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「ジイソシアン酸エステル」について
外科手術などに使用可能な接着剤について調べています。 文献などに 1."diisocyanete-functional polymer"と頻出するのですが、「ジイソシアン酸エステルの機能を持つ高分子(ポリマー)」ということでしょうか?「ジイソシアン酸エステル」の機能というのがどういうものか、よく分からず困っています。 また、 2."bioabsorbable groups"というのは、どういうグループを指すのでしょうか。 教えて頂けますようお願いします。
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1. diisocyanate (cyanete ではない) は架橋剤として一般的なものですが,これは日本語でも「ジイソシアネート」でしょう.学術的には「ジイソシアナート」と読むべきですが,そんな読みでは逆に誰もわかりません. で,diisocyanate-functional polymer というのは,ジイソシアネートとして働くようなポリマーというくらいしか,これだけではわかりません.おそらく,物質の例がどこかにあって,その説明をしているのでしょうから,文脈がわかればなんらかのもっともらしい訳語は考えられるかもしれませんが. 2. group は一般的には官能基ですが,官能基だけでその物質が "bioabsorbable" かどうかが決まるとはとても思えないので,これも文脈を見ないと.
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>ジイソシアン酸エステル」… イソシアン酸:O=C=N- ですので、O=C=N-R-N=C=Oの構造を持った物質です。特に-NH2、-NHRとは激しく反応し、ポリウレア(ポリ尿素、-NH-CO-NH-)型高分子を作りますし、NH部分を持つ高分子(タンパク質、ポリペプチド)同士を結びつけます。 多少弱いですが-OHとも反応し。カルバマート(カルバミン酸エステル、-O-CO-NH-)の結合も作ります。
お礼
回答ありがとうございます。 ジイソシアン酸エステルには-NH2、-NHRとは激しく反応するという特徴があるのですね。引き続き、勉強してみます。
お礼
回答ありがとうございます。 「ジイソシアネート」が一般的との知識、diisocyanate-functional polymerの解釈の仕方も分かり易くお礼申しあげます。 >これも文脈を見ないと・・・ もう少し勉強して、また質問させて頂きます。 どうぞよろしくお願いします。