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日月血脈似の読み方
タイトル「日月血脈似」でありますが、これは「日月=A」「血脈=B」「似=C」に文法上分かれると思います→間違いかも知れませのでご指導願います。 1-AがBに似ているとなるのでしょうか? 2-BがAに似ているとなるのでしょか? 3-又、A及びBはどのような意味でしょうか?約500年前の古語であります。 Aは月であり太陽か?Bは人体に流れる血流と解釈しておりますが、間違いでしょうか?
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「A似B」= AがBに似ている なので「「血脉似日月」」は「血脈は日月に似ている」となりますね。 中国語サイトで検索かけてみたところ、 出典は中国明朝に書かれた軍事に関する書籍【武備志】の拳法八句ですね。(作者は茅元儀) サイトの紹介によれば、この拳法八句が後に沖縄に伝わり、空手道の心得となったようです。 最初の文も入れて考えると分かりやすいかと思います。 人心同天地 血脉似日月 直訳すれば、「人の心は天と地のよう、血脈は太陽と月のよう」 中国の詩ではよく前後の句で同じことを違う表現で表しています。 つまりここでは天地も日月も同じ意味で、宇宙を指しています。
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- Samantabha
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「血脉似日月」であれば、既に回答がありますが、 「血脉は、日月に似る」と読みます。 「血脉(脈)」は「けつみゃく」と読めば「血管のこと」あるいは「血の流れ」「血のつながり」といった意味になります。 また、多く仏教で用いられる読み方として「けちみゃく」というのがあり、こちらの読み方であれば、「祖先の血統が子々孫々に伝わっていくように、師匠から弟子へ法脈を受け継いでいくこと」となります。 拳法を習得する際の心構えが書かれた書物にあった言葉と言うことであれば、少林寺拳法など、禅宗のお寺が発祥だと聞きますし、「けちみゃく」の方の意味でしょう。 ただ、「日月」の意味がよく分かりません。普通に解釈すれば「太陽と月」「つきひ」や「日数」といった意味です。「脈々と技術を受け継いでいくことが、月日(つきひ)に似ている」では意味をなさないような気もします。 「似」は時に「ごとし」と読みます。意味は「似る」とあまり変わりませんが、「血脈は、月日のごとし」となれば、「血脈というものは、太陽や月の運行と同じようなもので、連綿と続く」といった意味になるのかもしれません。 このあたりは、もう少し詳しい方の登場を待ちたいと思います。 中途半端な回答ですみません。
お礼
有難うございます。 充分なご説明です。
その語順ですと「血脈は日月に似ている」です。(ひょっとしたら「似ている」とは別の用法があるかもしれませんが) 「血脈」「日月」の意味は、申し訳ありませんが、拳法や中国の古語に詳しくないので分かりかねます。お役に立てずすいません。
お礼
有難うございます。
これは何かの文章の一部だけを抜きとったものでしょうか? また、500年前の古語と言うことですが、それは中国の明の書物に書かれていると言うことなのでしょうか? なぜ、こんなことを聞くかといいますと、現代中国語の感覚から言うと、どうも文法がおかしいように感じるからです。(私自身の知識不足だったら申し訳ありませんが) 中国語は基本的にSVOの語順をとるので、「似」を動詞として使った場合、 A似B や B似A で「AはBに似ている」「BはAに似ている」とは言えても、 AB似 という語順で、両者を比べることは通常ありえないはずです。AとBの間に「和」(~と)などが入るのなら話は変わって来ると思いますが。 なので、出来たらこの文章の出典と、前後の文章も載せていただけないでしょうか、他の方もそのほうが分かりやすいと思いますので。
補足
大変失礼をしました。 「血脈似日月」が正しい文字列です。B似Aになります。 拳法八句の一文になります。拳法=格闘技。拳法を習得する心構えを要約したものであります。又、脈の字は正しくは「月へんに永」となっております。
お礼
そこまで調べてくれましたか、お調べの通りであります。 有難うございます。