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顆粒球エラスターゼ阻害剤のエラスポール100について
顆粒球エラスターゼ阻害剤のエラスポール100について教えて頂きたく思います。こちらは猫には使えないものですか?猫が難治性の口内炎になり、いろいろ調べてた結果、顆粒球と大きく関わりがあることを知りました。どなかたご存知の方、よろしくお願い致します。
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はじめまして。 参考になれば、と思いいくつか書かせていただきます。 まず >顆粒球と大きく関わりがあることを知りました。 これに関してですが、“炎症反応”なので少なからず顆粒球の関与はありますが、猫の難治性口内炎の場合顆粒球ではなく、リンパ球や形質細胞の関与のほうが大きいはずです。 また、FelVやFIVといった猫レトロウイルスが関与しているものとそうでないものがあり、一般的にはレトロウイルスの関与がないものは原因不明とされています(細菌感染や免疫異常などが示唆されてはいますが、おそらく複数の要因があると思われます)。 顆粒球エラスターゼ阻害剤のエラスポールに関してですが、この薬の作用機序からすると、あまり効果は期待できないように思われます。 追伸:エラスポールに関して、現在動物での臨床例に関してご質問があれば、次回書かせていただきます。
お礼
お礼が遅れてすみませんでした。 ご回答頂いてとってもうれしいです^^ >リンパ球や形質細胞の関与のほうが大きいはずです。 そうなんですね、全くの素人考えでお恥ずかしいです。 大変勉強になりました。 形成細胞の方は、かなりチンプンカンプンですが また調べてみたいと思います。 うちの子はFelV、FIVは、どちらも陰性なのですが カリシウイルスの風邪から口内炎となったものなのです。 レトロウイルスとは又関係ないものでしょうか、、。 また自分でも調べなくてはいけませんね。 こちらのエラスポールは期待できないとのこと、残念ですが また道が開けるように頑張って色々と勉強して行きたいと思います。 この度は本当にありがとうございました!