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付き合いとしての借入金
まもなく就職活動が始まるのですが気になっていることがあります。 私は企業を選ぶ基準として「負債は資本金より少なければならない」という考えを持っています。 先日合同説明会である製造メーカーに説明を受けました。売上が年間100億、資本金が2億の未上場企業です。 渡された資料の中に借入金の項目がなかったため、質問すると年間3億と回答されました。 話を聞くと、別に借入金がなくても事業はやっていけるが大手銀行との付き合いがあるためわざと借りているとのことでした。 資本金を超える額を毎年付き合いで借り入れることってあるんですか? 自分の企業選択概念が崩れてしまったため、とても不安です。認識を変えるべきでしょうか?
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>資本金を超える額を毎年付き合いで借り入れることってあるんですか? あります。 一つは返済実績を積み上げ、万が一の際、銀行に助けてもらおうという考え。 もう一つは借り入れの必要は無いものの、起業時に助けてもらった銀行に恩があり、その付き合いで(銀行側の成績の為)借り入れしている場合。 >認識を変えるべきでしょうか? 企業会計の勉強を積めば決算書から会社の体力を十分認識する事が出来ます。B/Sだけで知り得る内容なんてごく僅か。P/Lだけでも足りない位です。 また、資本金は最後の砦として考え、短期なら、増加運転資金を借り入れで回していたり、長期なら設備投資資金の残高かもしれません。 「負債は資本金より少なければならない」→必ずしもそうとは言えない条件なので、固執しない方がいいと思います。質問者さんが経営者ならOKです。
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- hiro088
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その製造メーカーさんは工場を建てるのに借入金無しで立てたのでしょうかね? 借入金の金額は「売上高」を目安にしたほうがいいと思いますよ。 さすがに年商以上の借入金があると引きますね。 その会社さんなら、30-50億円あっても、びくともしないかもしれませんけどね。 借入金は、資金の種類にもよります。「工場建設のための設備資金」なら軽く10億円以上は行きますし、運転資金も業界によって取引条件が異なり3ヵ月後支払や6ヵ月後支払で、運転資金の借り入れ金額は倍違います。 銀行が企業審査をする場合、資金の種類、企業の成長性、安定性を見て融資するので、借り入れ金額は逆に、企業の成績表になることもあります。 付き合いで、一時的に借り入れするのなら、できたら月商分くらいは借りて欲しいところですね。 まったく資金借り入れの必要のない会社が付き合いで借りる場合は、 決算をまたがないように借り入れするというのが普通です。 企業を財務諸表から審査し就職先を選ぶのは至難の業です。 それよりも、事業の成長性、業界位置(川上か川下か)、自分の力量でどこまでいけるかなどで判断したほうがいいと思います。 今の銀行は、かなり厳しい審査で融資先を選定しますので、借入金は財産かもしれません。
お礼
お礼が遅れて申し訳ありません。 たしかに借り入れ自体ができない場合のほうが怖いですね。 決算をまたがないように借りるということは、決算時の有利子負債が0ということでしょうか?任天堂とか。 ありがとうございました。
お礼
自己資本率というものを調べてみました。 50%以上だとまあ大丈夫といえるみたいですね。高すぎてもダメというのは驚きでした。 いくら恩を売っても、さて倒産という事態にどれほど融資してくれるか非情に疑問です。 もう少し勉強してみます。ありがとうございました。