私は元ピアノ調律師です。ヤマハのピアノアカデミーを受験しました。もう40年近く前で、名称もちがっていたと思います。結局不合格で、私立の音楽学校の調律科に行きました。
その時の入試では、一般常識、物理の基本原理のペーパーテストと、音叉の音を聞いて高低判断テストがありました。最後に自己診断アンケートに記入しました。
私が受験した頃はピアノブームでしたので、受験者も多かった記憶があります。
入りなおした私学の調律科は、ヤマハにくらべればプアな設備でしたが、ブリュートナーの共鳴弦付きグランドの修理などができるなど、それなりにエキサイティングでした。
受験でなにより大事なのは、ピアノに対する愛着の強さ。ピアノ技術をやりぬきたいという強い意志表明です。
アンケートで「単純作業の繰り返しは好きでない」に丸をつけたのが、私が不合格になった理由だと思っています。
私は、その後老舗の楽器店に勤務し、エレクトーン技術も身に付けました。調律技術もそこそのものになりましたが、家庭の事情で転職しました。
調律の仕事は「後に残らない」仕事です。家庭を廻って音楽教育のありかたを啓蒙できたのが一番の成果であったと思っています。得がたい経験になりました。あなたもがんばってやってみてください。
お礼
回答ありがとうございます♪調律師になるためにがんばります!