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「思います」と「思っています」
「~しようと思っています」は前もって決断された事で、 「~しようと思います」は、その場で決断されたことでしょうか。 私は、「思っています」の方は前もって決めた事を強調しているかもしれませんが、「思います」の方は必ず時もその場で決められた事ではないと思うのですが。
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はじめまして。 ご質問1: <「思っています」の方は前もって決めた事を強調しているかもしれませんが> 1.強調しているのは、「前もって決めたこと」ではありません。 2.強調しているのは、決心を「継続して抱いている」という点です。 3.「思っています」を文法的に分解すると以下のようになります。 思っ:五段動詞「思う」の連用形「思い」の促音便形 て:接続助詞 います:五段動詞「いる」の丁寧語 4.この「いる」はここでは「思う」という動作の進行・継続を表す用法になります。 5.そこから「決心を継続して持ちつづけている」と言っているのです。 6.その論理から言えば、決心は前にされていたこと、と定義することはできます。しかし、前もって決断されたことを強調している、とはならないのです。 ご質問2: <「思います」の方は必ず時もその場で決められた事ではないと思うのですが。> 1.「思う」は動作を表す動詞ですので、その場で決める場合にも使えます。 2.「~しようと思う」は「~しよう」という断定を避けた婉曲用法としても使えます。 3.婉曲用法にも以下の使い分けがあります。 (1)確実でない時: 例: 「明日天気がよければ散歩しよう」 「明日天気がよければ散歩しようと思います」 上の方が、決心が確実な感があり、下の文は天気がよくても、もしかしたら散歩しない語感があります。 (2)聞き手へ配慮を考える時: 「~しよう」という意志や「~したい」とう願望は、主観的主張を表す表現なので、聞き手に強い語感を与えないために、主張の語感を和らげる効果があります。 例: 「明日一緒に食事しよう」 「明日一緒に食事しようと思いますが(いかがでしょう)」 上の方が、直接的な主張・勧誘なのに対し、下の方は主張・勧誘をオブラートに包んで丁寧な誘いになっています。 4.従ってご質問文の「~しようと思います」は、文脈によって (1)その場で決心する動作 (2)断定を避けたい (3)聞き手に対する配慮 といった状況が考えられます。 以上ご参考までに。
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僕は文法的なことは知りませんが、「思っています」の方は(今現在は)そう思っているが、(将来)はどうなるかわからない、という感じにも取れると思います。とにかく、「思います」に比べて、時制http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E6%99%82%E5%88%B6&dtype=0&dname=0na&stype=0&pagenum=1&index=09020908027800を意識させる表現です。そして、時制を受け手に意識させる表現にすることで、「将来はわからないが、現在は仮説的にそう思っている」とか、「思考の変遷の末、現在はそう思っている」とかの意味合いを伝えているのです。
- licht_goo
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確かに決断の時期にも関係すると思いますが、私の意見では、 「~しようと思っています」はまだ完全に決定していないんじゃないでしょうか? 「~しようと思っていますがどうでしょうか?」という感じで、相手に尋ねている様に聞こえます。 「~しようと思います」はそれがより決定に近づいていて、 最終的には「~します」となるのでは? なんか英語の3段活用みたいですけどそういう感じにも取れると思います。 あくまで独断なんで参考程度にお願いします。