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基礎工事 コンクリートと石
下屋(5畳くらい)を作るために勉強中です。 昔の建築物は石で基礎を作りましたが数百年もしっかりとしています。 コンクリートによる基礎とどこが違いどこが同じなのでしょうか。 予定の地面には以前の家の基礎が平らに残っていて、現在は地面と同じ高さです。 ここに束石を置いて基礎にして柱を立てたいのです。危険性は?
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旧来の置き石基礎はコンクリートの布基礎・べた基礎に比べて 垂直方向の力(柱の軸力)を地盤に伝えることは同じ意味合いですが 地震による横方向の力、及び風圧による引き抜きの力には対処できていません。 アンカーボルトがないということもありますし、 柱ごとに独立基礎ですので、不動沈下にも対応できない構造です。 建築基準法では 10平米未満なら建築確認が要りませんし(増築の場合) 軟弱地盤指定地域以外なら50平米まで基礎に緊結することも 強制されません。 しかし、下屋というには・・・母屋があると思われますが こちらの耐震性は十分なのでしょうか? 建築年度が昭和56年以前の場合は、旧基準なので一度耐震診断を 受けることをお勧めします。
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- subtanaka
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昔の木造平屋建では、柱と梁が必要以上に太く丈夫なため地震で倒壊することはありません。 ただし基礎が礎石であるため柱が礎石から滑って外れてしまいます。 しかし柱が礎石上をすべることにより家屋にかかる横方向の揺れを減衰させて免震構造となります。 しかし現行の木造建築では、柱をコンクリート基礎にボルトで止めてしまいますので地震の揺れがもろに柱にかかるため柱にひびが入ったり折れたりしてしまいます。
お礼
ありがとうございます。 なるほど面白いものですね。 田舎に広い土地があって、解体した柱が20本ほどあります。これを眺めていると何か出来ないものかと思ったのですが、 ことはそれほど簡単ではないということがわかりました。 図書館でエコリホーム、耐震リホームなどという本を見つけました。おしゃっることが理解できてきます。 思いつきもいいものだなと感じています。 本当にありがとうございます。 また、この場を借りてもう一度#1のかたにもお礼申しあげます。
お礼
回答ありがとうございます。 母屋は59年に増築したものです。