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NOSやプロスタサイクリンなどから最終的に産生したcGMPやcAMPが血管を拡張させるメカニズムを教えてください
NOSやプロスタサイクリンなどから最終的に産生したcGMPやcAMPが血管を拡張させる詳細なメカニズムを教えてください。調べる範囲では、 cGMP(cGMP)→血管拡張 という記述ばかりで詳細なメカニズムが分かりません
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文献を当たったのでしょうか。私は全くの素人ですが,筋収縮の原理から,筋が弛緩するためにはミオシンの脱リン酸化が起こったからです。「NO・cGMP・myosine・dephosphorylate」で文献検索すると膨大な文献があります。下記はニトロセルロース?ニトログリセリン?の作用機序中の記載です。 「硝酸基から遊離した一酸化窒素が、血管平滑筋の細胞質内にある可溶性グアニル酸シクラーゼを活性化してサイクリックGMP量を増加させる。その結果、サイクリックGMP依存性プロテインキナーゼが活性化され、細胞外へのCa2+の汲み出しの促進やミオシン軽鎖の脱リン酸化などが起こり、血管が拡張する。また、血管平滑筋のATP感受性K+チャネルを開口して細胞膜を過分極させる作用もある。その結果、収縮に必要なCa2+の流入が抑制されて血管が拡張する。」