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土壌汚染問題
給油所跡地、土壌及び地下水対策工事が8月より来年3月まで行われています。 当、物件は平成13年5月廃業、平成15年8月に解体しています。事前にボーリング調査をした資料を見ますと、ベンゼンの数値が基準値(0.01mg/L)の670倍。これは全国でも例を見ない数値と思われます。 しかも、スタンドとしては約180坪と小さい土地で、データーを見れば近隣住民の敷地と、市の側溝にも相当数汚染されているのは明らかです。 解体当時、タンク内部の残油処理をしないままずさんな解体処理をし、相当数の残油が漏れ出し、当時適切な処理をしない、又、一部分に流動しない高濃度ベンゼンが埋設したとも思われる物質が、市の側溝と近隣住民に隣接した箇所にある事も分かりました。 このまま放置しておけば、やがては地下水脈に入り、多くの病人が発生するのは必至、のちに数メートルで到達すると考えられます。 現在の工事中にも、完全な処理を実施する方向を取り付けなければならないと考えます。 危険物を扱う会社として又、環境を保全しなければならない企業として、驚きと怒りを感じている次第です。皆さんのご意見、又、専門的アドバイスがございますたら宜しくお願い致します。
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- geo-nichi
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はじめまして。私は土壌汚染の調査や対策をしている会社で技術者をしております。doudesyoka様の仰る事、とてもよくわかります。 私も以前、解体業者の不届きな仕事によってもたらされた、TCEの二次汚染を調査・浄化致しました。その時の解体を請け負ったのは大手ゼネコン「指定調査機関」さんで、実作業は下請けの業者さんでした。大手ゼネコンさんは汚染があることを知っていました。しかし、下請けの解体業者に注意点も話さず、結果二次汚染を引き起こしてしまった様です。 私はこう考えます。汚染現象を知る調査会社が、解体業者等を管理していかなければ、また同じことが起きるのではないかと思います。解体業者は解体することが仕事で、汚染物質には無知です。そのため、その部分をサポートしなければ、汚染対策にコストをかけてもきれいな土地にはなりません。 そもそも土壌汚染対策法は、ゼネコンの公共工事を減らした分の補てんのために作られた法律であると思います。儲ける部分を公共工事から土壌汚染に移しただけで、誰も人の健康なんて考えていないのではないでしょうか。現在、そういう会社が多いのも現状です。 土地にきれいにする為には、また近隣に迷惑をかけないようにするには、調査や浄化をする企業を選ばないといけないと思います。 決して大手だから良い技術を提供している訳ではないと思います。
お礼
大変参考になるご意見ありがとうございました。ゼネコンの裏の手口がある事を知り、驚いています。土壌汚染問題に関して益々関心が深まりました。ありがとうございました。