ガソリンの高騰に端を発し、あらゆる物価が急激に上がっており、生活への影響が大きく出ています。あのトヨタでさえ、予測を大きく見誤って、大幅な下方修正をしています。恐らく、下方修正した数字も下回るでしょう。
不動産も同じことで、生活がひっ迫すればローンが払えなくなる→売り物件が増える→買い手が少ない→相場が下がるという図式です。
マンションも新規より買換え需要の方が多いので、今住んでいるところが売れない限り買えません。
他の方の意見の通り、ごく一部の富裕層向けの物件は横ばいもしくは上昇する可能性がありますが、その他は大幅に値下がると考えた方が論理的です。
賃貸についても、家族向けの広い物件は物価相応ですが、学生や単身向けのワンルーム・1DKについては、相場は約30年前とほとんど変わっていません。その一方で、土地は30年前に比べかなり高くなりに比例し、固定資産税が高くなり、また建物はどんどん老朽化していくので、補修費も嵩み、アパート経営も行き詰まって行くでしょう。
従って、投資や運用向けの不動産も少なくなるのは必至です。
持家マンションも、管理費や修繕費・駐車場代云々考えると意外と結構な費用がかかります。
結局、この国の税の仕組みでは中途半端な資産は何代も相続させないシステムの上、戦後の高度経済成長やバブルのような異常な景気も再来は難しいので、庶民はいつまでも苦しみ続けるしかないのです。
国や自治体は絶対に守ってはくれないので、個人個人が勉強して節約・節税していくしかないと思います。
逆に捨てるほどお金を持っている人は、安い時に買うのもアリでしょう。金持ちはどんどん金持ちになるのが今の日本の政治であり経済の仕組みです。