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初めてのクラッチ付きスーパーチャージャー

 自動車用スーパーチャージャー付きエンジンは、高回転数域では、出力損失増大を避けるために、電磁クラッチ等でスーパーチャージャーの駆動を停止する機構を備えているものが多いですが、このスーパーチャージャーの駆動をクラッチでON⇔OFFさせる機構を備えたエンジンを、日本国内メーカー製で初めて搭載した市販車が販売されたのは、西暦何年頃の話なのでしょうか?

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  • xiansui
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回答No.1

おそらく、1983年にモデルチェンジした、トヨタ自動車の「7代目クラウン」が、1985年9月に国産車として初めてスーパーチャージャーモデルを追加した時だと思われます。 (機会損失の低減の目的の為に、最初から電磁クラッチは組み込まれていたはずです。) エンジン形式は「1G-GZ」、ユニットは「SC14型」と呼ばれるトヨタ内製品でした。 (メカニズム的には、ルーツ・タイプの容積型コンプレッサーなので、ローターがエアをくわえ込んで、圧縮しないまま送り込む事を意味します。) 最高出力をグロス値に置き換えると、「1G-G」が160馬力だったのが、188馬力になっているので、17.5%位の過給効果があった様です。 ちなみに、「初代MR2」にスーパーチャージャーが追加されたのが、マイナーチェンジされた1986年で、エンジン形式は「4A-GZ」、ユニットは「SC12型」でした。 (エンジン形式にZが付加されるのが見分けるポイントです。) 元々、低速域のトルク不足が指摘されていたモノの、熱害や取り回しの面でターボか出来ない為に選択されたという経緯があります。

kagakusuki
質問者

お礼

 御回答頂き感謝致します。  詳細な情報、有り難う御座いました。

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