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スクータのクラッチについて
スクータのクラッチって遠心クラッチを使用していますよね。この遠心クラッチを使用している機構のバイクってエンジンを停止して、惰性走行したり、人が押したりするとき、多板クラッチでニュートラルに入れたときのバイクに比べて抵抗がかかるとおもうんですけど、このときの抵抗ってどこに起因する抵抗なんですか? エンジンが停止している時って、遠心クラッチでエンジンとは機械的に動力を伝えることが出来ない状況なので、変速装置からの抵抗が加わっていると予想したのですが確証が得られないので、お答えお願いします。
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スクーターの動力伝達は、大雑把にいって。 エンジン ドライブ側プーリー ベルト ドリブン側プーリー 遠心クラッチ 最終減速(ファイナルギヤ) リアタイヤ となります つまり、遠心クラッチが切れている場合は タイヤ、ホイール。ファイナル、クラッチアウター しか回っていません。 にもかかわらずなぜ重く感じるか それは、 ファイナルギヤがヘリカルギヤである事。 ファイナルギヤがオイルで満たされておりそのシーリングの抵抗が強い リアのアクスルシャフト~ファイナル~アウタークラッチ間のベアリングの抵抗 が主な原因です。 スクーターはその低価格から高精度のベアリングは使われていません しかしある程度の強度は必要ですから、精度よりも強度と価格重視のベアリングであること。 簡単にガタがでてはいけませんからかなりの圧力で玉押しされています。 また、シーリングも万が一のオイル漏れがあってはいけませんが価格重視ということもあり、性能を落としてでもガッチリとシーリングされていてこれがあなたの思っている以上の抵抗となっています。 さらに、ファイナルギヤがあることも原因です。 リアタイヤを回すとアウタークラッチが連動して回ってゆくわけですが、ギヤ比にもよりますが、タイヤが一回転するとアウタークラッチ側が何回転かします。 つまり、より多くの力でアウタークラッチを回してあげなくてはなりません。 しかも、ヘリカルギヤですので面圧強度が増す分だけ、軽いトルクでは動き始めが重くなります。 この抵抗が一番大きいと思われます。 スクーターの後輪を浮かせた状態で手で回してみてください。 けっこう重めに感じるでしょう。 MT車のように「するっ」という感じではなく、いかにもベアリング内のグリス抵抗や玉押しがキツイと思われる「ぐにゅぅ」という感じで回り始めます。 あと、けっこう見落としがちでありがちなのが、単にブレーキが引きずりを起こしているだけだったりする。
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- buu1031
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回答ありがとうございました、 なるほどなるほど!! もうすこしかんがえると・・・ エンジンからの動力が伝わらなくともタイヤと減速ギアは動きます クラッチの先にあるドライブシャフトまでですね たとえ50ccといえどエンジンのパワーは人間より遥かにあり、 それをタイヤに伝え駆動力とするのにATのスクーターとはいえ 結構複雑な連動が必要になりますね。 前の回答者さんの動画にあるプーリーの動きがそうでしょう、 それと最終段階にある減速ギア、 これが動きを重くしている原因でしょう。 自転車などではタイヤは手でまわしても空転を続けます、 しかしスクーターの場合減速ギアもタイヤと一緒に回ってしまいますからこれは明らかな抵抗になりますね、それがDT-50とは大きな違いだと思います、スクーターではすぐに止まってしまいますね。 それと押して歩く場合、 DT-50にしろ自転車にしろタイヤは細く軽いです、 スクーターのタイヤはかなり重たいです、先の回答にも有りますが径も小さいし。 電車に例えると解りやすいかもしれません、 接地面積が少なければ少ないほど転がり抵抗は少なくなり 軽く感じられる様になります。 省燃費車両競技をやられているとのことですが、その競技に使う車両のタイヤを見てみれば一目瞭然でしょう、 恐らくアルミかクロモリなどの軽量金属を使って入るはずです、ベアリングも相当精密のはずです、 でないとよほどでかいフライホイールやはずみ車を使わなければ 惰性走行は出来ません。 遠心クラッチの分解もやられているのならその先の減速ギアも外してみて、タイヤを回してみてはどうでしょうか。 多分それで答えは見つかるのでは?。
お礼
解答ありがとうございました。 タイヤの転がり抵抗による抵抗も大きそうですね。 今度、省燃費車両並の気圧まで空気圧高めて試してみます。
- yasubee337
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うーん、ちょっとボケた回答をしてしまいましたね。たしかにエンジン停止時には遠心クラッチが切れているのでベルトや何やの影響が無いはずですよね…。 スクーターの駆動系は エンジン→フロントプーリー→ベルト→リアプーリー→遠心クラッチ→減速ギア→タイヤ です。 ということは、エンジンが動いていない限り変速機構は動作しないと考えて良いと思います。変速はフロントプーリーがエンジン回転の上昇によるウエイトローラーの移動によって起こるためですし、それによってベルトが動作して初めて遠心クラッチがつながるのですから。 謎です。 が、私もスクーターの方が押し歩きが重い(原付でも)と思います。 ちなみにPCからならここを見てください。面白いですよ。 >http://www.youtube.com/watch?v=iXHlmzZQlIs
お礼
解答ありがとうございます。 >私もスクーターの方が押し歩きが重い(原付でも)と思います。 ですよね!私もそう思って質問したのですが、多くの方々は余り変わらないという意見だったので(感覚的な問題なので他の回答者の意見を否定しているわけではありません)。 あと、youtube観ました!面白いですね。 やはりこれを観てもエンジン停止時の惰性走行の時には、プーリーなどの変速装置には動力が伝わっていませんね。
- hid_hid_hid
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どうも謎な回答が目立つのですが・・・ 構造上、スクーターの遠心クラッチ部分は、エンジンがかかっていないときや アイドリングのときは一切抵抗はかかりません。(整備不良を除く) ここで、発生している抵抗を考えると、スクーターは12インチなどの小径ホイールです。 通常のMT車は17インチ程度でしょうか。 小径のほうが転がり抵抗は増すと思います。(道路が平坦ではないから) MT車はニュートラル時はほとんどオイルをかき回しませんので、オイルの抵抗はほとんど感じません。 しかし、チェーンオイルによってはかなり抵抗がかかります。 スクーターは、車軸から減速ギヤを介してクラッチドラムにつながっています。 しかし、それだけですよね。 減速ギヤのケースに入っているギヤオイルくらいしか抵抗になるものはありません。 (小径ホイールで、そこでの減速比が大きいのでその抵抗がかなりあるのかもしれません。 車軸を回すと、かなり速くクラッチドラムが回りますので、そこからも感じ取ることができます) 私が車両を押す感覚としては、車重が近ければどちらもほとんど変わらないような気がします。 ただしスクーターのほうが車体形状的に押し歩きしにくいので、重く感じるのかもしれません。
お礼
解答ありがとうございました。 やはり、疑わしいのは転がり抵抗ですか。 たしかに、 >スクーターは、車軸から減速ギヤを介してクラッチドラムにつながっています。しかし、それだけですよね。 減速ギヤのケースに入っているギヤオイルくらいしか抵抗になるものはありません。 のとおり、大きな抵抗になるものは余りなさそうですね。
- Lupinus2
- ベストアンサー率26% (1802/6710)
スクーターでもエンジンブレーキはかかります。 自己倍力現象によるクラッチの噛み込みが起きているためです。 (スクーターの遠心クラッチカブとは違い、ドラムブレーキと同様の構造です) なのでスクーター走行中アクセルオフでの惰性走行とニュートラルでの惰性走行(もしくはスクーターでエンジンをかけない状態での坂道下り走行)はイコールではありません。 スクーターで走行中エンジンを切ると、停止直前にクラッチが切れることがわかります。 また転がり抵抗は非常に大きく、慣れると押して歩くだけで空気圧がプラスマイナス0.3キロの誤差で判るくらいです。 ↑全盛期の私 押して歩くときは、バイクのハンドル高さも体感的な重さに大きく関わります。 ハンドルが広いバイクは軽く、狭ければ重く感じますが、ビックオフローダーくらい高く広くなると逆に重く感じたりします。 どーしてもDT50ニュートラルで押す場合とジョルノエンジン停止で押す場合にジョルノの方が重いというのなら、補助輪付けて直立状態になるようにしてバネばかり付けて引っ張ってください。
お礼
解答ありがとうございます。 >スクーターで走行中エンジンを切ると、停止直前にクラッチが切れることがわかります。 そうなんですか!走行中にエンジン切ったこのないので、しりませんでした。今度、安全な場所でやってみます。
- buu1031
- ベストアンサー率36% (108/298)
>惰性走行したり、人が押したりするとき~ >抵抗がかかるとおもうんですけど・・・・・ 何でそんなこと思うんでしょう?? 単純に駆動力が伝わっていないバイクを押すと車重で重たいだけ、 バイクも重たけりゃ、タイヤも重たい。 エンジン君がかかっているときは、その抵抗(重量)とやらを感じさせないだけエンジン君が頑張っています。 ほかに要因があるとしたら、ブレーキが噛んでいる、ホイールベアリングのへたり、貴方の体力不足。 いちど遠心クラッチを分解してみてください。
お礼
解答ありがとうございます。 はじめになぜそんな事を考えたかと言うと、私は、学校で省燃費車両競技をやっています(その関係上、カブエンジンを扱っているため遠心クラッチは何回も分解しましたし、自分なりに機構も理解していると思います)。この競技は、1リットルのガソリンでどれだけの距離を走る事が出来るかを競う競技です。参考までに世界記録は4000km/lオーバーです。なぜ、このような記録が出せるのかというと走行時間のほとんどが惰性走行だからです。 そこで、日常乗っているバイクの惰性走行の性能に目が向いてしまいました。(単純に知識の探求です。) 本題に移りますが、今回、比較しているのは単純に単一のバイクで駆動力が伝わっている時と駆動力が伝わってない時を比べているのではなく、具体的にはスクーターとミッションバイクのニュートラル時を比較しています。詳細はNo1,No2の解答に記載しました。質問が詳細に書かれていませんでしたすみません。 たしかに、buu1031さんのおっしゃる通り新品のスクーターではないので、ベアリングのへたりや私の体力不足などが考えられます(DT50もジョルノもドラムブレーキであり、また整備をしているため噛んでいることはないと思います)。しかし、この抵抗には機構的な何かが作用しているのではないかなと一人で考えていましたが、答えが出ないのでこちらに質問させてもらったしだいです。
- yasubee337
- ベストアンサー率37% (785/2072)
プーリーとベルトの駆動抵抗ではないのでしょうか?
お礼
解答ありがとうございます。 解答について質問したいのですが、スクーターが惰性走行時プーリーとベルトは駆動しているのですか? タイヤ→遠心クラッチ→変速装置(惰性走行時)と認識していたので、見落としていたのかもしれません。ということは遠心クラッチはエンジン側に付いているのですか?知識不足で申し訳ありません。 ご迷惑でなければ再度解答をおねがいします。
- ddhocc
- ベストアンサー率32% (64/198)
凄い質問です。私もプロです。25年以上のキャリアです。 いったい何のバイクなんですか? なんなりと 質問にお答えできますが。
お礼
25年以上ですか!それは頼もしいです。 私の質問が詳しくなくてすみませんでした。 質問の詳細はNo.1,No.2のお礼に記載しました。 よろしくお願いします。
- Lupinus2
- ベストアンサー率26% (1802/6710)
単に小径ホイールの転がり抵抗じゃないですかね。 クラッチ機構は関係ないですよ。
お礼
解答ありがとうございます。 転がり抵抗ですか、たしかにタイヤの変形による転がり抵抗の影響は十分考えられますね。 以前、私はDT50という50ccのミッションの原付に乗っていました。DTは私が手に入れたときから古く2年のって廃車にしました。最近、通学のため、2stモデルのジョルノというスクータを手に入れて気づいたのですが、DT50(ニートラル時)に比べてジョルノ(スクータのためアクセルオフ時)で走っているとき、明らかに抵抗が大きいことと、エンジンを掛けていない時、手で押す際にも同様のに感じました。 転がり抵抗だけでは、納得できません。 生意気言って申し訳ありません。
- bonchi
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オイルだと思います。 クラッチ板はオイルに包まれていて、オイルの抵抗で動力を伝えていると聞きました。 なのでエンジン停止状態で動かしても抵抗はオイルだけなので重すぎることもありません。
お礼
解答ありがとうございます。 bonchiさんの解答なさってくれたのは湿式のようですね。 私がお教えいただきたかったことは、スクーターのクラッチで遠心クラッチの乾式のものです。 私の質問が詳しくなくてすみませんでした。 もし、分かるようでしたら、お手数ですがこの若輩者にお教えください。
お礼
解答ありがとうございました。 ファイナルギアの機構による抵抗が大きそうですね。 ヘリカルギアですか、平歯車よりも抵抗になりそうですね(機械機構の授業ではすば歯車の説明してたような・・・勉強不足です勉強します、すみません)。 なんか、問題が解決してすごいスッキリしました。 ありがとうございます。