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「召し上がられる」と「お召し上がりになる」
二重敬語についての解釈にちょっと混乱があるのでアドバイスください。 (1)A「召し上がられる」とB「お召し上がりになる」 (2)A「逝去される」とB「ご逝去になる」 (3)A「亡くなられる」とB「お亡くなりになる」 これらは全て二重敬語と解釈して誤りだとみなすべきでしょうか? 私の感覚では、(1)B、(2)A及び(3)A,Bは許容範囲のようにも思えます。 (3)に関しては「亡くなる」自体が尊敬語かどうかが問題になると思いますので、併せてご教示頂ければ幸いです。
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回答ありがとうございます。 >事実複数の国語辞典で、上記二重敬語の例文を挙げています。 そうなんですか!「ご逝去になる」は聞いたことなかったので意外です。 皆さんの回答を拝見しながら、自分なりに考えてみると、やはりどうも「二重敬語」を一からげに誤りとみなすのは無理があるようですね。 例えば、「召し上がってください」は文法的には正しいけれど、状況によってはぶっきらぼうな感じがしなくもない。やはり「お召し上がりください」と云いたくなってしまいます。 また、「お食べください」とは(常識のある人なら)絶対に云いませんが、これを(義務教育レベルの)国文法の見地から誤りといえるかどうか。「尊敬の意を表す動詞が存在する場合はそれを優先的に用いる」というルールを定めればよいのかも知れませんが、そうすると「お亡くなりになる」は誤りで「逝去する」が正しい、ということになってしまい、整合性が保てなくなりますね(もしかしたら認識違いがあるかも知れません)。 やはりケースバイケースで正しい(と思われる)表現を蓄積していくしかなさそうですね。 「二重敬語」を一からげに誤りと見做せないことを再認識できて非常にすっきりしました。 ご回答いただいた皆さん、どうもありがとうございました。