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男女雇用機会均等法違反の社内規定?!
私は法律に関して素人のため、書籍等を読んでも自分の解釈に 自信がないので、ご存知の方がいらっしゃいましたらご教示いただると非常にありがたいです。 私が勤めている会社は、管理職以外の従業員のステータスが下記のように2種類に分かれます。 (1)Mコース・・・全国転勤あり (2)Sコース・・・転勤なし ※正式名称ではありません。 待遇面で何が違うかというと、単純に、 (1)賞与が基本給の4ヶ月分 (2)賞与が基本給の2ヶ月分 そして、Mコースの従業員が結婚した際には、 その結婚した従業員は人事部に呼ばれて、 転勤命令が出た際に可能かどうかの確認のための面接が行われ、 できないと答えた場合はSコースに変更させられます。 これは、性別関係なく行われる面接だと人事部は言っていますが、 どう考えてもH18改正男女雇用均等法7条「間接差別」にあたるのではないでしょうか? だって、実質的に考えて転勤できないと答えるのは女性が圧倒的に 多いし、それが結果的には性別による給与の格差につながります。 現に、この規定が施行された際に、 最初は「女子社員限定」での通達でした。 その後、性差別だと色んな方面から苦情が入り、 すぐに「性別関係なく全社員対象」に訂正されましたが。。。 法令順守とか合言葉のように言っておきながら、 この規定に関しては、大手企業もこの方法を採用していると、 さも偉そうに言っているのです。 転勤することで色んな経験を積み、人脈を広げ、経験値を上げることはできると思います。 その一方、同じ仕事を継続することで、その道を極めるというスキルアップの方法もあります。 この2つはどちらが会社に貢献してるとか比べることはできないし、せっかく長く勤めて経験もつんで確実にスキルは上がっているのに、 結婚を機に転勤ができないという理由だけで給料を下げられるなんて、 考えられません。 会社の非常にせこい経費削減にしか思えないのです。
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- kgma
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結論から言うと法違反でないと思われます。これがあなたの >最初は「女子社員限定」での通達でした。 >その後、性差別だと色んな方面から苦情が入り、 >すぐに「性別関係なく全社員対象」に訂正されましたが。。。 との事で「女性のみ」でしたら男女法に抵触したかもしれません。しかし、現在は全社員対象なので問題ないかと思われます。あなたの会社担当者が最初から女子社員限定でなく全社員対象とすれば無用なトラブル、疑念を発生させなかったのでしょうね。 全国転勤の有無を賃金に反映させる方法は労務管理の専門用語であります。ごめんなさい。失念してしまいました。大手企業もこの方法を採用しているというのは本当だと思います。
- thor
- ベストアンサー率35% (600/1682)
会社の意図としてはそうでしょうが、法違反は明白ではないと思います。 実際の運用状況を見ないと判断できない、というところではないでしょうか? 1.全国転勤ができることを条件に区分して採用しており、待遇も良くなっている以上、条件を満たせなくなれば待遇が悪い地位に変更になるのは、一定の合理性がある。 2.次のような場合には、明白に機会均等法違反と言えるが、そのような状況ではない。 ・女子のみ自動的にコース変更をする ・女子のみ面接の対象とする ・「転勤可能」と答えたものも含めて、女子社員は全員コース変更になってしまう。 ・「転勤可能」と答えたのにコース変更になったものが男女ともにいるが、比率は圧倒的に女子が高い。 3.一方、Mコースであっても、転勤により「子の養育又は家族の介護を行うことが困難となることとなる労働者」には配慮する義務が求められますから、そういう点を突いていく、という闘い方もありそうですね。 指針(「労働者に対する性別を理由とする差別の禁止等に関する規定に定める事項に関し、事業主が適切に対処するための指針」(平成18年厚生労 働省告示第614号))をご参考に。 ※pdfファイルへの直接リンクを避けました。
お礼
ご丁寧にご回答いただきまして、ありがとうございました。 自分自身が損と感じてしまうことには、どうしても感情的になってしまいます。。。 不平不満ばかり言ってないで、まずは自分自身が変わらないといけないですね。 参考URLもありがとうございます。 これからもっと勉強して、自分で少しでも働きやすい環境を作っていきたいと思います。
お礼
ご丁寧に回答いただき、ありがとうございました。 とても参考になりましたし、自分の勉強不足がはずかしいです。。。 こういうことにはどうしても感情的になってしまいます。。。 自分自身が少しでも納得できる働き方ができるように、 まずは自分自身を変えていかなければならないなと感じました。