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快復と回復の使い分け
快復と回復の使い分けについて教えてください。 広辞苑には、回復=一度失ったものをとりもどすこと。もとのとおりになること。「健康が-する」 快復=病気のなおること。 とあります。 「じんましんが出て、点滴を受けて、カイフクまでに3日間を要した」などと書きたいときは、どちらのカイフクが適当でしょうか。 教えてください。
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どちらも使えると思います。病気の重さ、期間などから使う人の気持ちが伝わり易い漢字を使っていいのではと思います。例文のようなケースであれば単純に直るまで、で十分だと思いますが。 病気がなおることを表す言葉:回復、快気、快復、全治、全快、完治、根治、本復、など。 根治、完治、全治などはじんましんで3日の場合は大げさでしょう。なお回復、本復は病気以外のときでも使えます。いずれにしても、書き言葉を無理に使う必要はないと思います。
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前おふた方のご回答で大体出尽くしていますが、補足すると、 「病気が快復に向かっている」 という時には通常「快復」が使われます。「快」はこころよくと読むように、すごく良くなった気持ちを表したい時に使われます。 逆説的に言うと、その病気が大変だったという印象を与えたいときにも使われれますね。 あとは、気持ちの問題でしょう。この辺が日本語(漢字)の優れた点のひとつですね。同じ読み方でも、文章では多彩に気持ちを表現できるすばらしい言語です。
「回復」とは辞書に載っているとおり「もとのとおりになること」であらゆる物に使えます。ですから、機械でも人間でも「もとのとおりになった」ら「回復した」と言えます。 「快復」は病気などが治ってもとに戻ることで、これは人間や動物など生き物にしか使えません。 以上のことから、「じんましんが出て、云々」というときは両方使えますが、「快復」の方が病気が治って健康を取り戻したというイメージが強く表せるでしょう。
- arai163
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快復でしょう。 人は機械ではないのですから、回復は使わないですね。
お礼
みなさん ありがとうございました。 日本語は難しいけど、そこがまた面白いところでもありますよね。