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補語に副詞節はok?
- 「補語に副詞節はok?」という質問について考えます。
- 質問の文では、'because'が名詞節を導くのではなく、一般的に使われる副詞節の'because'と思われます。
- 副詞節を導く接続詞は自由に補語にできる場合もありますが、補語に来るときはbe動詞でなくてはいけないとは限りません。
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be の後に続くからといってそれが果たして補語なのかということを考える必要があります。 It's because the star of the show is a barking pig この文はどういう文脈で現れたのか考察しなければなりません。 ・「(それは)ショーの花形が barking pig だからだ」 このような意味であれば why かそれに類する疑問に対して発せられたものと考えられます。これなら why に呼応しています。 詳しく見れば it は疑問文の内容を受けて「(それは)」 because も本来の by the cause that の意味をそのまま持ち「~という理由により」、構造として 「それは~という理由によるものである」 起源的に by という前置詞を持つことからも副詞節ですが補語であると言えなくもありません。もっとも品詞や文の成分の判定が難しくそれに伴って文型が判断しにくいことは(特に日本で行われる)英文法の弱点でもあります。いろいろ分析をしすぎるのでかえって袋小路に入り込むことがあります。他国語ではよほど専門的な議論をするとき以外は結構おおらかです。 the reason と呼応する場合はたとえば The reason I wrote to you was because I could not come to see you. これも同じように考えられます。質問に答える代わりに自分で the reason と言っているのです。 ・The party is till the day breaks. これはあまり見ませんが、時を表す接続詞 when を使った A dawn is when the day breaks.「夜明けとは夜が明けるときである」 これは the time when が省略されたものと見ることができ when が the time の役割を背負い名詞節を導くと言えます。さて「The party is till the day breaks.」ですが「パーティーは夜が明けるまでだ」という意味で捕らえようとするなら is は補語を取る動詞ではなくそれだけで用が足りる文法で言う「完全自動詞『ある・行われる』」と考えられ、それであれば till はあくまで副詞節を導き 「パーティーは夜が明けるまで存在する/行われる」 をもっと簡単な日本語にしたものです。よくある it was not until も It was not until the day broke that the party ended. 「夜が明けるまでパーティーは終わらなかった/夜が明けてやっとパーティーが終わった」 it は that 以下を指し「that 以下のことは…までなかった/ that 以下の事象は…まで起きなかった」のように until 節は副詞節と考えられます。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 becauseの文については補語として、それ以外の接続詞(ここではtill,untill)は副詞節で、補語ではない、というように理解しておこうと思います。 ありがとうございました。