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現代に自殺が多発する理由
戦前は大変な金融恐慌もあったし、事変、戦争もしばしばあって社会は安定しているとは言えなかった。 種種の差別、弾圧、人身売買も日常茶飯事だった。 戦後は敗戦の混乱、食料危機も石油危機もあった。 向精神薬、抗鬱剤が開発され、実用化されたのは戦後ずっと経ってからで、 カウンセリングが誰でも受けれる環境になったのは21世紀に入ってから。 不況があろうが、戦争があろうが、こんなに自殺を身近に感じる時代は、 戦前戦後生まれの歴史の生き証人の方々もいまだかつて無かったとおしゃられます。 若輩な私も、今年に入って自殺者のお葬式に参列する機会が既に5回を越えました。 自殺者が年間3万人と言う統計にさえ疑問を感じていまいます。 ずばり、なぜ現代の日本はこんなに自殺が多いんでしょうか?
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こんにちは 物質的窮乏が原因での自殺ではなく、 精神的な理由での自殺について、ということでよろしいでしょうか? お金持ちの人も自殺します。 お金持ちの人は、お金があれば幸せになれるだろう、 という希望をすでに失っているからです。 何かが大変な状態というのは、逆にそれさえ解決すればなんとかなる、という希望をもたせているからこそ、人は自殺しないのだと思います。 また、現代日本ではとても厳しく人を批判していると思います。 何をするにも、まず他人の目を気にするという習慣。 これは、はっきり言って楽しくないと思います。 私は、今外国にすんでますが、楽です。 人生は、楽しく生きるものなのに、現代日本では、「どうあるべきか」が先行していると思います。 自殺率、本当に高いですね。平均寿命は長いらしいですけどね。 日本にあこがれている外国人が多いだけに、残念です。 自分らしく生きる、それが人生の楽しみですが、 まったく自分らしく生きられない「生きづらさ」を抱え、 それが飽和してしまった人が自殺していると思います。
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- kyokoma103
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バブル期頃までは日本も生きていくだけで精一杯という人達が殆どでした。 国家再建に向けて人々が必死になったお陰で、 日本は豊かになり幸せを謳歌した時期もありましたが、 昨今はご存知の通り、 環境問題、 経済事情、 それにつれて就業状態も不安定で、 一般の大衆の中においても貧富の差が顕著になり、 格差が広がっています。 同じ苦労でも、 現代では挫折感や劣等感が強いのではないでしょうか?中流階級と呼ばれた普通のサラリーマンが今は生活も成り立たなくなっているといった例が非常に多くなっています。 本来なら、 比較的恵まれている筈の若い世代の人達も派遣就労などで就労貧乏になっている場合が増え続けています。 経済的な弱者は全てにおいて悪循環的に状況は悪くなる一方となります。 勝ち組・負け組みなどの言葉も生まれた所以です。 絶望を感じてしまうような状況だからだと思います。
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kyokoma103さん、こんにちは。 生活に直結する就労問題は切実ですね。 地方に行けば、町村の就労者の殆どがワーキングプアと言う所が増えてきていますね。また就職氷河期、新卒者信仰の為に、図らずもフリーターになってしまった20代30代も多いはずです。介護を理由に離職しても再就職が困難な方々も大変に多い。年金や雇用保険をかけてあげない違法な事業者も多い。 自殺者を減らすために立ち上がってくれる政治家さんはおられないのか・・・悲しいことですね。 アドバイス有難うございました。
- wiz0621
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そりゃ戦中世代は体験したことが無いでしょう。 戦争が起きれば自殺率は低下します。 平和になれば自殺率は上昇します。 平和が続けば自殺率は純増し続けます。 加えて、日本の自殺率は世界一というわけではありません。 (以上について、詳しくは下記URLの厚生労働省統計を参照してください) なぜ平和が続くと自殺率が高くなるかについては 諸説あると思いますが ・自殺についての報道あるので、同じような境遇の他者も自殺する (戦中ではこういった報道は規制される) ・種としての最適数を保とうという働きが起きる。 (戦争があれば、それは自動的に調整される。) ・自殺を考える余裕・精神的素地がある。 (戦争があれば余裕は無くなり、無責任な自殺は批判の対象となる) こんなとこかな?
お礼
wiz0621さん、こんばんは。 私はアイドルグループのSMAPと同年代ですが、多少歳増な文章を書くようです。 ご回答を頂いてしばし考えさせられました。そこから自分なりにお浚いすると、 常に生命の危機に曝されている人間の集団心理は、生命維持に心理的方向性が偏向するため、自ずと自殺しようとする意識が希薄化される。と言う可能性も有りだろうか思いました。 しかし、「万歳突撃」の人口も含めれば戦時中の自殺率は恐ろしい数値になるかも、とふと思う終戦記念日でありました。 ご回答有難うございました。
- mat983
- ベストアンサー率39% (10265/25670)
http://allabout.co.jp/health/stressmanage/closeup/CU20030727A/ http://allabout.co.jp/health/mentalillness/closeup/CU20060606A/ 交通事故より自殺者の方が多いのですから、確かに自殺大国です。 下記に健康問題とか理由はでていますが、「心の病」が広範に広がっていると思います。 身近な所でも突然こなくなった管理職がいますが、うつが好奇の目でみられ、それを予防する体制ができていません。 また、寿命が長くなり、生活が豊かになり、生きることに対する執着心が減っているのです。 こうした事が自殺が減らない要因だと思います。 ○健康問題・・・全自殺者の半数 ○経済・生活問題・・・全自殺者の4人に1人 60歳以上が最も多く3人に1人
お礼
mat983さんご回答有難うございます URLも参考させて頂きました。 心を病む人間が多い=病んだ社会と帰納出来ると言う事ですね。 そろそろ真面目に国民の立場で国政運営をはからないと、大変なことになりそうな予感がする昨今ですね。
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お礼
kanakyu-さんこんにちは。外国住まいとは羨ましい(^^)。海外に駐在してもし気に入った国があったなら、そのまま辞表を書いて住んでしまいたいと考えた事があります。 >現代日本ではとても厳しく人を批判していると思います >何をするにも、まず他人の目を気にするという習慣 >まったく自分らしく生きられない「生きづらさ」 日本の過去を引きずっている「田舎」のライフスタイルが典型例だと思いました。他人と同じ発言、行動をしていないとコミュニティーから外される。故に周囲を気にしないといけない。自我を殺さねばならない。 田舎(北東北、山陰、南九州等)の自殺率が極端に高い理由を説明できるように思えます。 >希望をすでに失っているからです 所得格差の固定化、就職氷河期の被害者の救済不足、後期高齢者医療制度等など将来の希望を失わせることばかりですね。 「楽しく生きれる国」であってこそ、「美しい国」を再建できるのではなかと考えさせられました。 アドバイス有難うございました。