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怨みという語について
恨み(怨み)の仏教用語においての意味、そして、現在使われている意味を教えてください。特に仏教用語での意味はなかなか調べる事ができなくて困っています。よろしくお願い致します。
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- Parismadam
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こんにちは。国語の同様のご質問でも回答していますので、そちらもご参照下さい。なお、同様の回答になりますことをご了承下さい。 ご質問1: <恨み(怨み)の仏教用語においての意味> 1.「怨」という漢字、またこの漢字を使った熟語が論語や中国の史記などで使われる例はありますが、仏教が出典、ということはないと思います。 2.恐らく、論語や史記などでの語法が、仏教に転用されたものと推察されます。そのパターンは結構ありますから。 ご質問2: <現在使われている意味を教えてください> 1.語源は、「心」と「苑(の草冠のない漢字)」からなる会意文字になります。 2.「苑(草冠のない漢字)」(エン)は、「まがる」意味があります。 3.そこから 「心がまがる」→「心がおさえられてひねくれる」→「うらむ」 という流れで、現在の意味になったものです。 4.従って、この漢字が使われる熟語には、「うらみ」「ゆがんだ心」に関するものが多いのです。 例: 「怨恨」「怨情」「私怨」「憤怨」 以上ご参考までに。
- Samantabha
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仏教の専門用語として、特殊な意味は特にないと思いますよ。 「怨む」 他からの仕打ちを不当と思いながら、その気持をはかりかね、また仕返しもできず、忘れずに心にかけている意。 ――『広辞苑』より といったような意味で使われています。 もう少し具体的に、どういう場面で使われているのかをお示しくだされば、あるいは何かの書物に出てきたのであれば前後の文章などをお示しくだされば、もう少し詳しく解説できるかもしれません。