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モルタルとコンクリートはどちらが強度が上ですか?
コンクリートの方が、砂利の分強度が増しますか? 同配合の水・セメント(W/C)であれば、強度は同じですか? コンクリートに詳しい方、ご教授ください。
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- no009
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コンクリートの場合、水セメント比が同じであれば、水分の多いスランプの大きなコンクリートであろうと、硬いフレッシュコンクリートであろうと圧縮強度は同じです。(この大原則はご存知のようですが、一部の回答子がご存知無いようなので念のために。) その大原則がモルタルにも適用できるのか、が問題になっています。 便宜的に#2さんの配合比をそのまま適用すると、(水セメント比50%:水0.5、コンクリートの重要な構成要素である空気は計算の簡略化のため省略) コンクリート100に対し、セメント量は9.5 モルタル100に対し、セメント量は22.2 一般的にセメント量は桁違いにモルタルの方が多いです。周辺を拘束されないテストピース(供試体)の世界ではモルタルの方が圧縮強度は大きいです。 セメント量が2倍だから2倍圧縮強度が大きいと、いえないところが、セメント、コンクリート工学であります。他の要因がいろいろ影響してきます。 テストピースの圧縮強度が大きいから、鉄筋コンクリート造のコンクリートの変わりにモルタルを使用すると、強度の高い建物が出来るかというとそうではありません。 モルタルは乾燥収縮が大きく、亀裂だらけで、使用に耐えない建物になります。建物レベルではモルタルの方が強度は弱いです。 亀裂の少ないコンクリートを作るには、所定の強度を確保できる範囲で如何に水分を少なくするか(当然、水分が減れば、セメント量も減ります。)です。 >実績率の大きな骨材を選ぶ事が肝要と理解しました。 そうです。理由はご存知のようなので略。 >コンクリートの水密性を向上させる意味で、骨材寸法が大きい方が有利と言うご回答で宜しいでしょうか。 粗骨材を大きくすると、必然的に実績率が上がります。しかし、寸法を大きくすると、鉄筋のあき寸法も、部材断面も大きくしなくてはなりません。 また、粗骨材の最大寸法を大きくしすぎると、水密性は悪くなります。(骨材の下に隙間が出来やすい。鉄筋の上端筋の付着力が小さくなる要因と同じ。)
- iwakura009
- ベストアンサー率22% (16/71)
#4の細くです。 一般にですが 水セメント比が一定であっても、粗骨材の最大寸法が大きくなるとコンクリートの強度は小さくなる。 水セメント比が小さい方が強度は大きくなる。 骨材の最大寸法は経済性を考えての事。 おっしゃるように コンクリートの強度推定式では、圧縮強度とセメント水比C/Wとが直線関係になっています。 専門的文献を探されたほうが早いかもしれませんね。
- suidouka
- ベストアンサー率34% (8/23)
配合強度により決まります。一般的には骨材が混じっているコンクリートの方が強いはずです。水セメント比よりも設計強度が重要です。値段はモルタルのほうがセメント量が多いので高価です。
- wasabi0591
- ベストアンサー率0% (0/0)
基本的には水セメント比が同じであれば、圧縮強度はほとんど変わりません。ただし、コンクリートには砂利(砕石)が容積の4割前後含まれている(砂との合計で7割前後)ので、耐久性を含めた強度という意味では大きな差が出ます。 水+セメントが硬化する時に体積変化(縮む)が生じること、乾燥による収縮が起きることなどにより微細な亀裂が発生し、耐久性を落とす原因となります。これを少なくするには砂利+砂(縮まない、乾燥しない)が多い方がよいのです。(密実に充填するため、砂利・砂等の比率や混和剤も含め、計画されます。)
お礼
ご回答有難うございます。 コンクリートの水密性を向上させる意味で、骨材寸法が大きい方が有利と言うご回答で宜しいでしょうか。 実績率の大きな骨材を選ぶ事が肝要と理解しました。 ご教授有難うございました。
- catsamurai
- ベストアンサー率36% (697/1901)
すみません。 コンクリートとモルタルの強度比較の数値は分かりません。 余談ですが、コンクリートは練り合わせから4週間程度までは急激に強度が上がりその後は緩やかに何年間も強度が上がり続けるそうです。 あと、コンクリートの強化剤というのもありますので調べてみてはいかがでしょうか?
お礼
再度のご回答有難うございます。 >コンクリートの強化剤 AE剤などの混和剤の事で宜しいでしょうか。 ご指導有難うございました。
- catsamurai
- ベストアンサー率36% (697/1901)
コンクリートの方が強いです。 モルタルはセメント1に対して砂3の割合で混ぜ水を加えて練ります。 セメントはセメント1に対して砂3、砂利6の割合で、もっと強度が必要であればセメント1に対して砂2、砂利を4ぐらいにします。 更に床や壁などある程度広いところではコンクリートのひび割れ防止及び強度補強としてワイヤーメッシュが使われます。 水とセメントだけではかなり強度が弱くなりますよ。
補足
ご回答有難うございます。 コンクリートの方がどの位強いのでしょうか? 配合次第と思いますが、ご存知であればご教授ください。 質問にあるW/Cは水セメント比です。 水とセメントだけで混合する意味ではありません。
強いのは簡単に言うとコンクリートです。 モルタル=水+セメント コンクリート=水+セメント+砂利 こんな感じですので,粘り等がでるコンクリートの方が強いです。
補足
早々のご回答有難うございます。 >モルタル=水+セメント コンクリート=水+セメント+砂利 モルタルには砂(細骨材)が必要だと思います。 セメントペーストに砂利(粗骨材)だけを入れた物は、一般のコンクリートには無いと思います。 この配合の方が粘り?があると言うご回答でしょうか?
補足
ご回答有難うございます。 コンクリートの強度推定式ではセメント水比説と称し、圧縮強度とセメント水比C/Wとが直線関係になっています。 ご回答の「設計強度」は何を基に決めるのかご教授いただければ幸いです。