こんな短編集知りませんか?
私は26歳です。私が8歳~11歳くらいの間に、繰り返し読んだ文庫の短編集があります。引越し等で失くしてしまって、もう一度読みたいのですが、題名が分からなくて…
○日本の昔の時代、木の妖精のお話(桜?桜が散ると、妖精もいなくなってしまう)。作中で子どもたちは鮮やかな緑のほうれん草を畑から抜いたり、「ひとりで寂し、二人で参りましょ、見渡す限り…」とお手玉を数え歌していたり。『題名不明』
○もぐらが拾った銀貨で土地を買う。土地に井戸を掘って、汲んだ水でもぐらはさらに儲ける。やがて欲深くなったもぐらは…。『題名不明』
○母のアイシャドウをまぶたに塗って眠ると、いつも同じ夢を見る。青い花畑をただただ歩く夢。『題名不明』
○スポーツ用品店の息子の僕は、裏通りに面したショーウインドウのディスプレイを初めて任された!オレンジ色の紙をいっぱいに張って、スニーカーとなわとびを置いてみた。そこに女の子が声をかけてきて…。女の子が持ってきたオレンジ色の液体に、布の縄跳びを浸して二人で目を閉じて跳ぶと、瞼の裏に砂漠が浮かぶ…『題名不明』
少なくともこの4つのお話が1冊に入っています。(もっとあるのかは忘れてしまいました)
私は、最後のお話が特に好きで、縄跳びにオレンジジュースをかけて跳んだものでした。笑
もう一回読みたいのですが、物語以外がさっぱりです…
ご存知の方、いらしたら教えてください。