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欧米は中国と日本の不仲を望んでいる?

欧米の国々は中国との取引から日本を排除し、自分達が中国と交易する度合いを増やしたいと考えていますか?

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  • gungnir7
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回答No.5

>日本を排除し、自分達が中国と交易する度合いを増やしたいと考えていますか これはどちらかというと誤りです。 米国はどう思っているか知りませんが、ヨーロッパは交易において距離があるので、 どちらかというと東欧やロシア、中東、北アフリカなどがメインな貿易圏になります。 日本は距離的にも中国に近いので、欧州が貿易を排除しようとしても物理的に限界があります。 欧米が日中の連携を阻止するのはむしろ安全保障上の理由です。 もし、この地域に日中の連携ができれば、それは巨大な経済圏ができることを意味します。 今は欧米が主導権を握っていますので、家電の規格にしても、あるいは柔道などにしても 彼らの都合のいいように露骨なルール改正が行われています。 こういう力関係が逆転することは、更にその数十年後には欧州が落ちぶれることを意味します。 なにせ、東南アジア、東アジアは人口だけで欧州の3倍いるのです。 これに豪州やインドが加わるのは確実なのでとてつもない巨大なパワーになります。 それ以上に欧州が警戒しているのは中国の覇権主義です。 中国が膨張して台湾~東南アジアを併呑、更にインドを制圧する事態は最悪です。 また、人口や華僑の存在など、支配地域を広げる能力もあります。 中国はシーレーンは日米を相手にはできないのでどうしても大陸志向にならざるを得ません。 そこで欧州は日本、ロシア、インドでこれを封じ込めて貰いたいと思っています。 更には欧州と日米でロシアのランドパワーも削ぎたいと考えているはずです。 なにしろ白人地区以外では国民が理論をよく好み、整然として国の力も十分なのは日本しかありません。 こうしてみると欧州は日本を排除するというよりも、重要な地域と考えているのが分かるでしょう。

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  • omeger
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回答No.6

定量的に考えれば、近年の中国の対外交易は大きく拡大する時期にあり、 どこの国でも対中交易額や中国市場の販売は拡大する傾向にあります。 ただ、必ずしも中国との交易拡大を世論が歓迎しているとは限らず、 今日欧米で中国との貿易摩擦問題は激化傾向にあり、 中国の大幅な輸出超過、人民元レートの過小評価への不満もあります。 一方、既に中国の輸出額はアメリカを追い越しており、 対外不均衡が解消されるか、貿易の拡大が続くと仮定すれば、 近い将来中国の輸入額も世界最大級となる可能性があります。 ビジネス界で中国は巨大市場として期待されていますが、 中国とASEANに、日本と韓国(と台湾・香港?)を結ぶ形で、 東アジアだけで自由貿易協定が締結され、域外が冷遇されるとなると、 アメリカ企業にとって障害物という声が強まる可能性はあります。 従ってアメリカでは、日本を排除するというより、 日本や他の東アジア諸国に排除されると懸念する声はあり、 アメリカの関与も考慮して進める必要があります。 しかし、日本と中国の対立を狙っているのとはまた異なり、 日中関係のこじれが政治的リスクとなってアメリカの利益を 脅かすという声もそれなりに大きい点も考慮する必要はあります。 【中国の輸入地域別シェア(2006年)】(中国統計年鑑より) 日本 14.6% EU27 11.5% 韓国 11.3% ASEAN 11.3% 台湾 11.0% アメリカ 7.5% 【中国の輸出地域別シェア(2006年)】(中国統計年鑑より) アメリカ 21.0% EU27 19.6% 日本 9.5% ASEAN 7.4% 韓国 4.6% 台湾 2.1% 【中国の(海外)対内直接投資・地域別シェア(2006年)】(中国統計年鑑より) 香港 32.1% バージン諸島 17.9% EU27 8.6% 日本 7.3% 韓国 6.2% アメリカ 4.6% シンガポール 3.6% 台湾 3.4% 【世界の商品輸入シェア(2007年速報)】(WTOより) アメリカ 19.0% EU27(域内除く) 18.4% 中国 9.0% ASEAN 7.3% 日本 5.9% 香港 3.5% 韓国 3.4% 台湾 2.1% 【世界の商品輸出シェア(2007年速報)】(WTOより) EU27(域内除く) 16.5% 中国 11.8% アメリカ 11.3% ASEAN 8.4% 日本 6.9% 韓国 3.6% 香港 3.4% 台湾 2.4% 【中国乗用車販売ランキング(2007年)】(新京報より) 上海GM(米系) 50.0万台 +22% 一汽VW(独系) 45.6万台 +34.3% 上海VW(独系) 43.6万台 +34% 奇瑞汽車(国内) 38.1万台 +34% 広州本田(日系) 29.5万台 +13.5% 一汽トヨタ(日系) 28.1万台 +8% 東風日産(日系) 27.2万台 +56% 北京現代(韓系) 23.1万台 -12.5% 長安フォードマツダ(米日系) 21.8万台 +57% 吉利汽車(国内) 21.8万台 +10%

  • omeger
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回答No.4

中国人の対日感情が必ずしも良好ではなくても、 中国人の家電などの日本製品の品質への評価は高いです。 一方、金融や小売などの分野では、 欧米と比べ日本企業に競争力は乏しいですため、 関係が良好になっても日本企業の入り込む余地は限られています。 必ずしも国際政治と経済は一体とはなっていません。 ただ、経済関連の外交が国内の産業界の影響を受け、 自国産業に都合の良い方向に要望を行う傾向はあるでしょうが。 メキシコでは、アメリカ・カナダとFTA(自由貿易協定)が締結され、 アメリカ等だけが、輸出した製品が関税を免除されたり、 投資を許可されたりすることになりました。 それで、メキシコで日本車が売れなくなったりして、 海外で日本製品が締め出されているとビジネス界から苦情が出たため、 日本政府も従来の外交政策を転換してメキシコとFTAを結ぶことになりました。 ですから、中国との取引から自分以外の国を排除したいなら、 先行して中国とのFTAを締結すればよいでしょうが、 アメリカもEUも中国との早急なFTAには慎重です。 欧米の国々が望みが何かということですが、 民主主義の国では、国自体が考えを持っているわけではなく、 色んな人がさまざまな意見を持っています。 ビジネス界には中国市場の将来性を重視している人もたくさんいますし、 一方で中国との取引が雇用の脅威だと騒ぎ立てている人もいます。 どちらにしても、中国への関心はあくまで中国が対象であり、 日本への関心と表裏一体というわけではなさそうです。 日本のために中国戦略を変えるほど日本を意識してはいませんし、 中国市場のために日本を特定してライバル視してもいないと思われます。 アメリカの一部の政治家にとっては、 アメリカのアジアへの影響力の低下に関わると考えられる場合には、 中国だけではなく日本の影響力も警戒することがあり、 一部には日本と中国が緊密化するリスクを主張した人もいます。 東アジアFTAというのはアメリカ製品の締め出し、 東アジア共同体はアメリカの影響力の排除という視点で捉える人はいます。 一方、日本と中国があまりセンセーショナルに対立して、 アメリカの世界戦略を揺さぶられるのは不都合であり、 不仲になることを危惧している面もあります。 ヨーロッパにとっては、アメリカと比べて、 アジア情勢や日本の政治への関心は高くないと思われます。

回答No.3

当然のことです。アメリカが最も警戒するのは日本が中国とどれだけ緊密化するかということです。現在は経済面以上には連携はありえませんが、やがて「同種族」として中国と日本は軍事的にも連携してアメリカと敵対すると予測警戒する米国有識者は多いですね。 ですから少なくともアメリカを排除した緊密化にはアメリカは厳しく対応するでしょう。この姿勢は北朝鮮や韓国と日本との関係も同様です。 小泉さんが北朝鮮を訪問した直後にアメリカは北朝鮮の核疑惑をリークして「正常化」は良し悪しは別にして頓挫したのがいい証拠です。韓国についても慰安婦決議と言う、とても同盟国がするとは思えない対日批判、対日抑止をしましたよね。いくら経済的な連携と言ってもアメリカより「前」に出てはいけないということでしょう。よって日本はこの3国とはアメリカの顔色を窺いながらの行動となります。 ですからアメリカから「支援をしろ」と言われれば通貨危機のときのように大金を出させられ、テロ解除だ、とのけものにされ、今後も半島の「経済」では日本は大きな犠牲があるでしょう。 競争相手としての日本を排除というようなものではなく「アメリカより前にでるな」「アメリカの都合のいいように金だけを出せ」ということです。 そしてこの3国の反日騒動はアメリカが最も歓迎するところです。 この欧米の姿勢は今後も変わらないでしょう。

  • kantansi
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回答No.2

もちろんです。 交易に限らず、欧米は随分以前から日本が中国と仲良くすることに恐怖感すら持っています。 日中戦争から太平洋戦争に日本が引きずりこまれたのも、辛亥革命を支援し、蒋介石の中華民国と手を握った日本を何とか蹴落とす為に、蒋介石を懐柔して日本を裏切らせるシナリオを描いた英国とそれを英国の手先となって実行した米国の陰謀によるものです。

  • mat983
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回答No.1

http://www.pekinshuho.com/jj/txt/2007-02/05/content_54764.htm 例えば自動車ではフォルクスワーゲンなど欧州車が先行していましたが、今は日本車がトップです。 国益から考えて、日本は中国市場で強力なライバルなので、日本と中国が不仲であることが一番です。

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