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介護用ホームエレベーターと階段昇降機
家の建て替えを計画しています。 体に障害のある子供がいるので、バリアフリーな家にしようと考えています。 2階建ですが、1階は車いすで移動でき、1階のみで生活できるようにするつもりですが、 子供が大きくなって2階へも自分で上がりたくなった時のために、設計の段階から準備をしておきたいと思います。 当初階段昇降機を考えていたのですが、実際に車いすで生活されている大人の方に 使い心地を聞いてみたところ、椅子への乗り換えや高さがあって怖いなど指摘されました。 ホームエレベーターの場合、メンテナンス費など維持費がかかり心配です。 どちらにも対応できるようにすることも考えていますが、階段昇降機を設置の場合は 直線階段が取り付けやすいのですが、幅を広めにとっておく必要がありスペースをとることと、 直線階段は普段の上り下りも危険度が高いと聞きました。 (階段昇降機不要の場合、曲り階段にしたいと思っています) また、ホームエレベーターの場合、1・2F通して収納スペースを作っておき、 必要になったときにエレベーターを設置すれば可能だとは思うのですが、 スペース確保が間取り的に取りにくく、また事前にどの程度壁の補強などをしておくべきなのか悩みます。 どちらも不安な点があり、どちらにするべきか迷っています。 実際に使用されている方、専門家の方のご意見をお聞きしたいので、 よろしくお願いします。
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3階まで対応する段差解消機があるとは知りませんでしたが、やはりコストはコストと思います。100万以上のさなんてとても無いと思います。定価ベースでもそんなに差があると思えませんし、家自体をハウスメーカーなら難しいですが、工務店などでしたら、うちのように工事から外せば、1流メーカーですが直接契約すれば30%以上の値引をしてくれましたから案外安上がりです。 しかも業務用のエレベーターも扱っている所でしたから、24時間の管理体制が整っています。 前述のように維持管理契約は、故障があってから入りますから先にして下さいと言えば了解してくれて、「エレベーターの中に電話わ付けさせてください、一番多いのは閉じ込め事故です、メンテ契約が無くてもこの電話に電話をすれば何時でも駆けつけます」との事で無料で電話機まで付けてくれて10年以上故障も無く1円も払わずに済んでいます。 一度故障で呼べば数万円の出張費用や修理代や部品代を請求されるのは覚悟の上ですが、心配するほど故障はありません。 段差解消機は安いかもしれませんが何年かして、何度も故障で修理に来てもらえばそれ以上に費用がかかるかもしれませんし、休日に途中で止まってしまったりしたらそれこそ大変です。 あえて、多少の費用をかけようと、緊急時の事も安心できるようにする方が良いと思います。 今後、維持管理費も年を追うごとに台数が増えれば安くなりそうですし、万が一支払えなくなればメンテを断って自己責任で乗るか、エレベーターの使用をやめようとうちでは思っています。 どうにでも出来ますが、最初の費用だけはケチらない事をやはりお勧めします。
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- nsan007
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段差解消機は本来僅かの段差解消の為で、落ちても大丈夫な1mまで位の段作用ですので、2階まで用は無いと思われます、最高の高低差で2.5m以上は無いと思いますから、通常の家の3m前後までは利用できないようになっているはずです。 エレベーターでも無名のメーカーの安いのもありますが、やはりある程度実績のあるメーカーの物を利用する方が信頼性や安全面でも心配が無いと思います。 知っている範囲ではエレベーターを付けて無駄だったとお聞きした家はありません。無理をしてでも付けてよかったと仰るおうちばかりです。 僅かの費用を惜しまずに、間違いないものを最初から付けてください、何十年も役立ちます。
お礼
3階位まで行ける段差解消機もあります。 実績もあるようですので、大丈夫だとは思いますが、エレベーターよりも一般的ではないので、考えています。 一度設置すればずっと役立つものですし、確かに有名メーカーのエレベーターならよりベストですが、エレベーターと段差解消機を設置する場合の費用の差額は、百万円以上あるのではないでしょうか?わずかばかりの費用とはとても言えないと思います。 エレベーターは設置費用も高額ですが、子供世代になった時に、わずかな収入の中からメンテナンス費を毎年子供が払っていけるのかという問題もあります。 今の経済状況で判断するのではなく、何十年か後の生活も考慮に入れて考えているので、いろいろ調べているところです。 老後の生活に便利だから設置するわけではなく、障害者が利用するためのものですので、安全性だけでは選べないのです。
- nsan007
- ベストアンサー率30% (941/3104)
No.2でお答えしましたが、最近のホームエレベーターできちんとしたメーカー製ならほぼ故障も無いと思って間違いはないようです。 保守点検サービスはかなり安くなってきていますから、出来れば入る方向でお考えの方が安心かと思います。 補助金にについては、県などにより違いますが、補助金は付いても10万か20万程度だと思いますが、エレベーターを後付けすればおそらく、その何倍も割高になると思われます。少なくとも補助金をもらった方が得なほど補助を出す所は聞いたことがありません。 私の設計のおうちでは、必ず工事に入れてもらいますから、完成と同時に便利に使われています。他の設計などで後から設置できるようにスペースだけを用意した家を何軒も知っていますが、何年経っても1軒も付けられた事はありません。 工事費が以外にかかる、その分だけの融資手続きが面倒、住みながらの工事の影響や養生の大変さ、そのうちに・・そのうちにと思ってしまうなどで、結局無駄なスペースとなっております。 屋外設置も可能ではありますが、面積が増えますので、確認申請などの手続きが必要になり、元の建物の構造チェック、基礎の補強など膨大な費用がかかり、現実的ではありません。 2件ほど相談があり検討をしましたが、予算的な問題でいずれも計画のみで終わりました。 資金的に少し位無理があっても、新築時に付けてしまわないと、結局出来なくなってしまい不便な生活を送る事になります。 理論上は後から付けて・・の方法もありますが、現実的に今付けないと無理と思われる方が良いと思います。
お礼
補助金ですが、介護保険適用で20万円位のようですね。 うちの場合、介護保険ではなく、障害者対象の『住宅整備費の助成』というのがあるので、もう少し出るはずです。 もちろんエレベーターを付けられるほどではりませんが。 新築のときにできるだけ補強などをしておいて、助成金に足りない分を足して付けられればいいのですが。 理想では。 エレベーターだと金額が高いので、2Fまで上がれる段差解消機も考え中です。 段差解消機の設置のご経験はございませんか? そちらですと、エレベーターに比べ工事も本体価格も安価で済み、壁がないためメンテナンス費などの心配もなくなり、壁に設置するだけですので、後付けでもあまり金額が変わらなくてできそうです。 もしご存知の事がございましたら、教えてください。 見た目や安全性ではエレベーターのほうが優っていると思いますので、まだ検討中です。 エレベーターの場合は、nsan007さんのおっしゃる通り、最初から設置した方が良さそうですね。
- alpinaroad
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建築中の我が家では、車椅子は乗らないサイズですが建坪12の狭小3階建てにEVを設置します。間取りを決めるのはまるでパズルのようで、多くの時間を費やしました。 ・曲がり階段に昇降機を設置する金額は、直線の場合と比べて高くなります。 ・EV設置にはピット、ヘッド等のスペースが必要となります。特にピットは基礎に設けるため、後から追加というのは難しいのではないでしょうか。追加の工事費も最初から設置する場合より大幅に上がるように思えます。 ・敷地に余裕があれば、屋外に増設するのも可能なようです。(某社HPより) ・定期的メンテナンスは法律上必要だと認識しています。
お礼
現在、建てていらっしゃるんですね。 本当にパズルみたいですよね。私も素人ながら、どうすれば生活しやすいのか、間取りソフト相手に日々苦戦しています。 車いすが通る幅などをとっていくと、どんどん建坪が大きくなってしまうので。 子供の状態から考えて、階段昇降機での移動は無理と判断しました。 設置する場合は、エレベーターになると思います。 エレベーターを後から設置の場合、工事費にどのくらい差額が発生するものか、少し調べてから考えたいと思います。 ありがとうございました。
移乗は日常でも大変だと思います。 できればホームエレベータの移乗不要の車いす可能タイプが良いと思います。 柱は四方に用意してください。 ほかの補強は合板を貼ったり、根太補強する場合もあれば、小屋梁に補強材として105角などを用意するなどです。業務用と比べればかなり簡易な補強です。とりあえず同じ大きさの吹き抜け可能なエリアを作っておくことが必要でしょう。 階段昇降は幅も取りますのでご自分が高齢になることも見据えてEVにされた方が良いのではないかと思います。
お礼
移乗というのは、お年の方でも大変ですよね。 他の方にもご指摘いただいたのですが、足だけではなく、体が不自由なので、自分で移乗するのは困難だと思います。 やはり階段昇降機は不向きですね。 エレベーター設置で考えていこうと思います。 ありがとうございました。
- nsan007
- ベストアンサー率30% (941/3104)
車椅子生活では階段昇降機はあまりに不便です。 ホームエレベータもスペースだけ取って後から付けられるようにされている家も何軒も知って居ますが結局そのままです。後からするには工事費が意外と割高なのと、色々大変で思い切れないようです。 最初からホームエレベーターを設置してしまい、間取りの考え方もフルに2階を利用し、子供さんの部屋かLDKを2階にすればプランニングは自由度が上がり使いやすくなりませんか? うちは2階にDKと風呂があり年老いた母の為に最初からホームエレベーターを設置しました。 当時メンテナンス契約が年間10万でしたが、絶対的な義務ではなく契約をしませんでした。もし故障でも有ればその時点からメンテナンス契約をしようと思いつつ10年以上になりますが、一度の点検も無しで故障も何もありません。万一閉じ込められた時用にエレベーター内に電話がありますから、万が一の場合は書いているメンテナンス会社に電話は出来ます。 電気代もほんの僅かですし、最初の工事に含んでしまえば大した金額にはなりませんから、設置費さえ何とかして是非ともエレベーターの設置をお勧めします。 その程度は勧めてくれる設計者に建物の設計を依頼して下さい。
お礼
実際にエレベーターを設置されている方のご意見をお聞きできて、とても参考になりました。 メンテナンス費が高かったのですね。最近ではおよそ5万円台と聞いていますが、それでも高額です。 使用頻度も多くないので、契約したくないのですが、万が一子供が一人で乗った時に故障があった場合、子供では対処できないことがあると困るので、子供がある程度のことができるようになるまでは契約した方がいいかもしれませんね。 エレベーター設置では、故障が一番心配なのですが、nsan007さんのところでは一度もないとお聞きして、少し安心できました。 年老いた両親が同居ですし、敷地に余裕があるので、やはり1Fだけで生活できるような間取りになると思います。 バリアフリーの改築費ということで、申請すれば多少補助金がいただけるかもとお聞きして、それもあるので後付けを考えています。 (新築の場合、全く補助がありません) 後付けした場合との工事費の差額など、ある程度金額を確認してから、もう一度考えてみます。 ありがとうございました。
- junkg7
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将来的な障害の予測が可能であれば判断し易いのですが、難しい場合はエレベーターをお考えになっておいた方が無難でしょう。 階段昇降機は既にご検討の様ですが、ラックピニオン式であれば曲線階段にも対応出来ます。 通常の使用に於いても危険度の低い階段の設計が可能となります。 踊場付き折り返し階段等が宜しいでしょう。 固定型(椅子式)階段昇降機は座位姿勢が安定している事、椅子座面の乗り降りが可能であることが使用条件になります。 ご存知のように車椅子の座面(400~430mm)に対して500~550mmと高くなりますので移乗には注意が必要です。 ホームエレベーターは建築物の構造設計強度のチェックが義務付けられています。 吹き抜けの様な形になりますので予め設計段階で検討が必要でしょう。
お礼
子供の発達がどのようになるのかわからないので、いろいろ迷っていました。 椅子式の階段昇降機を考えていましたが、junkg7さんのおっしゃる通り、座位の安定と、自分で乗り降りできることが必須ですね。 そうなると、うちの場合は難しそうなので、やはり階段昇降機の設置は合わないようです。 ご指摘いただいてありがとうございます。 エレベーターで考えてきたいと思います。
お礼
あのあと、段差解消機のメーカーさんや代理店さんと連絡取ってみました。 エレベーターとは違い、動かすにはボタンを押し続けなければならない、ドアの開閉が手動、安全性が確信できないなど、いろいろな点で、やはり障害のある子供には向かないことがはっきり分かりました。 そのうえ、nsan007さんのおっしゃる通り、設置する場合、若干安い位で、エレベーターとほとんど費用が変わらないそうです。 設計をお願いしている方にも、「故障など問題があった場合には、ゆっくり1Fに降りて停止するから安全ですよ」と勧められたこともあり、やはりエレベーターを設置することに決めました。 色々迷っている時に、知識があり、設置の経験があるnsan007さんにしっかりした意見を言っていただけて、本当に助かりました。 多少費用がかかっても、子供のために安全かつ快適な家を建てれるようにしたいと思います。 ありがとうございました。