とりあえずざっと職場の環境を列挙します。
>Adobe系(MacとWin両方)
Illustrator5~9.0J,Photoshop4~6J,Golive6J,Acrobat4~5J
>3Dソフト(Mac)
ShadeProfessionalR5,Swift3Dv2
>音楽用ソフト(Mac)
CubaseVST,Rebirth,SoundEdit...etc.
>Macromedia系(MacとWin両方)
FireWorks4J,Dreamweaver4J,Flash5J,Director8J
>開発環境
FileMaker,RealBasic,VisualBasic,PHP,Java2...etc.
>フォント(Mac)
モリサワ,DynaFont,TypeBank...etc.
>OS
Win98SE,Win2000,XP,RedHatLinux7.2,MacOS9.2,MacOSX10.1
>その他
mi(テキストエディタ),QuickTime,iMovie...etc.
>確認用ブラウザ(Mac&Win混合)
IE5,IE6,NN4.7,Netsape6,Netsape7,w3m(UNIX用のテキストブラウザ),Lynx
ほとんどのソフトは会社での購入品ですが個人的に購入して仕事に使用しているものもあります。随分と数があるように思えるかもしれませんが、ほとんどのクライアントの要求に応えつつ、印刷物とWeb・PDF・CD-ROMのメディア展開やMacとWinが混在するワークフローにはこれだけ必要になります。断っておきますがマシンは決してハイスペックなものではありません。常にメモリ不足との戦いです。
Golive6JとDreamweaver4Jなど似たようなものが混ざっていますがクライアントによってはDreamweaverのテンプレートやライブラリを支給し、それを使用するように指定されることもあるためです(仕事上必要でその後全く使われていないものにHomePageBuilderなどがあります)。
この他に元原稿をPowerPointやWordで支給されることもあるためMac用とWin用のOfficeなどもあります。OSにLinuxが含まれているのはローカル用のテスト環境を構築するためです。
経験からWinとMacは使えて当たり前(アプリケーションの操作にはほとんど差がありません)。Linux(またはFreeBSD)は絶対に扱えるほうが有利です。
>学校へ行くか、独学でマスターするか色々と調べています。
体系的に受動的に学習したいのであれば学校への入学を薦めますが、能動的に自分で学習できるのであれば必要な知識は十分独学で習得可能だと思います。知識は本を読むことで蓄えられ修練を積むことで技術として身に付きますが、デザインのスキルは教わるものではなく、現場で先輩の仕事を見て盗むものです。バイトでも手伝いでもいいですから現場を覗くのも有意義だと思います。センスはあればよいですが必ずしも必要なものではありません。センスのないデザイナーなんてゴロゴロいます。
とりあえずプロになるとっかかりさえあれば必ず自分の後ろに道ができます。そして常に前進するよう努力し続けなければなりません。
非常に厳しいことを言いますが業界の動向としてWebデザインを手がけることができるグラフィックデザイナーが増加しているため(美大や専門ではカリキュラムに含まれる)、Web専門の会社はよほど専門特化型(例えばプログラミングやDBがからむような案件 例:e-コマースサイト)か外注としてしか生き残れないのではないかと思います。
>必要なソフトも個人で買うにはかなり高額で
AdobeのCollectionPackでも12回払いなら月々1.4万円程。高校生のおこずかいでは買えないかもしれませんがバイトでもしていれば決して買えない額ではないと思います。
お礼
丁寧な返答ありがとうございました。 とても参考になりました。 DreamWaverを使わないとは思いませんでした。 お話をお伺いしていると、デザイナーさんとプログラマーさんとで分業化されているようなのですが、これは至って普通のことなのでしょうか? デザインもプログラムも全部覚えなくてはいけないと思っていたのですが 実際の現場ではどうなんでしょうか?