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退職金について

サラリーマンです。退職金について教えてください。これまで退職金はその全額を会社が利益の中から積み立てて支払うものと思っておりました。だから、中小のあまり利益の出せない会社は退職金が支払えないと思っておりました。 今後、退職金の制度が変わると聞いたのですが、現在の制度がどうなっていて支払われる仕組みがよくわりません。また、退職金についてネットで検索しても「○○年金・・」とかの解説になっており流れが理解できません。全く分からない無知に私にどなたか詳しく教えてください。

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回答No.6

退職金制度にもいろいろありますが、基本として、次のようにご理解ください。 ○退職金は、従業員と会社との間で「約束」して決めるもの 退職金というのは、給与規定などであらかじめ、従業員と会社との間で決められるもので、会社が勝手に出したり出さなかったりというものではありません。もちろん例外はありますが、「これこれこういう条件のひとには、これこれこういう額で退職金を支払います」ということを、あらかじめ決めておいて、退職時に会社が支払うのが退職金です。ですから、もともと「退職金は出さない」という約束(規定)で、雇用されている人は、退職金はもらえません。これは、企業規模に関係はありません。 ○退職金は、会社が給与と別に、積み立てておくもの 一般的に、会社は退職金を支払うために、その人が辞めたときに支払う退職金を別途貯めておくものです。これらは、「退職引当金」などというようですが、大事なことは、これらのお金には会社は税金を払わなくていいことになっています。つまり、いずれ社員に渡すものだから、すでに社員に支払っているものとして税金を計算してもらえるのですね。国の制度としての「退職金制度」というのは、実はこのような税金の制度のことで、退職金を払うとか払わないとかいう事ではなく、払うために準備している場合などにそのような税制での配慮をしているということです。 最近ニュースでいろいろと聞くのは、この国の退職金制度(税制)が変わったためで、その辺は「適格年金」とか「確定給付年金制度」などのキーワードで調べるとわかると思います。 ○会社が退職金を積み立てる代わりに、これを運用したり投資にまわす制度もある それで、最近話題になっている「確定拠出年金制度」の話になるのですが、要するに、この退職金の一部を従業員に先払いして、代わりに投資などにまわしてもらう制度ができたのです。この場合、退職金の代わりという建前上、60歳を過ぎるまでは引き出して使うことが原則としてできない代わりに、退職金(退職一時所得)と同じ程度に、税金を優遇するというものです。これには、ただ企業の預金として眠っているよりも、退職金が市場の投資に回ることで経済が活性化するだろう、という国の目論見があります。 これには賛否両論あるし、メリット(経済の活性化、企業の経営数値の改善)もデメリット(老後の資金の不安定化など)もありますから、細かいことはここではいいませんが、興味があったら調べてみてください。 ご参考まで。

keroponpap
質問者

お礼

丁寧な説明ありがとうございました。

その他の回答 (5)

  • jfk26
  • ベストアンサー率68% (3287/4771)
回答No.5

>これまで退職金はその全額を会社が利益の中から積み立てて支払うものと思っておりました。だから、中小のあまり利益の出せない会社は退職金が支払えないと思っておりました。 そのために中小企業には中小企業退職金共済制度、いわゆる中退金の制度があります。 毎月掛け金を払えば(掛け金は会社負担)それが運用され、退職したときに掛け金にプラスされた金額が退職金として支払われます。 つまり会社は支払う退職金を全額負担する必要は無いということです。 下記が参考になると思います。 http://www2.ocn.ne.jp/~gunippan/jyoho/chyutakin.html その中の掛金の表を見ればわかるように、掛金には5000円から30000円までの色々な種類があります。 またその下の退職金額を見れば、例えば掛金が30000円で45年(540ヶ月)支払えば、33,846、000円の退職金が支払われます。 しかし会社は30000円の掛金でで540ヶ月加入ならば 30000×540=16200000 ということで、16,200,000円の負担で済むということです。 またこちらも参考になると思います。 http://www.tokai.or.jp/haibarashokokai/cyutai.htm

keroponpap
質問者

お礼

大変参考になりました。ありがとうございました。

  • debukuro
  • ベストアンサー率19% (3634/18947)
回答No.4

退職金に関する法的な規定はありません あくまでも企業内での制度です だから企業によってまちまちです

keroponpap
質問者

お礼

ありがとうございました。

noname#91323
noname#91323
回答No.3

退職金の規定が数値的に約束されていないと、減額されるケースも小さい会社でよくあります 社長の人間性だけにかかっている無責任な制度を国が知らん振りしているだけです 日本の場合給与の一部という考え方が多いので困った話ですね  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%80%E8%81%B7%E9%87%91

keroponpap
質問者

お礼

ありがとうございました。

  • zorro
  • ベストアンサー率25% (12261/49027)
回答No.2

退職金制度はなくなる傾向があります。退職金をなくして若年層の給与を上げて離職率を低くしようとするものです。退職金を受け取るか、毎月の給与を上げるか・・・・選択できる会社も出てきています。

keroponpap
質問者

お礼

ありがとうございました。

  • coco1701
  • ベストアンサー率51% (5323/10244)
回答No.1

・退職金制度は、会社によりある所と無い所がある  (退職金の出る会社と、出ない会社がある・・制度があるかないかによります) ・退職金の支給方法は会社により違う(制度の内容による)  ・一時金での全額支給  ・年金として(企業年金)有期限・無期限の支給  ・一時金と年金支給の併用 ・退職金の制度は公的な制度ではなく、私企業の私的な制度ですから企業によりその内容は一様ではありません ・ご自分の会社に付いては、退職金規定等がおありでしょうから、その内容をご確認下さい

keroponpap
質問者

お礼

ありがとうございました。

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