• 締切済み

ランボーの「地獄の季節」の何が良いのか分かりません。色々教えてください。

本を買って読んでみたのですがさっぱり理解できません。 つまらない映画を観ているような感覚で読む気も失せました。 どういったところが天才なのでしょうか? 解説に「第一級の詩を生み出し…」とありますが凡人と一流の違いって何なのでしょうか?

みんなの回答

  • kadowaki
  • ベストアンサー率41% (854/2034)
回答No.3

再々回答をさせていただきます。 う~ん、質問者さんが「地獄の季節」を読もうと思ったそもそもの動機は何だったのかが見えてきませんので、素人の私では質問者さんのご期待通りの回答をいたすのは至難の技かと思います。 質問者さんご自身に、言葉とは何か?とか、そうと自覚せずに言葉の奴隷になっている自分に我慢ならないとかといった、ご自分の強い内的動機に促された上でないと、ランボーの方もすぐに微笑みをもって彼の内奥の秘密を明かしてくれるとはとても思えません。 もし、大学で出された課題等をこなす必要があるのでしたら、まずは概説書でも借りて、ボードレールやヴェルレーヌなどと比較した上でランボーの特長を相対的に浮き彫りになさってみた方が良いかもしれませんね。

noname#62156
質問者

お礼

どうもありがとうございました。

  • kadowaki
  • ベストアンサー率41% (854/2034)
回答No.2

>それほど多く詩や小説を読んだことがないので良いのか悪いのか分からないのです。 詩や小説に限らなくてもいいと思いますよ。 映画でも、ドラマでも構いませんが、質問者さんがそれを観て、「良い」とか「悪い」とか思ったとすれば、必ずそう思わせた原因・理由があるはずですから、まず、それを徹底的に追及してみませんか。 >ランボーの詩のどこが、何故に面白い、素晴らしいと感じましたか? 「地獄の季節」によると、ランボーは幸か不幸か、自分が詩人であることに覚醒し、俗人ども(質問者さんや私も含む)がそうと自覚せず、平気でウソをついていることに堪えかね、俗人どもの手垢にまみれた言葉をもとの純粋な言葉に戻してやることを自分の使命だと確信したようです。 ただ、幸か不幸か、この確信は彼が成人する前に崩壊し、詩と訣別してしまいます。 人間が言葉の枠を超えて思考することができないと悟ったからには、これ以上、詩を書き続けるという自己欺瞞に堪えられなかったのでしょうね。 このようなことを教えてくれたランボーは、私にとっては、間違いなく「面白い、素晴らしい」詩人だと言えます。

noname#62156
質問者

お礼

度々ありがとうございます。 ランボーの詩は言ってることがさっぱりで理解しにくいんですよ。 自分は言葉が苦手なので堅苦しさを感じて敬遠してしまうのかもしれません。 >人間が言葉の枠を超えて思考することができないと悟ったからには、これ以上、詩を書き続けるという自己欺瞞に堪えられなかったのでしょうね。 すみません、ここの部分がよく理解できないのですが詩を書くのをやめた理由についてもっと分かりやすいように説明して頂けますでしょうかm(__)m よろしくお願いいたします。

  • kadowaki
  • ベストアンサー率41% (854/2034)
回答No.1

>ランボーの「地獄の季節」の何が良いのか分かりません。 なら、質問者さんが面白い、素晴らしいと感じる詩なり、小説なりがあるかと思いますが、「地獄の季節」とを比較して、どこが、何故に面白い、素晴らしいと感じさせるのか? とお考えになってみませんか。 こういう疑問に囚われない限り、ランボーもつまらないでしょうね。 私の経験からすれば、他のどんな傑作と評される詩や小説も、「地獄の季節」の前では色褪せてしまいますが。 >どういったところが天才なのでしょうか? たとえば、彼の有名なな《Je est un autre.》(=I is someone else.)という言葉がありますが、「ああ、なるほど、言われてみればその通りだ!」と思えれば、彼が「天才」かどうかはともかく、「物事を正しく理解しないと我慢できなかったんだだろうな」と程度のことはお分かりいただけるはずです。 >解説に「第一級の詩を生み出し…」とありますが凡人と一流の違いって何なのでしょうか? より正確に知りたいという強烈な欲求に取り憑かれているかどうかだけの違いだと思います。

noname#62156
質問者

お礼

ありがとうございます。 それほど多く詩や小説を読んだことがないので良いのか悪いのか分からないのです。 kadowakiさんはランボーの詩のどこが、何故に面白い、素晴らしいと感じましたか?