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財市場、資産市場、為替市場の同時均衡
ISーLMーBP分析を財市場、資産市場、国際収支の同時均衡ということが言われますが、財市場、資産市場、為替市場の同時均衡という言い方はおかしいでしょうか?
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為替は国際収支の「価格」ですね。内外の財・サービスの取引が均衡するように価格が決まる、という発想がるから国際収支の均衡という言い方をします。 財市場でも価格は「一般物価水準」、資産市場でも価格は「金利」として存在しますが、物価水準市場の均衡とか金利市場の均衡という言い方はしません。それに合わせているということです。 ただし、為替自体を商品のように取引することもあります。円を買うとかドルを売るとかいったことです。為替の売買だけを考えるときには「為替市場の均衡」といった言い方は新聞などでもみかけますが、上記のようなニュアンスの違いがあります。
補足
回答ありがとうございます。 なるほど、整合性のとれた命名になっているのですね。 ところで、「財市場でも価格は「一般物価水準」が価格として存在しますが、・・・」の記述のところなのですが、非常に重要な内容を含んで いるように思うのですが、財市場では価格pは外生変数として扱われていることもありましてこの辺のところがよく分かりません。 ご教示いただければありがたいです。