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これってちょっとエキセントリックな夢ですよね・・。
失礼します。私はよく奇妙な夢をよく見ます。殺人現場に遭遇する夢なのです。(皆さんどうか引かないで!)例えば、私自身はその夢に登場せずに真上から見ている感じで、場所は病院やデパートが多かったりします。病院の女子トイレらしきところで、そのトイレはアーチ型(半月型?)で入り口が2つあり婉曲の壁に沿って個室があるのですが、一人の看護婦が片方のドアから入ってきて個室に入り、もう片方のドアから入ってきた誰か(何者かよくわからないんですが)がその隣の個室に入ります。なぜか先に入ったはずの看護婦が出てこなくて、後から入った人間がトイレから先に出て行くのです。そして、その後別の看護婦が入ってきて閉まったままの個室から血が流れ出ているのを発見し、悲鳴を上げるのです。そしてその個室にはバラバラになった看護婦が。その後いきなり高速を走るトラックの後ろを眺めるカメラワーク(?)になって風になびくトラックの後ろのカバーからチラッと見えるマネキンの一部のような足が・・。そして場面はなぜか平凡なよくある学校の教室に。ある一人の男子高生が登校、そしてクラスにいた生徒たちが彼を白い目で見る、不思議そうに自分の席に着こうと近づくとそこには・・机にさっきのバラバラの死体が山積みに所狭しと置かれていた。発見して呆然とするその男子生徒の背中で終わる・・という(長くてスミマセン)恐ろしい夢なのです。(絶対おかしい)気味悪い話して本当にごめんなさい(汗)なにかこの夢からわかることがあったら教えてください!よろしくお願いします。
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わたしは技術がないので夢分析はしませんが、興味があれば岩波新書の新宮一成さんが書いた『夢分析』や宮城音弥さんの『夢』(これも岩波新書)という本を呼んでみてください。前者は言語学的なアプローチもあって、ちょっと後半は難解ですが、フロイト派(ラカン派?)の夢分析が追体験できます。後者はフロイトの夢理論入門といった感じで読みやすいです。それらの本からご自分の夢についてもなんらかの示唆が与えられることと思います。 因みに、fujinaさんは、「引かないで!」とか「絶対おかしい」とか「気味悪い」とか書かれてますが、特別そんなことないですよ。夢なんて、そもそも変なもんです。人が死ぬことなんてざらです。わたしは夢のなかで母が殺されましたし、わたし自身、何度も命を狙われました。ドラマかマンガみたいに、叫びながら起きたことも何度かあります。 夢は記憶の整理であるとか、よく言われますが、それが正しいか正しくないかは別にして、なぜその夢を見たのか、わたしたちはそれが気になるわけです。で、その気になり方は、フロイトに言わせれば、正しい。どういうことかというと、それが記憶の整理であれ、なんであれ、自分のなかに沈殿していたなんらかのイメージが意識の支配を離れたところで浮上してくるわけですから、それがわたしたちの無意識の部分を表わしていると考えるのは自然です。それどころかフロイトによれば無意識とは意識的には考えたくないことをしまっておく場所で、ときどきそれらが日常の生活でも顔を出してはいたずらをすると考えられています。つまりちょっとした言い間違いや、非合理的な反応、たとえば「この人なんかよくわからないけど嫌い」みたいな反応なんかを引き起こしているわけです。 夢は、そういうものの宝庫です。だから夢を考えるとき、「自分にとって」ということが非常に重要です。fujinaさんにとって、病院やデパートはどういう場所なのか、と考えることが大事なんです。前述した宮城音弥さんの『夢』という本では、夢の性質について(1)感情的傾向による連合と(2)外連合という二つが上げられています。(1)は、怖いと思ってる二つのイメージがごちゃごちゃになっちゃってる場合や嫌いだと思ってる3人が重なり合っていたり、ということです。(2)は、語呂合わせみたいに、内容的には関係ないのにどこかが似てるということから二つ以上のイメージが混同されている、という場合です。fujinaさんの夢の中の病院やデパートは、建物の印象の類似性(白い壁、鉄筋コンクリートなど)があって相互互換的にあらわれたのかもしれませんね。その場合、上記(2)の外連合に該当するでしょう。しかしではなぜそのイメージが選ばれたのかということは、むしろ(1)の感情的連合に属することです。 普通、精神分析家は、連想ということを用いて夢を分析していきます。連想は、外連合にしろ感情連合にしろ、分析を受ける人が主体的にその連合をたどってゆく作業です。それをすることで、夢の内容を、現実の言葉に翻訳しようというのです。まぁ、でもプロの分析家が目の前にいて、できることなので、ひとりでは難しいとは思います。ただ自分を知る楽しみとしてやる分には、何も問題はないでしょう。ちょっとした推理ゲームみたいなものです。ただしあまりのめりこみすぎたり、辛い過去を思い出したりしてしまったら、ちょっときついことになるかもしれませんが…。そのときはひとりで抱え込まず、周囲の信頼できる人や、あまりに辛い場合はお医者さんやカウンセラーの人に相談してみてください。 * * * ここから下は、わたしの虚妄かも知れません(その可能性が大きいです)。話半分で読んでください。 ところでこの夢は、イメージの連合が他にもいっぱいありますね。まず、病院のトイレとトラック。そこにあるバラバラの看護婦と、マネキンの足。さらにそれが教室の死体へという場面では、看護婦とマネキン、それから教室とデパートと病院の間に連合を持っていることはどうも明らかのようです。整理してみましょう。まずトイレやトラックの荷台といった、「箱」の中にバラバラになった女性(看護婦)が詰め込まれているというイメージです。箱の中に人が詰め込まれているイメージから連想することはありませんか?わたしだったら、子宮をイメージします。ujinaさんは女性の方でしょうか?女性という仮定で推理を進めますが、だとすれば、箱に入っていく何者か、あるいはそこから流れる血というものもなんとなくわかりますよね(男であるわたしには残念ながら実感できません)。それに「悲鳴を上げる」という反応は、性的なものに対する生理的な嫌悪があるのかもしれません。性的なものとの最初の出会いの印象がここでくり返されている可能性はあります。それは思春期のころであるかも知れず、あるいはもっともっと以前かもしれません。そして成人した女性が詰め込まれているということは、fujinaさんご自身がかつて誰かの箱の中にいたことを示しています。これは子宮内の記憶といった神秘的なものではなくて、事後的に知ったことを、つまり自分はお母さんの子宮内にいたのだ、ということを知り、それを夢のなかで反復しているということでしょう。それにしてもそれがバラバラ死体というのは、ちょっと驚かれたと思います。しかし、これも、わたしなんかはわからないでもない。つまり、自分が母の胎の中にいたという事実は、かなりグロテスクなものだからです。この俺がどうやってあの細い母の胎の中にいたのだ!?という驚きが素直に表現されているのだと思います。トラックはなんでしょうかね?ちょっとわかりませんが、それによって病院のトイレから、学校の教室に運ばれたみたいです。出産なのかなあ…。他者の視線があるわけですから、多少なりとも社会的な場面が想定されていることは確かですよね。もしかしたら、fujinaさんは、社会的に新たなステージに歩み出そうとしているところじゃありませんか?学校を卒業するとか、就職するとか、結婚するとか、出産するとか。それが出産のイメージと、その不安とが絡み合って、このようなちょっとグロテスクな夢を見たのかもしれません。それにしても男子高校生はなんだろう…。結婚する相手?まさかね。 長文失礼しました。
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こんにちは、結構大変な悪夢を頻繁に見てるようで、きついですよね。こうした夢は今のご自身の置かれている状況となんらかのつながりがある場合が多いです。また普段の気持ちはどういう感じですか?強い憎しみや、怒り、恐れ、不安、抑圧を感じていますか?そういう気持ちがあって当然なのに気づいて対処できていない時、この夢のように自分の事ではないような視点で見たりすることがあります。もちろん夢には大変多様な可能性があって、ある種のサイキックのように全く自分自身とはほとんど関係のないメッセージを拾っている可能性などもあります。また何か気がついたことがあったら書き込みをしてください。
お礼
真摯なアドバイスありがとうございました。夢にうなされるようなことはないので大丈夫です。むしろすごすぎて自分で目覚めたときにミステリー小説でも読破したような気になるぐらいですから。ただ何らかのメッセージが含まれているのは確かでしょうね。最近もある警察署内で職員が次々と殺害されて犯人の捜索をする捜査員になって相方と動くんですが、いよいよ犯人追い詰めたトコで犯人は自殺しちゃうんですよね。(ちなみに犯人は署長の娘でした←意味不明)はあ、ある意味ほんと面白いな。まあ、気にしないってことで(笑)では、ありがとうございました★
お礼
大変参考になるお話ありがとうございました。お返事が遅れて大変すみません。ずいぶんと詳しく分析していただいて大変興味深く拝見させていただきました。夢ってホントに摩訶不思議です。話半分なコメントのほうがむしろドキッとさせられました。面白かったです。心配してくださるほど困ってはいないので、お気使いありがとうございました。(謝)