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「正一合」とは?
「正一合」と言われますが、グラスから溢れたお酒を枡で受けるような場合、グラスが一合、が正しいのでしょうか? それとも、枡も併せて一合が正しいのでしょうか。 できれば、そもそもの由来(どうして枡で受けるのか、どうしてこのような飲み方をするのか、等)も教えていただけると助かります。 どうぞよろしくお願いいたします。
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「正一合」の意味は「うちの店は正しく一合(180ml)出します」です。 枡でもグラスでも徳利でも瓶でも、それらは器の名前・表現です。 正一合の容量とは関係ないことです。 昨今の店では酒一本は8勺、ひどい店は7勺です。 このような酒飲みへの背信行為を非難して「正一合」を宣言しているのです。 器はお店側の主観でどんな器を使っているかだけの問題です。 グラスの下に枡や小皿を置く店もあります。 枡や小皿に溢れた分は「おまけ」の意味です。どんな器を組み合わせて使っても「正一合」とは関係ないです。 「正一合」と書いてある店で、溢れさせて合計「正一合」の店は・・・・・多分少ないでしょうね。 多分と書いたのは「正一合」と書いている店は一合の器を使っているのが店のこだわりや自信として宣言しているのでしょうから、そう期待しているのです。
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- k-f3
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大阪では「一合枡」の中に「180ccグラス=正一合」になみなみとお酒をついで出されることが多いです。 「一合枡」や「180ccグラス」に直接お酒をついで席まで運ぶとこぼれることがあるからです。 通常「180ccグラス」に少しあふれる程度にいれ、グラスのお酒をすべて飲んでから「一合枡」にあふれたお酒は枡の角から飲みます。 「一合枡」や「180ccグラス」に直接お酒をついで出される場合は正一合ではなく「180ccグラス」+「一合枡」で出された場合は「正一合+サービス精神」と考えるのが、俗に言う「呑み助」の心理をくすぐる大阪の飲み屋のサービス精神です。
お礼
ありがとうございます。 今回は、東京での話なのですが、本当は僕も「正一合+サービス精神」というほうがすっきりするかと思っています。 でも、「大阪では」ということは、逆に言えば「東京では」グラスと枡を合わせて一合(あるいは、それ以下)ということが一般的なんですね。 合わせて一合になるように、グラスと枡の組み合わせを試みているのですが、なかなかうまくいかず、そういうセットというのが売られているわけではないのですね。 そんなセットがあれば、分かりやすいような気がするのですが。
- Willyt
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特に首都圏の飲み屋の徳利は一合と言っても上げ底になっていて、七勺くらいしか入っていないのが普通なのは周知のとおりです。そんな中でうちの店の桝にはちゃんと一合入っていますよと言うときに『正一合』というのを使います。首都圏の飲み屋の徳利をひっくり返してごらんなさい。びっくりするほど底がへこんでいますよ。 酒豪の多い新潟ではだいたい正二合の徳利が普通だと思います。
お礼
ありがとうございます。 そうすると首都圏では、グラスと枡を合わせて一合、ということなんですね。 実は、そういうグラスと枡のセットも探しているんですが、そういう商品ってあまりないんですね。
お礼
ありがとうございます。 そうですね、おっしゃるとおりですね。非常にすっきりしました。