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父への恨みを乗り越えたいのです
反抗期の子供のようで恥ずかしいのですが、親への恨みが消えずに困っています。 先日知り合った精神科医の方に、過去を話した訳でもないのに(いくつかの質問に答えただけで)「過去に起きた事で深い恨みを抱えていませんか?その事を、恨みでは無く『経験』として受け入れないと今後も前に進めない」と言われてしまいました。 その言葉を言われてすぐに浮かんだのは実の父親の顔でした。 両親は私が幼い頃、揃って毎日パチンコ通いをしていました。幼稚園児の私はテーブルに置かれている数千円で毎日コンビニに通い、夕飯を買っていました。 父はいつも突然癇癪を起こす人で、その度に殴られたり蹴られたりしていました。 中学生になり、私は父の声や足音だけで喘息の発作を起こすようになっていました。 その当時、死にたくなって家の屋根からコンクリートに飛び降りたりもしましたが痣と傷、捻挫をしただけで両親はその怪我にも気付きませんでした。 学校にもあまり通わなくなり、父は益々暴力的になりました。 その後、私は高校に進学し大学に進むと同時に家を出て、社会人になり結婚をして現在は幼い子供も居ます。 両親は今も健在で、父の癇癪は相変わらずです。 暴力は無くなったし回数も減ったのですが、時折癇癪を起こされると私は無条件に涙が出て来て震えが止まらなくなり、酷いときは治ったはずの喘息の発作が起きます。 父のせいだと思うのですが、パート先で男性が怒鳴っているのを見るだけで隠せない程に冷や汗をかいて震えが止まらなくなります。 暴力を振るわれて育った子供は暴力を振るう親になると聞きます。 私は自分が父のような親になってしまうのが堪らなく不安で、そんな親になるくらいなら死んだ方がマシだとすら考えています。 こんな状態で、恨みを昇華することは出来るのでしょうか? 何かアドバイス、解決策等あれば教えて頂きたいです。よろしくお願いします。 長文失礼しました。
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実家を出たらどうですか。 離れて暮らすことだと思いますが。
今の気持ちを忘れなければ、お子さんの気持ちが理解できる優しい親になれると思いますよ、ただ、その子供を守るにはもう少し強くなった方がいいですね 親を捨てるくらいに。
まず、あなたの父親がひどい人だということは間違いありません。 そしてそんなひどい父親のもとで育ったあなたが父親を恨むのはしごくもっともなことです。 ひどい親のもとで育った人の中には「親を恨むなんていけないことではないか」と考えてしまう人も多いようですが、そういう親を恨んだり憎んだりするのはまったく間違っていないと思います。 自分の感情を封じ込めようとしたり消してしまおうとしたりすると、かえってその感情が心の奥に根を張ってしまい、心の健康を害することになりがちだそうですから、あなたもまずは自分の感情をしっかり認め、「親を恨んだり憎んだりしてもいいんだ。そういう感情を持つ私は正しいんだ」と思うようにしましょう。 その上で、父親との関係を改善したいというなら、自分がどんなにつらい思いをしてきたかを父親に上手に伝え、わかってもらうという手もあるのかもしれませんが、それはそう簡単なことではないでしょうし、私自身もそういうことについてのアドバイスはできないので、そうしたいなら精神科のお医者さんやカウンセラーなどの意見を聞きながら進めていった方がいいと思います。 また、そういう気持ちがないなら、親とできるだけ距離をとった方がいいと思います。なんなら縁を切ってもかまいません。 それと、「親に暴力を振るわれて育った子供は暴力を振るう親になる」わけではありません。「親に暴力を振るわれて育った子供は暴力を振るう親になる可能性が少し高くなる」なら正しいかもしれませんが、あなたが優しいお母さんとして幸せな家庭を築いていける可能性だって十分にあります。 そのためにはまず、旦那さんがあなたのつらい気持ちを理解してくれるといいですね。 また、たくさん本を読んで勉強することが大切だと思います。あなたと同じような体験をし、同じようにつらい思いをしている人はたくさんいるので、そういう人たちのために専門家が書いた本もたくさん出ています。そういう本を読んで、どういう対処法があるのかを勉強したらいかがですか。
- peri1005
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人は人なんです。自分ではありません。 親子兄弟姉妹であろうと、一人一人の感情は別です。 抑圧されて恨むのも当然の感情です。 いまは成人となり、結婚してお子さんもおられるとのこと。 どんな親でもその人がいなければ、貴女自身の存在はないし、お子さんも存在しません。 ただもうその人から与えられる負の経験は追加されることはないんです。 女性の場合、父親から受ける心理的影響は大きい。しかも引きずります。 貴女の喘息発作の引き金は父親からのストレス、裏返せば父親から愛を得たいという求償行為です。 過去にこうあればといくら思っても、過ぎ去った時間は取り戻せないのは事実ですよね。 精神科医師が言っていたのはこのことに過ぎないんです。 過去の恨みは残ってしまっても当たり前。誰しも多少なりとも親への恨みは持っているものです。 昇華させるにはこういう人間なんだと割りきっていくしかないんです。 自分の親の悪い面は貴女を通じてお子さんに伝わろうとします。それを止めることができるのは貴女だけです。 自分の親を恨む姿をお子さんは見ていくのです。これは怖いことですよね。 自分がされて嫌なことを他人にはしないこと。過去を恨んで気にやむより、それを未来につなげないこと。 どうか考えてみてください。 なお喘息発作を持っている場合、発作は出なくなっても気道粘膜は常に荒れやすくなってます。 風邪など拗らせないようにご注意なさってください。
- taka-aki
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過去を経験にする、というのは、過去の自分とは違った視点でその出来事を見るということですよ。 無力な子供だった自分とは違う視点で物事を見られる。 人が人に当たり散らすのは本人が不幸だからで、あなたの親は不幸だった、ということでは。 そして、自分より弱いものに当たるしかできない弱い人間だった。 なら、幸せで根性を持った人間ならそういう風にはならないということです。 自分で自分を殺すのも自分の子供に当たるのも、人を生かそうとしていないということでは同じではないでしょうか。 自分の体験をいろいろな視点、子供の視点、当時の親の視点、今の自分の視点などから見られるようになり、理解を深め、その上で、自分は人を生かす生き方をしよう、と思って今に活かすことが過去を経験にするということだと思います。 あなたの親も体験から学ぶのではなく他人や自分を破壊する生き方しかできなかったのでしょう。 親も親の親にいじめられたとか、子供の頃にトラウマがあるとか、なんか問題があるのかもしれません。自分が子供の頃はそんなこと分かりませんが、大人になればもう少し時間的にも人間関係的にも広い見方ができるものです。人に歴史あり。
- unknownname
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他の方も申しておられますように、あなたは既に「乗り越えて」おられます。自分は、そんな人間になりたくないという事を学んでおられるでは無いですか。 私は、小学校時代に学校の教師に苛められました。教師がクラスメートにけしかけ、sパンツを脱がせる・学校に持っていった物を教師がわざと壊す・「お前は手を上げても絶対答えさせないから」と授業中に皆の前で言うなど・・・毎日が針のムシロでした。でも「こいつを絶対に超えてやる!」そう思って頑張ってきたから、今があります。恨みが無いとは言えません。許す事も出来ませんから、同窓会にも出ません。でも「あのバカ教師がいたから頑張れた」そう思うようにしています。 あなたが、そうやって不安な気持ちがある・そうなるくらなら死んだ方がましという気持ちがあるなら、絶対に「あなたの父親」の様にはなりません。不安感はぬぐえないでしょうし、時に「まさか自分の行動は父親と同じ?」と思ってしまう、不安な事もあるでしょう。でも大丈夫。絶対にそんな事はありませんから。あなたは、立派に独り立ちしておられます。だからこそ、こうやって質問をされているのですから。 これから先も、あなたは父親を超える努力をして行かれるでしょう。それが一番大切で有り、それだけで十分だと思います。どうか安心して、ご家庭を大切になさって下さいね。大丈夫、大丈夫ですよ!
- tomban
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>私は自分が父のような親になってしまうのが堪らなく不安で、そんな親になるくらいなら死んだ方がマシだとすら考えています …よく考えてみてください。 「死んだ方がマシ」と言うあなたは、むかし、屋根から飛び降りて死のうとした「あなた」と、まるで変わっていないということを。 とても厳しい言い方になってしまうので恐縮ですが、当時「屋根から飛び降りたあなた」も、自分が嫌いで、嫌になってしまいそうなあなたも、どちらも「現実から逃避しようと試みている」わけです。 お医者さんがおっしゃったことは「感情ではなく、理性で物事を捉えなさい」と言われているのだと解釈します。 「恨み」というのは感情なので、思いつづける限り膨らみ続けるものです。 止めどがないのが感情というものですね。 だからそれを「経験」という「考え方」で処理する…有ったことだ、現実なんだ、と「過去の出来事」として見るように徹すること。 今は昔で、もう昔のことは「起きない」わけですから、今ならば冷静に過去を見ることが出来るはずです。 あなたが、お父さんのようになる、などということの「根拠」など、どこにもない。 確かにデータの上では、虐待を受けた人が加害者になるというケースは、通常の場合よりは多い傾向にはあります。 しかしそれは「他の人のサポートが受けられなかった」ことと無関係だとはいえないでしょう。 つまり、あなた自身が「どう生きていくか」で、いくらでも人生は変わるということです。 ひとりの「人間」である、という自覚を持ってくださいね。 一人の人として、一人の人と向き合っていくことが出来る年代を「成人」と言っても良いと思います。 父親という人格、母親という人格と向き合っていき、自分なりの意見を構築していけるようになった。 それが出来ないと感じているとしたら、その理由は「自分で自分を縛っているから」です。 過去の出来事に恐怖するあまり、自分の可能性を閉じ込めてしまっているのです。 勝ちましょう…あなた自身に。 そのために、過去の「思い出」は踏みつけて進みます。 過去は過去、今は今…受けた傷はもう治ったはずです。 心の傷は「ゴーストペイン」…実は「あるようでいて、無いもの」と認識して下さい。 …あなたの心を支配しているものは「お化け」なのです。 お化けなんていません…あるのは「過去の出来事」だけです。 見えるもの、明るみにあるものを、凝視することですよ。 お父さん、お母さんは今、さあ、どんな姿をしていますか?。
- sisquiede6
- ベストアンサー率27% (11/40)
毒は吐いて捨てよという言葉があります。 即ち親父さんに面と向かって恨み言を吐き出してみましょう。 経験上恨み事は隠してる内は大きくなりこそすれ小さくなったり、まして消えたりなんて絶対しません。 口に出すことで相手もこちらの立場を知り、考え、その上で事情を話してくれるはずです。 そうしてお互いを知ることで譲れること、譲れないこと、自分で変えられること、変えられないこと等将来にわたって必要なことが見えてくるはずです。 それは、許す許せないとはまた別の話です。ですが、そうすることで親父さんを許してあげられる未来ってのも見えてくるんじゃないでしょうか?
- nanana1230
- ベストアンサー率25% (143/551)
No2さんのお話が最もだと思いますので補足程度に。 私も父親を嫌いでした。 借金はするし、嘘ばっかりつくし、 人に迷惑ばかりかけて来た人です。 何年も前にもう亡くなりましたけどね。 でもそれが私の父親です。 自慢する部分などひとつもありませんし、嫌いですが 自分が自分の気持ちを受け入れないと この嫌な気持ち救えませんからね。 父は事故でなくなりました。 その時に父の亡骸を警察署に引取りに行きましたが 眠ってる顔を見ながら 「もう許してあげよう」と思いました。 怨みつらみを亡くなってまで持って欲しくないし。 私自身にも良くないと思いました。 生きているうちにはこういう心情にはならないと思います。 ただ、あなた自身に良くない影響が出ているのなら 気持ちの切り替えはとても大切だと私は思います。 私も父親は反面教師でしたので。 嫌いなら嫌いで良いと思います。 私は対して心広くないと思いますが あなたもそうして行かないと自分がしんどいだけですよ。
- yaasan
- ベストアンサー率22% (2731/12290)
まず、父親の姿を嫌というほど見てきたあなたの現在の状態はいかがですか?ギャンブルに狂ってますか?癇癪を起こしますか?暴力を振るいますか?どうですか? あなたは父親を反面教師にし、立派な大人に成長しています。父親を乗り越えたのです。乗り越えた親に怨みを持っても仕方がない。人間的には嫌いでもある意味立派に育ててくれた父親はもうあなたにとってどうにでもなる存在だと思います。相手と同じレベルで物事を捉えてはいけません。これからも立派な大人として生きていけばいいのです。
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お礼
認めたくはないのですが、私は父に似ています。 夫等の親しい間柄の人に対して、時々癇癪を起こしてしまっています。 また、泣き止まない生後一ヶ月程の娘に対して頭を叩きそうになったりもしました。 思いとどまって手を上げずに済んだものの、その時は酷い自己嫌悪に襲われました。 怒る自分の姿が父に重なり、一日中涙が止まらなかったのを覚えています。 けれどその時「私は結局父と一緒だ」と泣く私に、夫は「思いとどまったなら大丈夫、手をあげるまではまだ一緒じゃない」と言ってくれました。 その言葉のおかげで、それ以来娘に手を上げそうになったことは一度もありません。 ですがそれは結果論で、結局私はまだ乗り越えることは出来ていないのだと思います。 これから、yaasanさんの仰るように父のことを「どうにでもなる存在」だと思えれば良いなと心の底から思います。 今の私にとってはまだ父は大きなトラウマであり、恐れの対象です。 本当に乗り越える事が出来たときに、その考えを参考にさせて頂こうと思います。 頂いた回答のおかげで、怨みが消えずとも、父を反面教師として乗り越えることさえ出来ればそういう考え方も出来るのだと知る事が出来ました。 とても分かりやすくすっきりした考え方だなと思います。 少し気持ちが軽くなりました。 丁寧に答えていただき有難うございました。