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N値と深度の関係

ボーリングデータを集約し、縦軸に深度、横軸にN値をとり深度分布を表現した図を見かけます。 説明文に頻繁に「深度が漸増すると伴にN値が増加する」とあります。 深度が深くなるにつれN値が大きくなるのは、古い地層なので直感的にも分かります。 わざわざこのように表現するのには何かあるのでしょうか?(深度が漸増すると伴にN値が増加するとこういう風に安全であるなど・・・) 逆に漸増しなければ安全上など何か問題があるのでしょうか? そもそもN値と深度の関係を図にする意図とは何なのでしょうか?

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  • river1
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回答No.2

補足について >違和感を感じるのですが? 違和感を感じないでください。 素直に解釈して下さい。 ボーリングのポイントの地盤高さは、平坦ではありません。 各々の測点ポイントのレベル差があるのは、当たり前の事です。 柱状図は、あくまで測点ポイントの地盤面からの距離です。 実務として建物の基礎を計画する時は、敷地の平均地盤高さ、或いは設計地盤高さを決めて、各々の柱状図に設計基準地盤の印をつけて計画する事となります。 測点ポイントのレベル測量は、ボーリング調査と一緒に忘れずにやる事が大事という事となります。 考え方で見方が変わります。 割り切って見るようにすれば、違和感を感じなくなります。 また、土質の厚さも測点ポイント毎に違います。 地層の形が分かると、昔の地形が予想出来るようになります。 昔は沼地とか河底とか分かるようになります。 此処まで来るには、其れなりの実務経験が必要ですがね・・・ ご参考まで

nc1983
質問者

補足

何度もご回答ありがとうございます。 極端な例で,標高100mと標高200mの柱状図でも,各データ伴に深度0から考えて良いということですよね・・?解釈が間違っていたら申し訳ありません。

その他の回答 (1)

  • river1
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回答No.1

この質問は、工業高校の土木・建築の教科書の最初の方に書いている内容ですね。 >わざわざこのように表現するのには何かあるのでしょうか? 地質調査の柱状図は、建物や土木工作物を安全に設計する地盤の在りかを知るためです。 >逆に漸増しなければ安全上など何か問題があるのでしょうか? N値の値の低い地盤は、建物などの重量に対しての耐力が無く、沈下して建物が倒壊します。 大きな問題ですね。 >そもそもN値と深度の関係を図にする意図とは何なのでしょうか? 安全な建物や土木工作物の基礎を作る為です。 N値30以上の地盤で設計します。 基礎の底辺深さや、杭の必要長さを求める為に必要です。 ご参考まで

nc1983
質問者

補足

ご回答ありがとうございました。大変参考になります。 この図は実務的には基礎の底辺深さや、杭の必要長さを求めるために描く、つまりどの深度から地盤が安定しているのか分かるのですね。 専門家ということでもう一つお聞きしたいのですが、 こういった図は複数のボーリング柱状図を用いて描いていますが、どれも孔口標高は異なっているはずのに、座標軸は深度です。標高差があるのに、すべての柱状図が深度0からプロットされるのには違和感を感じるのですが?

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