アメリカの日系人のための施設について

質問

いつも、ここではお世話になっています。
最近テレビで、アメリカの日系の人のための老人ホームがあると放送されていました。私は、それをなんとなく見ていたのですが、できればそこで働くことは出来ないかと思うようになりました。毎日の私は、張り合いがなく中学からあこがれていた海外で（何度か留学経験あり）これからの人生をいきてみたくなりました。資格は、保母と幼稚園教諭二種とホームヘルパー二級です。英語は準二級程度です。まずは、アメリカにいってから、自分の足で施設を探そうかとも考えています。何でもいいですので、何か知っていること、参考になるようなことを教えていただけたらと思います。どうか、よろしくお願いします。歳は２０代後半でです。

回答No.5

fibula

>私の思いは、お世話をして、そして自分を必要とされている実感を、生きている喜びをみんなと味わいたいのです。
これが主目的なら別に海外に行くような博打をしなくてもという気がします。

　重さは違いますが、カンボジア国連ボランティアで殉職なさった中田厚仁氏・また息子の想いを伝えたくて会社を退職された「中田武仁氏」
　そこまで自分の人生を崇高な信念にかけることができるのでしょうか？

　マザーテレサは「貴女の元で仕えたい」と言った日本女性に「貴女の住む町にも貴女がなすことがあるはずです。」と

　決してスポットライトに当たることのない事をわかりながら、世界各地で信仰に生きる修道女がいます。（この辺りは曾野綾子さんの本に詳しいですよ）

　そんなことわかっているよ、と言う前提で
理想の職場を見つけるために働くのを目的にするより、話を聞きたいでアプローチした方がいいのではないでしょうか

回答No.4

fibula

>アメリカに一人で渡り、自分の足で施設を回ろうか
これでは電波少年と同じやり方ですね。　
「就業ピザも永住権もない日本人がアメリカの老人ホームで働けるようになる。」
　もちろん貴女が働かなくても食べていける環境にあるのなら、無給でお手伝い先を見つけることは簡単でしょう。
　アメリカでは資格よりも「出来ること」「能力」が要求されると聞きます。そしてその「能力」を証明するために社会人が働きながら高等教育を受けますと聞きます。

　私も「荒 了寛」の名前を知ったのは「日系二世部隊」の書籍を読んでです。そしてハワイ旅行をする時に、一度逢いたいと思い「東京連絡」に「面会をしたい」という話を持ちかけました。　そしたら「アポ」はとれないがお参りは自由という話。　ハワイ到着後、電話をしてアポをとり面談をしました。

　日本に杉原千畝氏の奥様が岐阜県にお見えになった時に４４２関係者が来日されるときき、当時大阪に住んでましたがそれだけのために、日帰り旅行をしました。
　そして日本語が出来る数人とお話を聞きました。　とてもあの世界をくぐり抜けてきた人とは思えませでしたよ。みんな好々爺でした。

もし私がその夢を叶えようとするなら、
１）東京テレビに照会をかける
２）荒良寛氏に連絡を取り、現在の老人ホームの状況などを聞く。あわせて施設見学が可能か照会をかける
３）インターネットでそれらしきホームページを調べる
４）「日本ハワイ移民資料館」に参考になれそうなことがないか聞いてみる
「海外で日本語を教えてみたいんです」というニーズには舗装された道が有ると思いますが、貴女が成そうとすることは進んだ後に道が出来る世界です。
「プロジェクトＸ」と同じようなモンですよ。

現在でのアドバイスはこんな所です。

回答No.3

fibula

ならば、知っている限りのことをアップします。

全米日系人博物館のアドレスを参考ＵＲＬに上げときます。
後は「日本ハワイ移民資料館」というのが有ります。アドレスはhttp://www.town.oshima.yamaguchi.jp/hawaii/
です。ここから日系人のリンクが色々と有ります。

本土のことはわかりませんが、ハワイなら関係者と面識があります。
98年に名刺をいただきました。

　天台宗米国ハワイ開教総長
　天台宗ハワイ別院住職
　荒 了寛 殿　TEl808-595-2556 FAX808-595-3247

東京連絡 〒104-0061　東京都中央区銀座３－５－３　ワーナービル６Ｆ
　　　　 TEL 03-3564-0666

この方は日本人なのでもちろん日本語で大丈夫です。　本当に親切な方でした。

後は、日本に杉原千畝氏の奥様が岐阜県にお見えになった時に来日された

ハワイ州知事官房農業開発委員会　会長　東條 忠 殿
連絡先　ハワイ大学農学部内　TEL:808-956-6016

氏がいらっしやいます。この方はいい男ですが、日本語は片言です。

そんなところです。　どうか宜しくお願いします。

もしわからなければ最大限の協力をします

参考URL：

http://www.janm.org/

補足

いろいろと参考になりました。自分は実際に日系人の方が体験したことなど、知らないことがたくさんありました。とにかく、純粋にいろんな体験をされてきた日系人の方、そしてアメリカの方のお役にたちたいのです。私の思いは、お世話をして、そして自分を必要とされている実感を、生きている喜びをみんなと味わいたいのです。これから、自分なりにも資料を探してみたいと思います。
それでですね・・・上の住所ですが、教えていただいて嬉しいのですが、どうしていいか分かりません。昨日までは、とりあえずアメリカに一人で渡り、自分の足で施設を回ろうかと思っていました。この考えはやはり無謀でしょうか？しっかりと、日本でアポをとったほうがいいでしょうか？少しですが、道が見えてきました。ここでは、恥ずかしくて自分のことをあなたに言えないのが残念です。でも、簡単な気持ちではないことを分かってください。ここまで、真剣に調べたり教えてくださり、私としても本当に嬉しいです。感謝いたします。これからもよろしくお願いします。

回答No.2

fibula

＞お願いですから日本人の恥になるようなことはしないでください。
＞彼らの友の死が無駄だったと思わせないでください。
＞心よりお願いします。
もちろん行くな、と言っているわけでは有りません。ただ、行こうとしている場所よりＮＺなんかんでのワーキングビザ（３０歳までだからは取れますよね。）の方が楽だと思いますけど・・・

　行くからにはそれ相当の覚悟をしていただきたいと思います。　極端な話を言えば「現代に生きる日本人」の代表で「お世話」に行くわけですから。　少なくて私はそう思ってます。
　身近な友人なら渡航費の一部を喜んで払いたいです。　私の代わりに行ってくださるのですから。　ちょうどＰＫＯの軍人はエコノミーの料金でファーストクラスに乗って感謝を表すようにね

補足

非常に厳しいお返事ありがとうございます・・・。
私は文章ではあまりうまく書けませんでしたが、それなりの覚悟と人への優しさは人一倍もっていると思っています。
今までの歴史も知っております。
簡単には考えていません。出来れば一生、自分が元気な間は働きたいと思っています。一人でも多くのお年寄りに笑って楽しく毎日を送っていただけたら幸せだと思っています。

回答No.1

fibula

直接は関係有りませんが、何故彼女がハリウッドスターからの思い出の品を売ってまでアメリカの日系の人のための老人ホームに感謝を示したのか？参考になればと思いアップします。

角川文庫の「４４２連隊戦闘団」です。副題には「すすめ！日系二世部隊」と書いてあります。その中で忘れることのできないシーンが幾つか有ります。

　１９４５年９月２日、東京湾に浮かんだアメリカの戦艦ミズリー号上で降伏文書が調印されている頃、アメリカでヨーロッパで対日戦勝記念日の閲兵行進が行われていました。今、彼らヨーロッパ派遣アメリカ軍部隊は首都ワシントンの大通りを次々にと行進していました。
　軍楽隊は勇壮なマーチを吹奏し、拍手と歓声は全市を埋め尽くすほどでした。だが、万雷の拍手はいつしか消えていき大通りの両側を埋めた大観衆は静まり返りました。
　彼らの目の前に、今行進してくるのは４４２連隊戦闘団でした。各中隊の間隔は大きく開いていました。あまりにも少ない人数です。アメリカ合衆国陸軍、いや三軍の中でもっとも多く死傷者を出した部隊が今目の前に現れたことを人々は知りました。
　彼ら日本人二世が、日系アメリカ人二世がその命を持って尽くしてくれたことに我々は一体、今まで何を報いてきたのだ。ユダヤ人を強制収容所に入れたナチスの蛮行を嘲笑することができるのか、と全てのアメリカ人の胸に突き刺すような想いがわき起こってきたのでしだ。

　アーニイ・パイル（沖縄戦線で戦死したアメリカ特派員。進駐軍はその死を惜しんで東京宝塚劇場をアーニイ・パイル劇場と命名した。）はイタリー戦線で二世部隊の凄じい戦闘ぶりを目の前にして次のように記しました。
「私は、アメリカ兵達が非常に不利な状況にあっても常に勇敢に戦うことを期待することになれていた。しかし、体の小さな目の黒い兵隊達は記録破りの勇敢な戦いぶりを見せている。もっとも勇敢だと言われる部隊ですらおそらくは待機し、あるいは退却するに違いない状況のもとでも、彼らは猛烈に戦い続ける。彼らはアメリカ軍にとって強大な戦力である。テキサス州とマサチューセッツ州から来た多くの兵隊達は、口をそろえて「あの部隊が我々の味方だったということは幸せだった。」と私に語っていた。」
　ある時アーニイ・パイルはゴロー・サカガワに尋ねました。
「サカガワ軍曹、あなた方はどうしてこうも無理とわかっている攻撃をかけているのですか。アソコに強力なドイツ軍がいるのはあなた方にもわかっているでしょうに。」
「我々はやらなければならないのです。我々は二正面作戦をやっているのです。ドイツ軍にたいして戦うのと同時に日系アメリカ人全体のために戦っているのです。」
　日系アメリカ人のために二世部隊はアーニイ・パイルが目を見張るほどの戦いをしていきました。死の恐怖は誰も同じです。がくがくとふるえながら彼らはがむしゃらに突っ込んでいったのです。
　その夜、特派員はＷＷ(2)のもっとも優れた戦況報告と言われる有名な記事を書きおくりました。
「記者はこの目で任務を越えた勇気という物がどんな物か始めてみることができた。ハワイの日本人二世部隊の一隊がラピド川を渡っていくのを見た。彼らは川の対岸まで突進し、その地点を４０分も確保した。しかしドイツ軍の全力を挙げての砲撃にあって打ちのめされ、ついに退却してきた。世界中のいかなる軍隊といえども勝利の戦いにおいてすら、これ以上の輝かしい栄光を勝ち得た物はないだろう。」
　生き残った証人達はこう語ります。
「日本の歴史にもありましたろうか、キリスト教徒かどうか、答えさせることに命を懸けさせる・・・・・・」
「ああ・・・切支丹の踏み絵」
「そう、それですらい・・・むごいことやの。命を懸けなければ、何かを証明できんし、信じてくれんとは。」
　すすんで血を流すことが日系アメリカ人の踏み絵とは哀しい。
　そして戦死しても当初は在郷軍人名簿（？）にのせてもらうことはできなかったのです。死ねば皆同じという言葉がありますが、彼らには安住の地は死しても無かったのです。このことがヨーロッパの兵士達に知れ、多くの心ある人達の抗議文によってやっと名簿に記載してもらうことができました。
　戦闘につづく戦闘、よくも彼らはこれほど戦えるものだと思われるほど、彼らは戦い、歩き続け、仲間の屍を越えてイタリーからフランスへと息をつく暇もない。
　そして、ついに、地獄の一丁目にへとたどりつく。
　テキサス１４１歩兵部隊が、ボージュの森の中で補給路を断たれ孤立して包囲されてしまった。この「失われた大隊」の救出が二世部隊に命じられました。
　テキサス部隊の救出命令は、大統領から直接出されました。本国テキサス州の連中が騒ぎたて、大統領に圧力をかけ、大統領命令は現地の師団に直接伝えられてきました。もっとも勇敢な日系人部隊が大統領によって指名されてきたのです。皮肉なことです。日本人を強制収容しろと命令書にサインしたのも大統領なのに。
　どうして同じテキサス州の部隊がやらないんだ。むざむざ我々を死なせに行くのか、という声がでました。しかし彼らはやりましょう、といいました。日系アメリカ人のために！と割りきりました。
森には雨が降り続いていた。深い霧が立ちこめていた。霧の中にドイツ軍の狙撃兵が潜み、至る所に地雷がしかけられ、その先に全滅を待つだけとなった「ロストテキサス」の３４０名がいました。
　記録は言います。テキサス大隊が包囲されているところまでたった１５００ｍ。だがそれは地図の上だけのこと時間にして８４時間、日系兵士１４０名が戦死し、１８００名が重軽傷をおった距離です。１８０名から２００名で成り立っていた戦闘団の各中隊がこの高地における戦争が終わったときに平均７５名に減っており満足に歩けるものは５、６名だったと伝えます。死傷率は９７％でした。

　静まり返った大観衆の中で一人の老婆が泣きながら叫んだ。
「坊や。お帰りなさい！」
日系兵士の母親なのか、祖母なのか。

　どうしてここまで凄惨な戦いに自らの命を懸けられるのでしょうか。どうして勇敢に死を迎えることができるのでしょうか。会ったこともない人間のためにどうして命を捨てられるのでしょうか。無数の兵士が足に凍傷を負い歩くことすら満足にできないのに、なぜ彼らは諦めずに戦い続けたのでしょうか。　マサオ・ヤマダの手紙はその理由について今に次のように伝えます。
　１，我々日系アメリカ人には強い結束力があります。
　２，誇りにかけて成し遂げなければならないと言う強い義務感があります。
　３、お互いに忠誠心を持ち合っていることです。友人のために何かをするという、その団結力は自己犠牲の発露からです。

　そして戦後、私たち日本人はアメリカでJAPと馬鹿にされることもなく、留学が出来て土地を買って事業が出来る。これはすべて今、アメリカで土になろうとしている人たちが黒人の公民権運動以前に得た有色人種初の公民権なのです。　忘れないでください。　未来の日本人の子供（私たち）をミジメにしないため20歳前後でこの世の楽しいことの多くを知らずに死んでいった人たちのことを・・・

　貴女が相手にしようとしている人たちはこのような地獄をくぐり抜けてきた人たちですよ。亡くなった友の想いをつないできた人たちですよ。　お願いですから日本人の恥になるようなことはしないでください。　彼らの友の死が無駄だったと思わせないでください。　心よりお願いします。

＞毎日の私は、張り合いがなく中学からあこがれていた海外
あなたは日本の中で出来ない人が海外で出来ると思いますか？