中国:歴史は繰り返すか?
限られたスペースなので、質問の背景をまず簡単に書きます。
以前、後輩が嫌韓流をふくむいくつかの韓国に関する書籍を貸してくれ、読みました。日本と朝鮮半島の歴史的な関係は、19世紀後半以降の関係のみならず、昔の三韓征伐、任那政府、倭寇が朝鮮半島全域に出没していた、などがあったことがわかりました。その際日本と朝鮮半島の過去と現在は歴史の繰り返しのようにもみえました。
しかし、私はその後韓国に関する書籍はまったく読まなくなりました。個人的には中国のほうに関心があったからです。
中国に関してはいろいろ読みましたが、歴史的に小国家間の戦争や暴動が多かったこと、貧困、また漢族の王朝の際には昔の王朝や歴史を否定し、歴史の抹殺などを行っていたことが見受けられます。また清朝において西欧の強豪諸国が中国に来たときは、かけひきを繰り返しながらも、列強に抑えられつつつきあっていたことがわかります。西太后が勝負に出たのか、義和団の乱なんてのもおこりました。
近代の中国をみても、内戦で国共闘争が起こったり、文革で多くの書籍を燃やしたり、粛清があったり、現在西欧の資本で中国生産品が増えてはいるが、先端技術供与はうまく進んでおらず、資本を引き上げられたら現在の中国も貧困層を養えないなど、これも歴史の繰り返しかな?と思っていました。
ここから質問ですが、でもし歴史が繰り返すなら、小国の衝突や農民の暴動が起こったりしてきたので、今後も暴動や内戦もくりかえずはずだと勝手に想像していました。しかし、実際には1989年の天安門事件以降、大きな暴動を聞きません。
ところが、先日井沢氏の本を読み、中国で大暴動が起こり、国内において核による制圧もありあえるような記述をみつけ、内戦や暴動も中国の研究者の未来予測にはいっているのかなと感じました。
中国の研究者は、また中国で国が乱れたり、内戦や暴動がおき、体制(一党独裁)も変わると考えているのでしょうか?。
また、そのような内乱があった場合、どのような未来を描いているのでしょうか。
読むべき書籍の紹介もお願いします(井沢氏の本に触れたばかりなので、中国の将来に関する本がみつかっていません)。
補足
回答していただきありがとうございます。 是非とも参考にさせていただきます。