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「アスコルビン酸の還元作用」とは何でしょうか?
バナナの褐色を防ぐには アスコルビン酸の還元作用の効果を利用する。 と書いてあったんですが、 アルコビン酸の還元作用とは、 何でしょうか。 教えてください。 お願いします。
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還元作用の作用機序(なぜ作用するか)については省きます。 まず用語について、ご存知とは思いますが 酸化と還元はともに反対の意味を持つ言葉です。 誤解を恐れずに言えば酸化は古くなる、還元は新しくなる、という意味合いです。 鉄を酸化することで錆びます。(鉄に酸素がくっついて酸化鉄になります) 錆びた鉄(酸化鉄)を還元する(くっついている酸素をはがす)と元のぴかぴかの鉄になります。 錆びた鉄をぴかぴかの鉄に戻すのがが還元作用です。 イメージとしてはこんな感じでしょうか。 バナナは酸化されることによって黒くなります。 酸化されなければ黒くなりません。 前もって酸化を防ぐために酸化防止剤(還元剤)を入れておけば酸化の速度はかなりゆっくりになります。 そうするとバナナの黒変がゆっくりになります。 酸化させない=還元する作用を使ったお話です。 [以下参考] アスコルビン酸はビタミンCのことで、酸化防止剤の役割で食品添加物として広く用いられています。 化粧品やサプリにも使われていて、人間の酸化(老化)にも効果があると言われています。
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ありがとうございます! あなたのおかげで自由研究が進みます。 本当にありがとうございました(*^_^*)