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損失について超初歩的質問
全くの素人の初歩な質問で申し訳ありませんが,先物取引で被る損失について端的に知りたいのでお願いします。質問自体が的を得ていないか大きな間違いを言っているかもしれません。専門用語も使えません。 先物取引とかで,取引の予約(お金はまだ出していない)だけをして,その予約した金額(A)の何倍もの金額をある期日に要求され予定していた金額の何倍もの金額(B)を支払わなければならないということがあるのでしょうか?そのような場合があるとして,支払えないから,取引自体を辞めて終わりにするといったことが可能ではないのでしょうか? 実は,ある人が先物取引で大きな損害をしたという言い訳で聞いた話が本当なのかどうか疑ってます。というのは実際に払ってもいないか,もし仮に一定の金額(A)を払っていたとして,数倍の金額(B)が必要な状況が生じたとしても,そこですべて辞めてしまえば,常識的に考えれば,最大(A)だけの損失で済むのではないかと思うからです。なぜ大金(B)の損害まで被らなければならないのか不思議なのです。 もし答えようのない質問でしたら申し訳ありません。
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- U-Seven
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なんだか奥歯に物の挟まったような相談ですね。あまり好きじゃないです。 もし仮に友人から借金を頼まれて「何で必要なの?」ということの相談ならばそのように書いてください。 内容不明で理論的な計算ではどうしようもありません、すべて状況次第です。 一例として東京一般大豆の場合。一般大豆の場合は実際の投下資金の50倍の取引が行われます。 時間を決めて、1日4回売買が行われます。 また1枚の取引を行うのに証拠金135000円が必要です。(まあ一部先払い金とでも思ってください) なるべく平易な言葉で書きますね。 8月1日金曜日の1回目売買で2009年6月物を10枚購入。(注) 購入必要代金135000円×10=135万円を支払う。 8月1日の購入時の価格は68720円、8月1日の最終価格は68470円、当日にマイナス250円です。 (当日終わった時点で250円のマイナスです、この程度ではたいしたことはありません) 翌8月4日月曜日は朝からストップ安でマイナス1600円でした。最終価格は66670円。 ここで手放せると考えるのが素人、手放すつまり“売る”事、これは“買う”人が存在しなければ売れません。 値段が下がっていれば多くの人が売りに出します、またそんなときに買う人もあまりいません。 売買が成立しない、つまり売れ残って翌日に持ち越しです。 売注文100人、買注文40人、差し引き60人が売れ残ります、手放したくても売れない状況。 翌8月5日火曜日も朝から拡大ストップ安でマイナス2700円です。最終価格は63970円。 この日も同じく手放したくても買い手がいない、抽選での売買です。また売れ残って持ち越し。 翌8月6日水曜日、やっと値段が落ち着いて1回目売買は63960円で成立、売れ残りがここで売れたとして、 8月1日の購入価格が68720円、売れたときの値段が63960円、結果マイナス4760円。 最終的損益は、50倍の取引ですからマイナス4760円×50×10枚=マイナス238万円です。 当初の投下資金が135万円なので、不足額が103万円。追加で103万円を支払って精算が終わります。 (実際には追い証拠金という名で途中でその時点での不足額を支払います) 7月31日の出来高(売買成立数)が1512枚 8月1日の出来高(売買成立数)が1453枚 8月4日の出来高(売買成立数)が486枚 ←極端に少ない、売りたくても売れない状況。 8月5日の出来高(売買成立数)が1225枚 ←この日も抽選でしか売買できなかった。 8月2・3日は土曜・日曜日なので実質4日間で238万円の損害です。 不思議な話ではありません。← (注):枚とは取引単位の事です、銘柄によってトン・グラム・ガロンとか単位呼称が異なるので総称して枚という。
- lilact
- ベストアンサー率27% (373/1361)
例えば100万円を元手に商品先物取引をした場合、含み損が50万円を超えた場合追証(追加の金)を入れて取引を続けるか、あるいは追証を入れないで取引を決済するかの判断を求められます。 決裁した場合100万円の元手が半分以下になったということです。 したがって元手の資金の何倍もの損失が生じるというのは、買ったものの値段が下がって追証がかかっても決済しないでさらに資金をつぎ込む、値段がさらに下がる、というのを繰り返さないとそうならないように思います。 繰り返しますが、追証がかかった時にやめてしまえば元手の資金が半分以下になったという損失で済みます。
お礼
確かめたいと思っていた部分に対する的確なご回答ありがとうございました。 私は素人なりにそうではないかと思っていたので,数倍の損をしたという人間に騙されそうでしたので,信用せずに済みそうです。
- bulubulu99
- ベストアンサー率27% (226/823)
仮に、100万(A)入れてます。 1000万(B)の売りや買いの取引をしました。 でも儲けられず、そこで損が100万でました。 この場合、Aと100万の損が同じなので、トントンで済みますが、 Bの取引で150万とかの損がでると、後50万円の支払いが必要になります。 Bの取引をやって、決済をしていたら、150万円は支払わないといけません。 Aを預けているだけで売買してないのだったら、Aはまるまる戻ってきます。 Bが無価値になったりしなければ、Bの1000万丸まるの損はありえませんが、 Bの何倍かをやっていたら、 150万の何倍かの損をだすことはあり得ます。 ただ、それには、AでBしかできない程度であれば、勿論売買できないというのはおわかりですよね。
お礼
いくら慎重であっても取引額が出資の数倍なので,結果によっては,止められずに損失を出すことが分かりました。ありがとうございます。
補足
よろしければお教えいただきたいのですが。 上の前半の場合は,100万(A)を超えた損害にはなっていませんから,差し引き50万円は残るかとは思います。ですから(A)が借金の金でなければ,さらに余計に借金はしなくて済むかと思います。借金を背負ったということになれば,結局は,いきなり取引にからんで要求されて借金するハメになったというよりは,ふつうは,自分の意志でつぎ込んでいったと考えてよいのでしょうか。
- 1000yen
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数年前、金の先物取引を実際にやって大失敗した経験から話をさせていただきます。 流石に専門用語は忘れてしまったのでわかりやすい言葉に置き換えます。 実際には一定額の保証金が最初に必要になります。 その金額に基づいて数倍の架空のお金を動かすことができます。 ここで利益が出るような状況なら何の問題もありませんが、損失が出た場合ですが損失がある一定度になると2つの選択肢が発生します。1つは清算する場合です。この場合当赤字なので最初の保証金だけでは足りずに現金が必要になります。 もう1つは保証金を追加することにより損失が出たときの許容範囲を一時的に広げることができます。ここで重要なのがV字回復みたいに利益がでたなら問題ありませんが、損失がでたなら最初の分岐点(ここでは2つの選択肢部分に該当します)よりさらに大きな赤字になっています。 これが雪だるま式に増えてあっという間に大きな損害になってしまいます。 基本的は始める前に十分なリスクを勉強されたほうが絶対身のためになります。商社も説明義務があるのでそれなりに教えてくれますがあんまり悪くなるようなことは言いません(つまり大げさに言わない) とかく私も失敗した口で途中で挽回できると思い貯金を次から次へとお金をつぎ込み一千万円近く損失を出しました。 (´Д⊂グスン
お礼
「…清算する場合です。この場合当赤字なので最初の保証金だけでは足りずに現金が必要になります」ということから,挽回しようとせずに清算する場合であっても,(A)だけの損失では止められないことがある((A)が取られて0になる時点で自由に止められない),後で(A)を超えて要求されるということが分かりました。ありがとうございました。ただ,選択肢が与えられる「損失がある一定度になる」時に,想定外の莫大な金額にすでになっているとは思えないので,本人がやはり次々とつぎ込んだのかなとは思いますが。
お礼
かなり詳しい例示,ありがとうございます。 質問の理由は借金の依頼ではありません(借金なら迷い無く断ります)が,だまされたとか責任転嫁しているように感じ信用できるかどうかひっかかるので見極めたい,ということだけは本当です。説明がはっきりしませんし。そこで「取引での損の仕方と程度」について多少なりとも客観的に初心者なりに知りたかったのです。上の例よりも損害金額がはるかに大きいです。上のやや極端な(?)運の悪いケースでも値段の変動例が現実的な幅なので,「いきなり」最初の出資額の例えば何十倍とかもの損害にはならないだろう(話は嘘っぽい)ということがわかればそれで納得です。 親切な説明に感謝しております。