クルーズ船の閉じ込めを非難した欧米が今、閉じこもる
クルーズ船に乗客乗員を長期間閉じ込めた時、欧米のメディアは散々非難しました。
閉じ込めるということは「人権蹂躙」「虐待」に当たるようで、そのため非難が嵐のようにあったのだと思います。
そして次に取った中国の強硬政策。武漢を閉鎖し、団体旅行客の禁止。その時日本のメディアは独裁国家の中国だから出来るんだと言いました。人権国家である日本では出来ないことだというニュアンスがありました。
ところが現在、ヨーロッパ諸国は中国以上の強硬策を取っています。イベント、学校は全て休止、外出は食料品と薬を買う時と、仕事に行く者のみ。スーパーに行ってもきっちり1人づつしか入れず、入店するまで3時間かかったとか、ヨーロッパの知人からの連絡がありました。
ところが不思議なのは、困っている様子は伝わった来るのですが、こういう政策は人権侵害だとかいうような批判が全く聞こえて来ないのです。
聞こえてくるのは「solidarity」という言葉です。結束、一致、団結、連帯 という意味のようですが、人権先進国の欧米でも人権よりも上位の価値観というものがあるようですね。自分たちの共同体を守るという意識が相当強いのでしょうか?
日本でも東日本大震災の時にこの種の連帯が叫ばれましたが、日本人の連帯意識は欧米人より弱いのではないか、そう感じます。一例ですが先の連休には相当数の日本人が自粛要請を無視して街に繰り出しました。大阪ではまたライブも開かれていました。日本では共同体意識よりも自己中意識が勝ってるのでしょうか?
ところで中国ですが、中国人も長い間閉じ籠る生活に耐えました。彼らの口からも欧米人と同様な共同体を守る意識が語られていました。
長くなりましたがまとめますと、
1.白人には人権意識よりも上位にある価値観があって、それは共同体を守る意識ではないのか?
2.中国人と白人の共同体意識は日本人より強いのか?
人権意識も低い、共同体意識も低い日本と日本人に将来はありますか?自滅しかないのでは?
一連のニュースを見聞して上記のようなことを感じました。皆さんのご意見は?
お礼
船によって、欧米人が多い、中国人が多いと言うのはあるでしょうが、ほとんどいないと言うことはないと思うのですが。中国発着のクルーズでも欧米人はいますし、欧米発着でもアジア人はいますよね。 3ヶ月で世界一周とか学生相手のクルーズも存在しますよね。日韓中人の習慣は欧米人から見れば、笑いのねたでしょう。