かつて全国ニュースでも報じられた大規模な浸水被災地に親戚を持ち、連日後処理の応援に駆けつけた経験からのアドバイスです。
> 風呂用給水ポンプと雑巾を使い、なんとか床下の水は排水したはずでした。しかし翌日また水がたまっています。
というのが何が原因かを突き止めることが先決でしょうか?
一体どこから来る水でしょう?
床下の水全てを抜き取ったわけでなく、他の床下面から流れ込んできているのか、あるいは周囲の地面より床下の方が浸透している水の水位が低いのか?
いずれにしても工事による浸水の水は本来区分されている下水や浄化槽など全てが混じったいたって不衛生なものです。
小規模ながらにも排水箇所とポンプをお持ちであるならば、かつその床下に潜り込むことが出来るならば(30センチとのことですのできついかな?)、床下の地面に限らず浸水したであろう床下の壁面にも、真水を十分にかけ洗い流しポンプでどんどんその排水をくみ出してください。
これをどれだけ十分に行うかによって、まだまだ暑い日が続く今シーズンに限らず、毎年温かい季節が来るたびに床下からのとんでもない悪臭に悩まされるかどうかが決まります。
今は良いのです。流れ込み付着した汚水が腐り始めると悲惨なのです。
潜り込めないとしたら、可能な部分だけでも畳や床板を部分的であれ剥がしてでもそこから覗き込みつつ真水をかけては汲み出してください。
手間は相当かかるでしょうが、これにより使う水道代やポンプの電気代は、後々大がかりになるであろう悪臭への対策にかかる工賃には比較にならないわずかなもののはずです。
一通り納得いくまで洗い流したあとには、これまたくまなくクレゾールの希釈液を散布し、最後に消石灰の粉末を撒いておくこと。
とにかく目には見えなくとも、想像を超えるであろう汚水を洗い流し、殺菌の処理を施す。
対策はこれしかありません。
そして最後にそれでも残った汚れに対して雑菌の繁殖に適した環境を極力排除するといった意味で、出来れば常時稼動するような床下換気扇の設置を検討した方が良いです。
通風口を何カ所か開けておく程度では気休めにしかなりません。自然換気ではなく、常時、強制換気です。
この換気は浸水被害の有無に限らず、一般家屋であっても設置するに越したことはなく、例えコンクリートを敷き詰めてあっても地面からコンクリートを通して上がってくる自然の湿気もバカにはならないからです。
被災はお気の毒ですが、頑張ってください。
お礼
早速の返事ありがとうございます。 多分、周囲の地面より床下の方が浸透している水の水位が低いのだと思います。真水をかけては汲み出していきます。消毒液は役所で散布してくれるそうなので、洗い流した後、散布してもらいます。 『とにかく目には見えなくとも、想像を超えるであろう汚水を洗い流し、殺菌の処理を施す。』ですね。ありがとうございます。 気がとおくなる作業ですが、自分のためです。がんばります。 床下換気は私にとって、とても高価なので、検討してみます。 ありがとうございました。嬉しかったです。