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外国産の霜降り牛肉
私は福岡市に居住しています。今無職で貧乏なので,不本意ながら牛肉は国産以外も購入しています。 ところで,スーパーに並ぶ米国産・豪州産とも霜降り肉がありません。 外国産の霜降り肉なら安いだろうし,あれば買ってみたいのですが,なぜスーパーの店頭に並んでいないのですか?
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- takuranke
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外国産でも霜降りは作られていますが、 基本短期間の飼育なので、サシが全体に回らないので、肉が水っぽくなり、人気がありません。 ごく少数ですが、日本と同じような長期飼育の牛もいますが、かなり高いです、日本とそれほど変わらない。 外国の方が日本に来て、霜降りを美味しいと言って食べますが、日常的に食べたくないという人が多いそうです。 霜降りはグレインフェッド(穀物飼育)の高カロリー食で、運動させない状態のいわゆるメタボ状態の「不健康」な牛です。 グレインフェッドはサシが多くなくても、肉質がやわらかく日本人には好まれています。 大手牛丼チェーン店はショートプレート(ともバラ)を使用している店が多いようです。 この部分、焼肉屋さんでカルビとして出されていて、もともと脂肪の量が多い部分になります。 外国(特にアメリカ)では好まれない部分で(ひき肉などにしていたそうです)、そこに目をつけた某大手牛丼チェーン店が買い付け、有名な吉○家カットと呼ばれるようになりました。 また、人工霜降り肉というのもあります、脂肪を注射器を使用して注入して作ったものです。 肉の味そのものを楽しむなら、グラスフェッド(牧草飼育)の牛のほうがいいです。 大田原牛は一度食べてみたいですね。
- pre_pyo
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国産和牛や和牛の飼育には日本独自の育て方を行っています。 日本人は俗に言われる「霜降り肉」が好みで逆に外国では赤みが 好まれています。日本人は霜降り肉の為に牛に与える飼料や飼育 方法を編み出して育てているのに対して、ほとんどの外国では 霜降りの必要が最初からないので通常の牧草飼育をしています。 ちなみに霜降り肉の牛を育てるのに麦粒などを与えて日数をかけ じっくりと育てています。外国では牧草のみが多くある程度の 日数以上で出荷します。若干、日本の飼料に近いのがとうもろこし を主体に与えている米国ですがやはり出荷が早いことや飼育法の 違い、霜降りの需要が少ないので霜降りで取れる肉も少なくなります。 故に全く無いわけではないのですが基本的に外国産は国産よりも 全体に占める「霜降り肉」は最初から少なく、あってもやはり国産肉 と同様で国産ほど高くはないのですがそれなりの価格になります。 量販店やスーパーで見られない理由、取り扱いが無い理由はそれなのです。 ちなみに(現在は不明ですが)外国産の脂肪分が多い箇所、通称 霜降りに近いもしくは該当箇所の肉は大手の牛丼店や牛丼などの 加工製品類に使用されているようです。ですから外国産の霜降りと 言うよりも脂肪分が多い肉というのが正解で、霜降り肉はある意味 日本独自で日本人が好む肉でもあるわけです。 外国のステーキやハンバーガーに用いる肉などは霜降り肉は不要と 言うことを覚えてください。
お礼
ご回答ありがとうございます。 日本人は特別に霜降り好きなんですね。 もともとグルメなどに興味もない粗食だった私ですが,24時間営業のスーパーで深夜に半額以下になって売られていた霜降り肉を食べて以来,またあのジューシーな味わいを味わってみたいなと思っています。 米国の,巨大で無機質な食肉牛製造「工場」の映像とか見ていると,やはり日本のお百姓さんが丹精こめて育てた牛たちの最後の役割を全うさせてやらねば,と思うのですが。いかんせん高い。 当分,24時間スーパー和牛投売りのタイミングをとらえるしかありませんね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 自分の場合,霜降りなんて,これまで片手くらいしか食べたことがないので,「すごくおいしい」というイメージがありますが,たしかに日常的に食べるべきものではないでしょうね。 たぶん,食べ飽きたら,グラスフェッドが恋しくなり,また,そちらのほうが飽きないのだと思います。