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カウンセラー・・アートセラピストについて
カウンセラーというよりも臨床心理士と受取っていただきたいのですが、 某大学教育学部での実習を通して、カウンセリング可能な教員になりたい と考えていました…が、教員とカウンセラーは学校内ではほぼ正反対の 位置に存在し、両者のスレ違いが耐えないのが現実だ…と聞きました。 全く異なる進路に悩んだあげく、多くの人を知るためにも企業へ就職しました。 結婚退職が通っている会社なのでその後行動しようと考えています。 インターネットなどで色々調べるにつれて(Art Therapist's Homepageなど) 専門が美術系でしたので、教員+臨床心理士+芸術家の資質が必要とされる アートカウンセラーを目指そうと考えているところですが、日本ではあま り知られていないらしく、教員という立場でもって仕事をするのがベターなのか と思うようになりました。 しかし、わたしのような考えを持つ人も多くいらっしゃるようなので、 日本でアートセラピストに関する、または必要な資質、資格、団体など ありましたら、教えてください。
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こんにちは。あなたの文章を読んで、昔の私を思い出しました。私もあなたと同じように芸術(私の場合は音楽)専攻で、続けていくには教師が一番だと思い、音楽教室の講師をしていました。 しかし、高校時代から音楽で人を励ましたり、元気にしたりできるような仕事はないかと常々悩んでいました。 その後いろいろあり、私なりに追求していった結果、私の中での最大のテーマは人間そのものだと解かり、会社を辞めてフリーターをしながら施設などでのボランティアをしてきました。 当時(今から5年前)、音楽療法士という資格ができ、ボランティア仲間に目指している人がいたため、私も資格を取得しようと市外へのセッションにも通ったりしました。 しかし、現場経験が増えるほど自分の勉強不足さが身に染みました。音楽的なことだけではなく、医学、福祉、教育などさまざまな分野のことが理解できていないと、患者さんが不幸になってしまいます。そりゃあ、当たり前ですよね。健常者に技術を教える訳ではないのですから。 そのとき、ある施設で出会ったのが作業療法士という職種の人でした。そんな職種があることさえ知らなかった私は、調べに調べまくり、これこそが私の探していた仕事だあ~!!と思いました。 患者さんとのコミュニケーションの手段として、音楽(音楽療法)はもちろん園芸(園芸療法)、動物(アニマルセラピー)、ダンス(ダンスセラピー)などありとあらゆるものが患者さんに応じて使えるのです。もちろん美術だってありますよ。 最大の魅力は、コミュニケーション手段が音楽以外にもあり、私にとっては画期的でした。患者さんにアプローチをするとき、音楽だけに固執すると視野も狭まるけど、作業療法なら、私の場合は音楽をベースにし、いろんな方法で患者さんと関わっていけます。作業療法の手法や定義などは探したら多くヒットすると思いますので参考にしてみて下さい。 そんな訳で私は27歳ですが、昨年大学受験をし、現在某国立大学医学部保健学科作業療法学専攻で1年生やってます。音楽の授業はないですが、今は解剖学、生理学、生化学、リハビリテーション学、薬理学、病理学、福祉論、療育など多くの科目の基礎を勉強しています。覚えることがたくさんあり、鈍った記憶力と戦っていますが、目的がはっきりしているためとても楽しいです。私の大学の先生は、小さいころから絵を習っていて、美大を受験しようと思っていたという方なので、共感できる部分はたくさんあります。 検索されたら分かると思いますが、受験資格を取得できる学校は国立大学だけでなく、私立大学、短期大学部(3年制)、専門学校(3年制、4年制)があります。同級生には私より年上の人も多く、障害児教育にいた人、臨床心理士の資格がある人などさまざまです。 長々と書いてしまって参考にならなかったかもしれませんが、もしあなたが、アートというベースをもって本格的にやっていきたいならぜひ作業療法士をお勧めします!! いろんな引き出しがあり、視野が広く、人間性豊かな人が作業療法士となってくれることを患者さんは希望しています。あなたのような素質のある人が作業療法士になってくれることを、多くの患者さんが待っていると思うし、なってくれたら私も嬉しいです。読みにくい文章をだらだら書いてしまってごめんなさい。ご健闘をお祈りします。
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- capricorn
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ドモ、カプリコーンです。 アートセラピストについてはご自身がお調べになれる範囲以上の物はもしかしたらないと思います。 必要な資質、資格、団体。 団体に所属したいのなら、取りあえず、芸術系でも何でもその団体に入られたら? でも、ちがうのなら自分で作るのが手っ取り早いですよ。 セラピスト、カウンセラーって個人個人やり方が違うんで、 アートセラピーも技法のひとつとして捕らえたら、どのカウンセラーの団体でも入っていいと思います。 入ってから、この技法を使っている人いないですかっていったほうが早いと思う。 バウムテストなんかじゃなくて、絵を描いていくうちに、人の心が癒される、 というのがそもそものアートセラピーだと私は解釈するので だから絵の指導が出来る人がアートセラピーをやってらっしゃるんじゃないかと思います。 取りあえず、これから少子高齢化に向かっていく中、教員は採用が難しいですよ。 臨床心理士は大学院の修士課程出てないとなれませんよ。 芸術家とカウンセラーは誰でもなれますけどね。 資質は傾聴姿勢の優れている人、指示する人より提案できる人、資格はカウンセラーに関していえばないと思います。 私も将来的にカウンセラーをするなら、マンガを描くのが好きだったこともあったので、 そういうのを取り入れても面白いかなあと漠然と考えておりますが。
お礼
こんにちは マンガの題材として、カウンセラーを用いるというのも、おもしろいかもしれませんね。教員採用は難しいといわれますが…いろいろあったりもするんだろうとも思いますよ。とても参考になりました。ありがとうございます。
お礼
こんにちは >長々と書いてしまって参考にならなかったかもしれませんが、もしあなたが、アートというベースをもって本格的にやっていきたいならぜひ作業療法士をお勧めします!! いえいえ。とても参考になりました。友人が作業療法士してますが、あなたとは全然違う考え方(給料が安定しているから)だったので、あまり良いイメージを持っていませんでした。友人があなたのような人だったら…わたしは大いに影響を受けていたに違いないと思います。前向きに行動する勇気が沸いてきました。ありがとうございました。