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微分演算子法

微分演算子D=d/dt として、 x={1/(D^2-2D-8)}(t-14)e^t     ・・・1 ={e^t/{(D+1)^2-2(D+1)-8}}(t-14) ・・・2 =(e^t/(D^2-9))(t-14)       ・・・3 =((-1/9)e^t/(1-D^2/9))(t-14)   ・・・4 =((-1/9)e^t(1+D^2/9+・・・)(t-14) ・・・5 これはとある問題の解答の途中経過なのですが、この過程の中にわからない部分が二つあります。 1つ目、式1から式2への変形方法 微分演算子の分母 D^2-2D-8 から (D+1)^2-2(D+1)-8 へ どうやって変形するのでしょう? 少なくとも、1から3へは直接変形できませんから、2Dの項を何かに作用させたのだと思いますが、それはどれなんでしょうか? あるいは何か微分演算子特有の公式があるのでしょうか? 2つ目、1/(1-D^2/9) から 1+D^2/9+・・・への変形方法と『・・・』の意味 ここがさっぱりです。これはテイラー展開のような級数展開ですか? 後ろに・・・があるので近似のような気がするのですが。 どなたかお教えてください。よろしくお願いいたします。m(_ _)m

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回答No.2

Tacosanさんへ。 これはいわば無限回の部分積分なのですよ。 質問文は間違っていません。 ∫f(x)e^xdx=e^x{f(x)-f'(x)+f''(x)-f'''(x)+…}=e^x(1-D+D^2-D^3+…)f(x)=e^x{f(x)/(1+D)} {f(x)e^x}/D=e^x{f(x)/(1+D)} つまり、式1から式2への変形は、 D→D+1 なのですよ。

DNR
質問者

補足

返信が遅くなってしまい、申し訳ありません。 つまり、 {f(x)e^x/D} の形の場合、常に {f(x)e^x}/D=e^x{f(x)/(1+D)} が成り立つという解釈でいいのでしょうか?

その他の回答 (2)

  • Tacosan
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回答No.3

あ~, そうかそうか. [1/(D^2-2D-8)] = e^t {1/[(D+1)^2-2(D+1)-8]} e^-t, ですか. 了解です>#2.

  • Tacosan
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回答No.1

1つ目はお察しの通り「ただの間違い」です. 分母は D^2 - 2D - 8 = (D-1)^2 - 9 でなければなりません. この D-1 を D に変えると式3 が得られます. 2つ目もその通りで, ただのテイラー展開 (というかマクローリン展開) です. なので本当は 1 + D^2/9 + (以下 D^4 以上の項が続く) となるんですが, この演算子が掛かっている項が t-14 と 1次なので, 「…」で省略された高次の演算子は無視しても結果は変わりません... というか, 本当は D^2 の項も不要なんだけど.