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「発見」と「見つかる」の差
カテ違いご容赦。 歴史的価値がありそうな資料が見つかった時のニュースで、 「○○の書簡が昨日発見された」という見出しの後、 「これらは1年前○○家の土蔵から見つかった物」とよく続きます。 どうにもこの表現方法に違和感を覚えるのですが、 間違いない、と専門家か誰かに認定された時点で「発見」なのでしょうか?
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歴史史料というのは、綿密な考証を得て、その結果どうも間違いないぞ・・・となった時点で「発見された」となります。 「○○家の蔵から見つかる」なんてのは、よくあることなんですよ。 でも、歴史考証(これを史料批判と言います)を耐え抜き「本物」と認定されることはほとんどありません。 なんで、「見つかったのは1年前だけど、歴史的発見となったの昨日だ」(昨日、史料批判を耐え抜き本物と認定された)という意味であろうと思います。 なんで、 >間違いない、と専門家か誰かに認定された時点で「発見」 という理解で良いかと思います。 ただ、その「発見」の後にも様々な角度から批判が繰り返され、後に「偽物だ」と評価が180度ひっくり返ることもままあります。
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- migimonza
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発見 ⇒ 見つかることを漢語的に表現したもの 見つかる ⇒ 発見をやまと言葉的に表現したもの 支那大陸の言語用の文字を、やまと言葉に導入したとき、せっかく 訓読みを発明したにもかかわらず、概念を概念として認識するには、 漢語でなければ、格好がつかない。やまと言葉では生活臭くて生々 し過ぎて高尚感が湧かないとでも思ったのか、インテリ層から不必要 に漢語で表現するようになってしまい、今では日本語の一つの特徴と 言えましょう。 最近はこれがカタカナ語になっただけだろうと思います。
言葉のニュアンスの問題ですよね ? 何か重要なものが見つかった時が「発見」で、 ありきたりなものや、価値のないものの場合は単に「見つけた」、 という感じではないかと。 土蔵で見つけた時は、それが重要な物だとは思っていないので 単に「見つかった物」に過ぎなくて その後の学術調査やなんかで貴重な物だと分かった時点で 「発見」になるんじゃないかと思います。 なので最初から貴重な物を探していて、それが土蔵の中で見つかったら 「土蔵の中で発見!」ということになるんじゃないでしょうか。
- ok6910
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学問的な価値が認められる場合、新聞やニュースで「発見」というんじゃないでしょうか。 「1年前○○家の土蔵から見つかった物」を、考古学的な観点で論じるときに「発見」と言うのかもしれませんね。