幹細胞治療は、細胞移植が考えられていますから、「臓器を作る」よりもそれだけでは比較的単純です。 黒質の細胞を作って脳内への移植ですから手術となるでしょう。 けれども、これまで胎児の黒質細胞の移植術などの結果から、単純に細胞を入れればよい、というではないこともわかっています。 諸々の要素を考えて、やはり臨床的実験が世界のどこかで始まるのが10年先、実際のリスクや問題点、失敗例などが出てきますから、日本で治療レベルで導入されるのは早くても15~20年かかるように思われます。 けれども、幹細胞治療について誤解をしないでください。研究費獲得の思惑もあって、研究成果のマスコミでの宣伝は大々的で、今にも臨床応用ができるような印象を与えています。でもこれは全くわからないのです。 癌化の問題は別としても、いろんな具体的課題があるのです。
補足
早速の回答有難うございます。 かなり先の話のようですね。医者からは電極を埋め込む手術を受診のたびに勧められますが、具体的に考えたほうが良さそうですかね。よろしければ教えてください。
お礼
お礼が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。 ON-OFFが強いという段階ではありませんが、一日のメネシットの服用量が多くなってきたもので、今後のことを考えると、手術のことも考えたほうがよいでしょう。ということでした。 ご丁寧な回答に感謝いたします。