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葬送と酒宴
私の郷里は田舎の方でして、何度か葬儀の経験があります。 お通夜の晩ですが、集会所に集落の人が集まり、盛大に酒盛りをします。 喪家は出席しませんが、喪主が挨拶に出向き、葬儀への協力をお願いして退席するのが通例です。 そして葬儀が終わり、火葬から帰ってきますと、喪家の自宅で(あるいは近隣に親戚があればその家で)、打ち上げ・慰労会のような感覚で、やはり酒盛りがあるのです。何らかの仏教的な意味合いもあるのかもしれません。 葬送と酒宴との親和性・必然性につき、多少違和感もあるのですが…。 そのような風習が残っている地域は、現代でも少なくありませんか?
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私の地方でも、火葬から戻った後、ちょっとした会席の場が設けられます。 「精進上げ」と呼んで、これをもって忌明けと見做すようです。 宗教的な意味とは別のところで、お酒が好きな人にとっては、お葬式が酒を遠慮なく飲める口実になっているのでしょうね。(^-^)
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- alpha123
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酒宴といっているのは「通夜振舞い」のことですね。弔問に来た人を遺族が酒宴でもてなすというのがもともとの意義だったでしょう。 だから出席者は一箸だけでも口つけるのが好ましい。(もとは肉など避ける精進料理だったとか) いまではこだわらないけど。 通夜自体がいまは半通夜です。簡略化するのは生活の合理化だから遺族の意向次第だが、寿司や料理出して、故人しのびながら会食するのは供養という考えはいまも残るでしょう。 飲みすぎて酔いつぶれるのはいまの人はあまりしないが、故人しのんでわめく人がいてもそれも供養と受け取るのが常識的対応です。 (酒の上のことと後ではそれを話題や問題視しないのは大人の知恵ってものです)
お礼
ご回答有難うございました。 通夜振舞いとは別個に、通夜の晩に、喪家ではなく、集会所に村の人が集まり、本格的な飲み会を始めるのです。この地方独特のものかもしれません。また、ここでの酒代の一部を喪家も負担するのかもしれません。 お葬式を出すのには相当のエネルギーが要りますね。
お礼
なるほど、火葬の後の酒盛りは精進落としのことだったのですね。 私は酒を全く飲みませんので、仰る通りで、葬式にかこつけて結局酒が飲みたいだけだろうぐらいに受け止めていたのです。 ご回答有難うございました。