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オペアンプ、反転増幅回路での負帰還を考えた時の矛盾 

参考URL http://markun.cs.shinshu-u.ac.jp/learn/OPamp/invop.html 一般的に  Vout=A(Vp-Vn) が成りたちます。しかしそこで負帰還の条件Vp=Vnを考えると Vout=0 また図より Vp=0 となり  Vp=Vout となってしまうと思うのです。抵抗をはさんでいるにも関わらず。。 なぜでしょうか?ご教授お願いします。

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noname#64223
noname#64223
回答No.3

よく考えてください。 「Vout=A(Vp-Vn)は負帰還を考える際には使えない」 とは一言も言っていません。 Aが∞なので、Vp-Vn=0にしなければならないのです。 Aが有限の場合は、Vp-Vn=0だと、出力は0となります。 ようするに、基本は、Vout=A(Vp-Vn)です。 本当にオペアンプを理解したいなら、一度、 Vout=A(Vp-Vn) を考えて、入力と出力の関係を求めてください。 参考URLでは、途中でVp-Vn=0としていますが、 Vp=0とすると、 Vn=-Vout/A です。これで増幅率を求めて、Aを∞にすると同じ結果になります。

kumakuman3
質問者

お礼

ああああああわかりました。 Vout=ある値 Vout=A(Vp-Vn)かつA=無限大 なので、Vp-Vn=0でなければならないということなのですね!!!! わかりました!!!! もやもやがなくなりました。!!!

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  • inara1
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回答No.2

質問文にあるURLの説明では理解できませんね。ANo.1さんのコメントにあるように、近似を使わず計算して、あとで Ao → ∞ とすれば導けます。 Vout = A(Vp-Vn) は正しいですが、「負帰還の条件 Vp = Vn 」が違います。その次の式に    Vn = Vp - Vo/Ao --- (1) と出ているように、A が大きいほど、Vn と Vp の差が小さくなりますが、決して Vp = Vn になりません。Vp = Vn というのは Ao が大きいときの極限であって、実際にはAoは無限大ではないので常に Vn > Vp です。 2番目の式の    Is = ( Vi - Vn )/Rs = ( Vn - Vo )/Rf に式(1)を代入すれば    ( Vi - Vp - Vo/Ao )/Rs = ( Vp - Vo/Ao - Vo )/Rf となりますが、これを Vo について解けば    Vo = { - Rf/Rs*Vi + ( 1 + Rf/Rs )*Vp }/{ 1 + ( 1 - Rf/Rs )/Ao } となります。この場合 Vp = 0 としているので    Vo = - Rf/Rs*Vi/{ 1 + ( 1 - Rf/Rs )/Ao } --- (2) というのが、近似を使わない場合の出力電圧です。 Ao が大きいほど式(2)の分母は 1 に近づくので、Ao が大きいときの Vo の極限が    Vo → - Rf/Rs*Vi となるわけです。これが Ao→∞ としたときの近似式です。URLの説明は途中をはしょっているので、文章を追っても確かに理解できませんね。

kumakuman3
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 上記の方法で Vo → - Rf/Rs*Vi を導くことはできます。 けれど、何個も本を読みましたが、 負帰還⇒仮想短絡⇒Vp=Vnになると記述があります。

noname#64223
noname#64223
回答No.1

Vp=Vnは、便宜上そう考えているだけです。 なぜならば、OPアンプの増幅率は∞と考えているので、 そうしないと、出力も∞となってしまいます。 疑問をお持ちなら、増幅率の部分を有限のAとかにし、 近似を用いずに考えて見てはどうですか? この場合は、明らかに、Vp=Vnではありません。

kumakuman3
質問者

お礼

「便宜的」ですか。。 では Vout=A(Vp-Vn)は負帰還を考える際には使えない。代わりにVp=Vnが成り立つと考えても問題はないでしょうか?