「企業に就職して・・・」となると、(1)通訳専任の場合と(2)総務・秘書課等に在席して必要時行う、の場合に大別されるかと思います。(1)だと、幹部が外国人の大企業などが時々募集をしていますが、多分もう埋まっていて、欠員が出来たときなどに募集があるようですが、求められるレベルは高いと思います。(2)は、通訳内容な(1)と大差ないでしょうが、(1)ほどのレベルでなくても許容される、といったところでしょうか。
(2)については、現実的には、30代後半からでは「就職」はむずかしいのではないでしょうか(少なくとも日本企業では、新卒から始まって、そのような部署に・・が多いでしょうから)。(1)については、募集があまりないと思いますし、要求されるレベルは会議通訳者の中級レベルくらい?なのでは・・・
現在そのような業務はされてないということですから、以下のようではどうでしょうか。
1.インターで勉強に励む(若者ばかり・・などといった思いはけちらし、ひたすら英語力・通訳力アップを)。
2.現在の英語レベルがどんなだかわかりませんが、英検1級、TOEIC高得点(なるべく990に近いスコア)くらいは取得しておく(今後、就職活動するときに、ないよりあったほうがいい)。また、通訳案内士(通訳ガイド)も取っておく(現在は易しい試験になってます)。
3.企業通訳だと、業界に関係ない共通的な内容(企業情報に関するもの、会計関係、営業活動、生産、契約 など)がたくさんありますから、今から、その意味するところの理解と英語表現をこつこつとものにしておく。
で、どう仕事を見つけるか、ですが、そのような会社に就職できればいいですが、現実的には前述のようにかなり難しいでしょうから、
1.学校でいい成績を残し、仕事の紹介を受ける(インターあたりだそのようなことをしているのでは?)
2.通訳派遣会社に登録する(この時に前述のような資格は役立つはずです)。これも1.と同じく一番現実的かと・・・。企業は必要時にはそのような会社に依頼することが多いでしょうから(通訳者がいいと「指名」すりことも)。
3.通訳者といえど、一部の人を除いて、そんなに仕事は次から次へとこないでしょうから(「通訳で食っている人たち」にそう聞きました)、通訳ガイドなどもやる(ただし、現役ガイドで需要はこなせている?)。通訳ガイドは何も観光地のガイドだけでなく、産業視察ツアーもあるようですから、そのような方面の専門ガイドということも考えられるのでは?
4.大使館などにあたり「大使館登録通訳者」というのもあるようです。そのような通訳者がいるのはしりませんでしたが、仕事で数名と知り合いました。わたしが知っている人たちは英国大使館商務部関係の仕事をしており、英国からの訪日企業人に日本企業訪問に随行して通訳業務をしていました。彼女ら(30代後半からの人が多かったですが)曰く「会議通訳者レベルではなく、一般的な商事や視察通訳」。ま、企業訪問しての通訳はそうしてもその業界の内容・用語に関する知識を要求されますが、事前にある程度のインプットはできるし、英語そのものの力があればこなせる(仕事としてできる)と思います。時期が来たら、大使館などにあたるのもいいかも知れません。
「意思あれば道あり」といいますから、ぜひ頑張ってその希望をかなえてください。
お礼
詳しいご回答ありがとうございました。 就職のことを考えると悲観的になりついなにもかもあきらめたくなってしまうときもありますが、いろいろな道があるのですね。 スクールはおそらくインターにはしないかと思いますが(評判が悪いようなので)どこかで真剣に勉強したいと思います。