モーツァルトとバッハ
一見、関係ないように思える二人ですが実はあの大バッハ(ヨハン・セバスティアン)の末子、ヨハン・クリスティアンはロンドン時代に少年モーツァルトに会い、作曲を教えているのです。
このことは以前から知ってはいましたが、先日、FMのバロックの番組でたまたまこのことを言ってて、ヨハン・クリスティアンの作品(フォルテピアノとオーケストラのための曲)を始めて聴きました。
まさに、モーツァルトのギャラントな作風にそっくり!で驚きました。
(実際はモーツァルトが影響受けたのですが)
バッハの息子といえばカール・フィリップ・エマヌエルが有名で今迄彼の作品しか聴いたことがなかったのですね。
でも、ヨハン・クリスティアンを聴いてあらためてその才能の高さに敬服した次第です。
もともと、オペラ作曲家として名を成しており、またチェンバロよりもフォルテピアノ(後のピアノ)の音色を好んだということ・・・
そのあたりもモーツァルトに通じるところがあります。
後にウィーンに出てきたモーツァルトはハイドンに師事しますが(勿論、偉大な作曲家です)、彼の音楽の根底にあるのは実は幼い頃に影響を受けたヨハン・クリスティアン・バッハなんだということを確信しました。彼との出会いが無ければモーツァルトの音楽に粋(いき)や歌心は存在しなかったと思います。
このあたりのこと、如何思われますか?皆様のご意見等を伺えればと。
お礼
沢山の情報をありがとうございます。とても参考になります。