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「匂い」って何ですか?
例えば、魚を焼くと良い匂いがするじゃないですか。それって、鼻に魚の一部がくっつくということなんでしょうか。 食べ物ならいいんですが、「ドブやウンコのにおいがする=ドブのヘドロやウンコの一部が鼻にくっつく」だったらものすごく嫌だなあと思ったものですから。どなたか分かる方いらっしゃいましたらご教示お願いいたします。
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においの分子が鼻腔内にある嗅覚受容器について感じるのです そういう意味では魚の一部ですね あくまでにおいは危機管理の感覚です いわゆるいやなにおいは体が拒絶するもののにおい つまり有害であるという信号です 人が使うもので危険なものには人工的ににおいがつけてあるものも多々あります ガスやガソリンなんかもそうですね わざわざ色をつけたり においをつけたりしています。 ヘドロのにおいとはヘドロにたまった魚の死骸なんかの堆積物のにおいや化学物質のにおいですね ただこの嗅覚受容器なんですが長時間同じにおいをかいでいると麻痺してきてにおわなくなります
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- 丸井 ふたば(@baieru)
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まあ簡単にいえばそうなるかも知れないですね。 たとえば足の裏の臭い匂いの正体はカルボン酸の中の吉草酸と呼ばれるものです。「他にもたくさんありますが」 ウィキペディアによれば空気中の化学物質は鼻腔の天蓋、鼻中隔と上鼻甲介の間にある粘膜(嗅上皮)の嗅細胞によって感知される。この嗅細胞の細胞膜上には嗅覚受容体であるGタンパク共役受容体(GPCR)が存在し、これに分子が結合して感知される。受容体を活性化する分子が結合すると、嗅細胞のイオンチャネルが開き、脱分極して電気信号が発生する。この電気信号は嗅神経を伝わり、まず一次中枢である嗅球へと伝わる。さらにここから前梨状皮質、扁桃体、視床下部、大脳皮質嗅覚野(眼窩前頭皮質)などに伝わりいろいろな情報処理をされて臭いとして認識される。だそうです。 簡単にいえば鼻の中にある嗅細胞によって空気中に漂った分子の構造を電気信号に変えて脳に伝えるということです。 だから鼻の中まではうんことかの成分の分子が来るというわけですね! 脳に行くのは電気信号で、脳がその電気信号を元に匂いを理解するわけです。
お礼
うーむ、むずかしい・・・。一言に匂いと言っても奥が深いのですね。時間がある時に書いてくださった文章を読み返し、自分なりに勉強しようと思います。 どうもありがとうございました。
- arain
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匂い(臭い)は揮発性の化学物質が鼻の内部にある受容体と結びつくことによる電気信号が脳内で変化されるものです。 魚やドブそのものの一部がくっつくわけではありません。 また、匂いの感じ方は量や環境、学習により変化します。 香水に使われるような匂いであっても、複数の芳香成分からなりたち、その中には濃度が高ければ悪臭としか感じないような物質も含まれています。
お礼
>魚やドブそのものの一部がくっつくわけではありません。 魚を小さくちぎったようなものがつくのではないけど、魚に含まれている分子の一部がくっつくということなのでしょうか。腐ったもののにおいがしても、細菌などが鼻から入ってきているということはないのでしょうか。 >また、匂いの感じ方は量や環境、学習により変化します。 そういえば、赤ちゃんはおならの匂いをかいでも臭いと感じないというようなことを聞いた覚えがあります。これも、まだ学習していないと言うことなのでしょうね。 いろいろと勉強になりました。ありがとうございました。
- sanori
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こんばんは。 物体から、蒸発のように出る化学物質が、匂いの源です。 それを嗅覚が受容して、匂いとして認識します。 まー、言うなれば、 「ごく一部がくっつく」 ということです。 ラーメンの上にふったコショウの匂いがする状況と、鼻の穴の中に直接コショウを入れた状況との比較をイメージしてください。 嗅覚は、空中で飛遊する、ごくごく少量の物質を検知しているんです。
お礼
やっぱりごく一部はくっついているのですね。あまり臭いにおいはかがないようにしないと・・・。ありがとうございました。
お礼
>長時間同じにおいをかいでいると麻痺してきてにおわなくなります たしかに、自分の家の匂いは自分では分からないですもんね。「飛行機で韓国に降り立つとキムチのにおいがする」と聞いたことがありますが、韓国の方にはにおわないでしょうし。勉強になりました。ありがとうございました。