- 締切済み
この場合、詐欺罪になりますか?
カテゴリー違いかもしれませんが、その際はご容赦ください。 以前勤めていた会社で、賃金を誤魔化されていました。 賃金は基本給+成績による出来高制でしたが、入社して間もない試採用である私の業績は不振で会社側から『いまのあなたの成績では、これまで通りの賃金を払うことができない。このままこれまで通り支払っていると会社存続が危ぶまれるので、水揚げに対する賃金だけを支払うことになる。これはキミだけじゃなく、他の従業員みんなも同じくしているんだ。』と宣告されました。要するに、基本給の分はなく+αの分しか支払われなくなるということでした。 会社側の経営がギリギリな状態もあり、また知人の紹介で入社したのでその知人のことも踏まえ、他の方も同じ条件だということだったので『皆が同じなら、それは仕方ないか…。』と、渋々その条件を飲みました。 その翌々月に支払われた賃金から適用されたのですが、とてもまともに生活できるような金額ではありませんでした。その後に社内の先輩方と賃金の話をする機会があり、このことを話しました。すると、先輩方が言うにはこれは私だけであり、『会社に騙されたんじゃないのか?』と言われました。そのときに、我に戻りました。どんな仕事にも、賃金には最低賃金というものがあることを。これは明らかに最低賃金以下であり違法であるので、怒りをあらわにしてこの賃金体制の廃止と最低賃金との差額を支払うことを要求しました。ところが、この要求をすると『この業界に、最低賃金などない。労働局に申告しろ。そうしたら、差額は払ってやる。ただし、そのときはクビだぞ?』と拒否されました。益々頭にきたので、その当日に労働局に申告しました。当局は指導するとのことでしたが、それでも支払う気がないのか、私は役員に呼出され話合いになりました。クビはいちばん困るので何とも煮えきらないことですが、そのときは差額は貰わず賃金体制は現行のまま勤務を続けるということになりました。結局、後に業務には不向きということを理由に、試用期間満了後に解雇となりました。それでも差額は支払ってもらっていませんし、請求もしていませんでした。再就職活動に悪影響を及ぼしそうだからです。 最近になってやっと他の会社から内定を貰えたので、これを機に請求しようと考えています。さて、前置きが長くなりましたが、ちゃんと支払ってくれるでしょうか。思うに、素直に支払われることはないと思っております。そうなれば裁判を起こしてでも取り返すつもりなのですが、それ以前にこれは詐欺になるのではないでしょうか。詐欺罪として起訴できるものであれば、それをほのめかせて支払う方向に持っていきたいとも考えています。 長くなりましたが、これをご覧になっている皆様のお知恵をお貸しください。よろしくお願いします。
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- gerappa
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詳細が不明ですので、参考となるかどうか? あなたの職業(職種)は何でしょうか? 営業でしょうか? 職種が不明なので、明らかな点のみを・・・。 (1)試用期間といえど、労働基準法は適用され『最低賃金』も保証されます。ただ注意を要するのは、給与がこの最低賃金を下回らなければ直ちに違法とはいえないので、例え水揚げ賃金だけになったとしても、これを下回っていなければ直ちに違法とはいえません。 給与をあなたの労働時間(但し休憩時間を除いて)、で除してみてください。時給換算で、下回れば違法です=満たない差額分は請求できます。 (2)賃金体系を、労働者の承諾無に勝手に変更することは許されません(労働組合があれば、変更が認められる場合はありますが)。 一応あなたはこの申し出でを承諾しているので違法ではありません。 しかし問題は、この時会社側が「他の社員もこれでやっている」といういわば虚偽の説明をし、それがあなたが申し入れを承諾する主原因となっている為、これを『不実の告知』として、この新しい給与体系の契約を反故にすることは可能と思われます。 ですがその後、更にあなたは「クビ」をちらつかせられたとは言え、これを『追認』してしまっていますよね。 ただ、労働者にとって「クビ」は一番の恐怖なので、これを盾にしてあなたに契約の更改を迫ったとすれば、『強要罪』または『脅迫罪』が成立します。しかし会社側はそう言ったとは認めないでしょうねえ。 (3)試用期間といえども、解雇理由は明示しなければなりません(単に業務に不向きというだけでは主観的な理由なので、客観的(具体的)事例を要求しましょう)。 でも復職を希望していないのなら必要ありませんね。 一応今後の為に覚えておいて損はないでしょう。 (4)詐欺的行為と言えなくも無いですが、現実的に詐欺罪で告訴するのは困難だと思います(「言った」「言わない」の水掛け論になる)。 以上ですが、賃金の請求権利は2年で時効になり、消滅します。 長々と書きましたが、法律を適用して考えるとなると、このように事実関係の詳細を時系列で精査する必要があります。 ただ言えるのは、大人の社会では不本意であろうが、このような汚い部分が沢山あります。特に自己保身や組織を守ろうとすれば拍車がかかります。私も悩んだことがありました。 しかしこのような人達ばかりではありません。 こんなことにめげずに、頑張ってください。
お礼
締切りが遅くなり、申し訳ございません。先日、やっと解決しました。それを報告したく、これまで締切らずに放置していました。 私の請求額全額ではありませんが、それとほぼ同等の額を支払ってもらえることとなりました。ご協力くださり、まことにありがとうございました。 また、不払い賃金のことでお悩みの方々も、諦めずに交渉し続けてみてください。私のように支払ってもらえる日がやってくるでしょう。
補足
ご回答、ありがとうございます。 まず、賃金と支給額の記述で誤りがありましたので、訂正します。 基本給+成績による出来高制で間違いはないのですが、この成績が一定の基準を超えない場合、左記計算のままでは最低賃金(以降最賃)以下となります。コンピュータで計算しているようで、最賃をインプットしてあり、その基準以下の場合は調整給として不足分を補っていたようです。その不足分は会社の利益から補填されるので、その額が大きければ大きいほど会社側としては不都合となります。 例えば最賃が15万円だったとして基本給+成績での賃金が12万円だった場合、3万円が調整給として支給され最賃をクリアするといった感じです。 私に支給された賃金は、この調整給をカットされた賃金でした。この不正な支給は会社側の対応からみても、容認していたと考えられます。 職種についてですが、万一にも会社側から特定されるのを避けるため、伏せておきます。ご理解をお願いいたします。ただ、特殊な業務内容で、営業的な要素が含まれます。 (1)試用期間といえど… については、上記のとおり、明らかに最低賃金以下でした。 (2)賃金体系を… についてですが、不正な契約を嫌々ながらも承諾したことは否定できません。しかし、承諾の最大の決め手が、後に偽りと判明した『社員一同がその条件である』なので、もし裁判になったとすればこのことが最大の事由とならないでしょうか。その場合は恐らくその発言を立証することとなるのでしょうが、この当時のことを私は周囲の知人や先輩方にありのまま話して説明していました。これらの誰かに証人として出廷してもらい、証言してもらうことになるのでしょうか。 (3)試用期間といえども… については、復職を希望していないので特にこだわりはありません。 (4)詐欺的行為と言えなくも無いですが… は、これらは明らかに最賃以下であり、ありもしない事を述べて契約させたので、私は詐欺と捉えています。因みに、まだ2年以内のことです。 入社に至っての経緯は、この会社と同類産業の関連会社に入社したく、直にその会社への入社は経験等から困難であると私は捉えており、知人の奨め(関連会社への紹介の斡旋等をしてくれる)を受けての入社でした。この会社の業務と私が希望していた会社の業務内容は同類産業でも月とスッポンの差があり、この会社への入社は不本意でもありました。 こういった経緯から、最賃を請求することに関しては本来希望していた関連会社への入社活動を阻害される恐れもあったため、請求できない・不正な条件を飲まなければならないという事情がありました。後に、妨害されましたが…。 請求→支払われなければ裁判となりますが、裁判で勝ったにしろ負けたにしろ、これらを実行した場合に今度就職する会社(これまで希望していた関連会社と同業者)にこのことが判明するということが、最も恐ろしいです。それなら事を起こさなければいいとお思いの方も居られるでしょうが、最賃との差額は本来なら支払われなければならないものです。ですので、私としては腑に落ちませんし、こんな悪いことと解っていながらやってきた会社の人間に対してもギャフンと言わせてやりたいです。不正は絶対に許されないことだと。 このことについても、ぜひとも助言いただけますでしょうか。